uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

3.5.10 SQL文の組み立て

帳票実行時のDBアクセスでは,定義内容から,次に示すSQL文を組み立てて発行します。

<この項の構成>
(1) SQL文の書式
(2) SQL文の各項目

(1) SQL文の書式

●検索文
項目値の入力および項目出力で,更新レコード検索時に発行します。
[図データ]
●行追加文
項目値出力で,行追加時に発行します。
[図データ]
●行更新文
項目値出力で,行更新時に発行します。
[図データ]
●行削除文
レコード削除時に発行します。
[図データ]

(2) SQL文の各項目

●DISTINCT
候補値取得用の場合だけ,必ず付加します。
●カラム名[,カラム名]...
[カラム項目定義]タブで有効と定義されたカラム名を,指定順に付加します。
●FOR UPDATE
項目出力で,項目更新レコード探索時に付加します。
●値[,値]...
[カラム項目定義]タブで有効と定義された項目変数名の項目値を,指定順に付加します。
●カラム名=値[,カラム名=値]...
[カラム項目定義]タブで有効と定義されたカラム名および項目変数名の項目値を,指定順に付加します。
●[AND リスト項目出力制御カラム=値]
行番号制御でリスト項目を出力する定義で,_Countを指定したカラム名と割り当てた行番号を付加します。カラムデータ制御方式でリスト項目を出力する定義でも,_UpdateKeyを指定したカラム名と,そのカラム名を指定した項目変数名の項目値を付加します。

テーブル名,カラム名,SQL条件,およびSQL用条件オプションの入力規則については「付録A.16 [DBアクセス定義の編集]ダイアログ」および「付録A.17 [カラム項目定義]ダイアログ」を参照してください。