JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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2.5.12 スタンドアロンPCの稼働状況の監視

稼働情報は,ネットワーク内のクライアントからだけではなく,ネットワーク外のクライアント(オフラインマシン)からも取得できます。オフラインマシンからは,FD,CD-R,MOなどの媒体やメールを使用して稼働情報を取得します。

オフラインマシンから稼働情報を取得するには,JP1/NETM/DMシステムが次の条件を満たしている必要があります。

配布管理システム
  • Windows版JP1/NETM/DM Manager 08-52以降(リレーショナルデータベース版)がインストールされている。
  • 上記のJP1/NETM/DM Managerと同じPCでリモートインストールマネージャを使用している。
オフラインマシン
Windows版JP1/NETM/DM Client 08-52以降がインストールされている。

オフラインマシンから稼働情報を取得する概念を次の図に示します。

図2-28 オフラインマシンからの稼働情報の取得

[図データ]

  1. 稼働監視ポリシーを適用する媒体を作成する。
    稼働監視ポリシーを適用するための媒体を作成します。作成した媒体から,オフラインマシンに稼働監視ポリシーを適用します。
  2. 稼働情報を取得する媒体を作成する。
    稼働情報を取得するための媒体を作成します。
  3. オフラインマシンから稼働情報を取得する。
    オフラインマシンの稼働情報を媒体に取得します。
  4. 配布管理システムで稼働情報を入力する。
    配布管理システムで,オフラインマシンの稼働情報を媒体から入力します。

なお,オフラインマシンからは,稼働情報だけでなくインベントリ情報も取得できます。それぞれの情報は,同じ方法で取得します。

オフラインマシンからインベントリ情報と稼働情報を取得する方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「7.7.2 オフラインマシンからのインベントリ情報と稼働情報の取得」を参照してください。