JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
[操作ログ一覧]ウィンドウでは,JP1/NETM/DMで取得した抑止履歴および操作履歴を検索したり,特定の情報だけを表示して確認したりできます。また,JP1/NETM/DMと同じシステム内で,JP1/秘文 LogManagerでユーザ操作ログを取得している場合,JP1/NETM/DMで取得した抑止履歴および操作履歴とあわせて確認できます。これらの,[操作ログ一覧]ウィンドウで管理できる情報を操作ログと呼びます。[操作ログ一覧]ウィンドウを使用することで,システム全体の操作ログを統合的に管理できます。
[操作ログ一覧]ウィンドウは,JP1/NETM/DM Managerのコンポーネント「Asset Information Manager Limited」および「リモートインストールマネージャ」がインストールされている場合,またはバージョン08-00以降のJP1/NETM/Asset Information Managerと連携する場合に起動できます。
[操作ログ一覧]ウィンドウで操作ログを管理する概念を次の図に示します。
図2-30 [操作ログ一覧]ウィンドウでの操作ログの管理
[操作ログ一覧]ウィンドウは,リモートインストールマネージャから起動します。[操作ログ一覧]ウィンドウを次に示します。
図2-31 [操作ログ一覧]ウィンドウ
[操作ログ一覧]ウィンドウの操作方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「6.6 [操作ログ一覧]ウィンドウを操作する」を参照してください。
[操作ログ一覧]ウィンドウでは,次の二つの機能を利用できます。
それぞれについて説明します。
[操作ログ一覧]ウィンドウでは,次の検索機能を使用できます。
また,JP1/NETM/DMが提供する検索パターンを選択して,操作ログの検索条件を一括して設定することもできます。
上記の検索機能を使用して,[操作ログ一覧]ウィンドウから次に示す操作ログを管理できます。
[操作ログ一覧]ウィンドウで,操作ログに表示されているファイル名をクリックすると,[ファイル操作トレース]ウィンドウが起動します。
[ファイル操作トレース]ウィンドウでは,操作ログを基に,選択したファイルに対するユーザの操作を追跡できます。ファイルを選択した操作ログよりも日時が新しい操作ログが存在する場合,ファイルに対するその後の操作を追跡することもできます。
操作ログから参照禁止のファイルが別の場所にコピーされていることを発見した場合に,過去にコピーしたユーザやファイルがコピーされた経路を調査するなど,不正操作の原因を特定できます。
[ファイル操作トレース]ウィンドウを次に示します。
図2-32 [ファイル操作トレース]ウィンドウ
[ファイル操作トレース]ウィンドウの操作方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「6.6.4 操作ログの追跡調査」を参照してください。
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