uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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3.5.6 「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合

この項では,「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合のDBアクセス時の処理,および定義例を説明します。

<この項の構成>
(1) DBアクセス時の処理
(2) 定義例

(1) DBアクセス時の処理

「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の,DBアクセス時の処理を次に示します。

図3-16 「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の処理

[図データ]

帳票の複数行の項目データ(ここでは「家族の氏名」)で,データベースにレコード(ここでは「日立花子」,「日立一郎」,「日立二美」,および「日立三郎」のレコード)を追加します。

(2) 定義例

「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の定義例を説明します。

例の概要
ここでは,申請者の家族の氏名を更新する例を説明します。
3.5.3 「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合」の家族の氏名を参照する例で使用した「TESTFAMILYTABLEテーブル」(家族情報テーブル)を使用します。
なお,帳票モジュールIDは"TestModule2"とします。
定義例
定義例を次に示します。

表3-9 「DB入出力属性」に"出力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の定義例

設定項目 設定内容 説明
テーブル名 TESTFAMILYTABLE 家族情報テーブル。
SQL検索条件 CDUSER = '<#=BLC_UserID#>' SQL文WHERE条件。
申請作業をしている自分をキーとします。
SQLオプション 指定しません。
レコード数項目 famtotal.TestModule2 明細領域の行数保持項目変数名"famtotal"。
カラム定義 カラム名 項目変数名 明細領域の項目変数名"last","first","rel"。
項目変数名の値がカラムに格納されます。
CDUSER BLC_UserID
NOINDEX _Count
NMLAST last.TestModule2
NMFIRST first.TestModule2
NORELATION rel.TestModule2
(凡例)
−:該当しません。

各設定項目の詳細は,「付録A.16 [DBアクセス定義の編集]ダイアログ」を参照してください。

また,設定項目の組み合わせや,特記事項,設定時に指定できる予約語などの詳細は,「3.5.9 DBアクセス定義の定義方法の詳細」を参照してください。