uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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3.5.9 DBアクセス定義の定義方法の詳細

DBアクセス定義は,[接続テーブル定義]タブの設定項目「DB入出力属性」および「DB操作種別」の組み合わせによって,そのほかの設定項目の組み合わせが変わります。

この項では,DBアクセス定義の設定項目の仕様,特記事項,および予約語について説明します。

<この項の構成>
(1) 設定項目の仕様
(2) 特記事項
(3) 予約語

(1) 設定項目の仕様

「DB入出力属性」と「DB操作種別」の組み合わせ,およびその組み合わせに応じたそのほかの設定項目の組み合わせを説明します。

(a) 「DB入出力属性」と「DB操作種別」の組み合わせ

「DB入出力属性」と「DB操作種別」の組み合わせ可否を次に示します。

表3-15 「DB入出力属性」と「DB操作種別」の組み合わせ可否

項番 DB入出力属性 DB操作種別 組み合わせ可否
1 入力 単項目 選択可
2 入力 リスト項目 選択可
3 入力 候補値取得用 選択可
4 入力 レコード削除用 選択不可
5 出力 単項目 選択可
6 出力 リスト項目 選択可
7 出力 候補値取得用 選択不可
8 出力 レコード削除 選択可
注※
DB入出力属性の切り替え操作時に,DB操作種別の自動変更はしません。帳票ファイル生成時にチェックします。

(b) 設定項目の組み合わせ指定可否

「DB入出力属性」および「DB操作種別」の組み合わせに応じた,設定項目の組み合わせの指定可否を次に示します。

表3-16 設定項目の組み合わせ指定可否

項番 DB入出力属性 DB操作種別 指定可否
SQL検索条件 SQLオプション レコード数項目 0件エラー 追加取得 カラム定義
1 入力 単項目 不可 必須
2 入力 リスト項目 必須
3 入力 候補値取得用 必須 必須
4 出力 単項目 不可 不可 不可 必須
5 出力 リスト項目 必須 不可 不可 必須
6 出力 リスト項目 必須 必須 必須 不可 不可 必須
_Count要
7 出力 リスト項目 必須 必須 必須 不可 不可 必須
_NewIndex要
8 出力 リスト項目 必須 必須 不可 不可 必須
_UpdateKey要
9 出力 レコード削除 不可 不可 不可 不可
(凡例)
可:定義内容は有効です。
不可:定義内容は無効です。
必須:定義は必須で,省略できません。
注※
ラベルは"候補値取得用の項目変数名"になります。

(2) 特記事項

(3) 予約語

[SQL検索条件指定]タブの項目「SQL用検索条件項目」および「SQL用条件オプション」,[カラム項目定義]タブの[カラム項目定義一覧]領域の「項目変数名」で指定できる予約語を次に示します。

なお,実行時にこの予約語に対応する値は,BLCValDicクラスのキー値として存在します。

BLCValDicクラスの詳細については,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー APIリファレンス」の「BLCValDicクラス」を参照してください。

表3-18 [SQL検索条件指定]タブおよび[カラム項目定義]タブで指定できる予約語

項番 予約語 名称 備考
1 _NowYear 現在年
2 _NowMonth 現在月
3 _NowDay 現在日
4 _NowHour 現在時 24時間制
5 _NowMinute 現在分
6 _NowSecond 現在秒
7 _Now 現在日時 yyyymmddhhmmss形式文字列
8 _NowDate 現在日付 yyyy-mm-dd
9 _NowTime 現在時刻 hh:mm:ss
10 BLC_BpName ビジネスプロセス名
11 BLC_UserID ユーザID
12 BLC_AuthUserID 認証時ユーザID
13 BLC_ApplyUID 申請時ユーザID
14 BLC_NodeName 作業名情報 業務ステップ定義名+"−"+作業定義名
15 BLC_NodeInstName 完全作業名
16 BLC_AcceptMode ボタン名
17 BLC_FormID 帳票ID
18 BLC_PIName 案件名
(凡例)
−:該当しません。