uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
この項では,「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合のDBアクセス時の処理,および定義例を説明します。
「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の,DBアクセス時の処理を次に示します。
図3-13 「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の処理
データベースの複数レコードのカラムデータ(ここでは「日立花子」,「日立一郎」,「日立二美」)を,帳票の項目(ここでは「家族の氏名」)に読み込みます。
「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の定義例を説明します。
表3-4 TESTFAMILYTABLEテーブル(家族情報テーブル)のカラム名一覧
カラム名 | データ型 | サイズ(バイト) | 意味 | 備考 |
---|---|---|---|---|
CDUSER | VARCHAR | 128 | ユーザID | KEY1 |
NOINDEX | SMALLINT | − | レコードインデックス | KEY2 |
NMLAST | VARCHAR | 80 | 氏名 姓 | − |
NMFIRST | VARCHAR | 80 | 氏名 名 | − |
NORELATION | VARCHAR | 20 | 続柄コード | − |
表3-5 「DB入出力属性」に"入力",「DB操作種別」に"リスト項目"を設定した場合の定義例
設定項目 | 設定内容 | 説明 | |
---|---|---|---|
テーブル名 | TESTFAMILYTABLE | 家族情報テーブル。 | |
SQL検索条件 | CDUSER = '<#=BLC_UserID#>' | SQL文WHERE条件。 申請作業をしている自分をキーとします。 |
|
SQLオプション | ORDER BY NOINDEX ASC | インデックス番号順。 | |
レコード数項目 | famtotal.TestModule2 | 明細領域の行数保持項目変数名"famtotal"。 | |
参照0件エラー扱い | OFF | エラーにしないで帳票を表示します。 | |
候補値追加取得 | OFF | 指定しません。 | |
カラム定義 | カラム名 | 項目変数名 | 明細領域の項目変数名"last","first","rel"。 カラムの値が項目変数に格納されます。 |
NMLAST | last.TestModule2 | ||
NMFIRST | first.TestModule2 | ||
NORELATION | rel.TestModule2 |
各設定項目の詳細は,「付録A.16 [DBアクセス定義の編集]ダイアログ」を参照してください。
また,設定項目の組み合わせや,特記事項,設定時に指定できる予約語などの詳細は,「3.5.9 DBアクセス定義の定義方法の詳細」を参照してください。
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