uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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付録A.17 [カラム項目定義]ダイアログ

[DBアクセス定義の編集]ダイアログの[カラム項目定義]タブにある[カラム項目定義一覧]領域に,カラム定義を追加します。または,カラム定義の設定内容を編集します。

[カラム名]テキストボックスまたはドロップダウンリスト
接続先DBテーブルのカラム名を入力します。
カラム名には,英字の大文字,数字,および全角文字が使用できます。英字の大文字/小文字は区別されません。また,「"」(半角ダブルクォーテーション)で囲む必要のあるカラム名は指定できません。
または,[接続テーブル定義]タブで定義する「DB接続情報」が,"_USERINFO"または"_AUTHINFO"の場合は,ドロップダウンリストからカラム名を選択します。
入力例:NMLASTNAMEJ

リスト項目の出力用DBアクセス定義を行う場合には,項目変数名にキーカラム制御用の予約語を指定できます。指定できるキーカラム制御用の予約語を次に示します。

表A-14 キーカラム制御用の予約語一覧

予約語※1 説明
_Count インデックス番号として0からの値を自動出力します。
出力するインデックス番号を持つレコードがある場合,既存のレコードを更新します。この予約語を指定するカラムは,数値型である必要があります。※2
_NewIndex SQL検索条件でヒットした既存のレコードセットにないインデックス番号を順に使用して,レコードを出力します。
既存のレコードを更新しません。この予約語を指定するカラムは,数値型である必要があります。※2
_UpdateKey "_UpdateKey"を指定したカラムのデータを,レコードを更新するか追加するかの判定に使用します。
SQL検索条件でヒットした既存のレコードセットに対して,追加するか更新するかを判定します。
"_UpdateKey"を指定したカラムのデータと一致するレコードは更新し,一致するレコードがない場合は追加します。
"_UpdateKey"を指定したカラムは,項目変数名との対応付けを示すカラム項目定義が別に必要です。※2
注※1
一つのDBアクセス定義内に"_Count","_NewIndex",および"_UpdateKey"を同時に指定できません。また,複数指定することもできません。キーカラム制御方式の詳細は,「3.5.8 DB出力制御」を参照してください。この三つの予約語が一つも指定されていないリスト項目でDB出力する場合は,レコードを追加します。
注※2
SQL検索条件では,複数行に対応する既存レコードがすべてヒットする条件式を記述する必要があります。
候補値参照のDBアクセス定義を行う場合,項目変数名には制御用の予約語を指定できます。指定できる予約語を次に示します。

表A-15 候補値参照制御用の予約語一覧

予約語 説明
_OptValue 取得した値を,HTMLのselectタグの候補値optionタグのVALUEの値に割り当てます。
_OptText 取得した値を,HTMLのselectタグの候補値optionタグの表示文字列に割り当てます。

[接続テーブル定義]タブの[DB接続情報]ドロップダウンリストに,"_USERINFO"または"_AUTHINFO"を指定した場合,「カラム名」ドロップダウンリストに次に示す予約語が指定できます。指定できる予約語を次に示します。

表A-16 ユーザ情報カラム情報名一覧

情報名 BLC_USER_Vビュー カラム名
ユーザID CDUSER
従業員番号 CDPERSONALNO
氏名名字(漢字) NMLASTNAMEJ
氏名名前(漢字) NMFIRSTNAMEJ
氏名名字(カタカナ) NMLASTNAMEK
氏名名前(カタカナ) NMFIRSTNAMEK
氏名名字(英字) NMLASTNAMEE
氏名名前(英字) NMFIRSTNAMEE
所属組織コード CDBELONGTO
所属組織名称 NMBELONGTO
役職コード CDJOBTITLE
役職名 NMJOBTITLEFULL
役職略称 NMJOBTITLE
メール(e-Mail) NMMAILADDRESS
TEL 外線 NMTELOUTSIDE
TEL 内線 NMTELEXTENSION

「カラム名」で指定したカラムの型によって,DB出力でSQL文組み立て時の出力データ形式が決定されます。詳細は,マニュアル「uCosminexus 電子フォームワークフロー APIリファレンス」の「BLCDBDefクラス」の説明を参照してください。

[項目変数名]テキストボックス
HTMLファイル中の画面項目変数またはキーカラム制御用の予約語を表示します。「#」(シャープ)に続けて文字列を指定した場合は,定数と解釈して格納します。[参照]ボタンをクリックして表示される[カラム項目定義-項目変数名編集]ダイアログでも選択できます。[カラム項目定義-項目変数名編集]ダイアログの詳細は,「付録A.11 [項目変数名編集]ダイアログ」を参照してください。
入力例:LastName.Name
[参照]ボタン
HTMLファイル中の画面項目変数またはキーカラム制御用の予約語を選択します。[参照]ボタンをクリックすると,[カラム項目定義-項目変数名編集]ダイアログが表示されます。[カラム項目定義-項目変数名編集]ダイアログの詳細は,「付録A.11 [項目変数名編集]ダイアログ」を参照してください。
[OK]ボタン
クリックすると,設定内容を保存して,[カラム項目定義]ダイアログを終了します。設定したカラム項目定義が,[DBアクセス定義の編集]ダイアログの[カラム項目定義]タブにある[カラム項目定義一覧]領域に表示されます。
[キャンセル]ボタン
クリックすると,設定内容をキャンセルして,[カラム項目定義]ダイアログを終了します。
[ヘルプ]ボタン
クリックすると,ヘルプが表示されます。