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PRINT DATA EXCHANGE for Open


6.1.8 機能キャラクタの扱い(ファイル形式1またはファイル形式2の場合)

ここでは,機能キャラクタの扱いについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) PDE for Open,PDE - Enterprise Printer Option,PDE - Electronic Document Optionを利用した場合

PDE for Openでは,プリンタモードをKモードとしたとき,センタ漢字プリンタ用の機能キャラクタが使用できます。PDE for Openでの機能キャラクタの扱いを次に示します。

表6‒7 機能キャラクタの扱い(PDE for Open)

機能名

機能キャラクタ

16進指定,xxはオプション

適用

デフォルト機能キャラクタ

行データ

任意座標指定文字

1バイトコード開始※1

0A41

※2

※2

※2

2バイトコード開始※1

0A42

※2

※2

※2

書体番号指定

1A42xx

文字サイズ指定

1A46xx

絵文字開始

1A45xx

絵文字終了※1

0A45

強調開始

1A43xx

※3

強調終了※1

0A43

※3

字間値指定(固定ドット)

1A47xx

拡張字間値指定(ポイント)

1AA8xx

※3

拡張字間値指定(ドット)

1A57xx

※3

分割開始

1A44xx

分割終了※1

0A44

連続

1A48xx

△または〇※5

縦書き開始※1

0A55

横書き開始※1

0A54

座標指定

1A7D80xxxxxxxx

×

抹消指定※1

0AA1

抹消終了※1

0AA2

横倍文字開始/終了

1A81xx

拡大文字

1ABCxxxx

色指定

1AD701xx

行データ右移動

1A90xx

※3

ユーザエリア指定

1A8300xxxx

※4

×

×

バーコード

1ADBxxxxxxxxxxxx・・・

(凡例)

●:有効(センタ漢字プリンタの機能キャラクタとして変換されます。また,環境設定ユティリティの[印刷データ設定]タブ−[機能キャラクタカスタマイズ]で,各機能キャラクタのパラメタのカスタマイズができます)。

○:有効(センタ漢字プリンタの機能キャラクタとして変換されます)。

△:無効(変換時に無視されます)。

−:指定できません。

×:指定時は文字として印刷されるため,指定しないでください。

注※1

ファイル形式1の場合,(0A)16始まりの機能キャラクタは,別コードへの置き換えが必要です。

注※2

2バイトシフト中の半角スペースを全角スペースとして扱う場合,2バイトシフト中かどうかの判定に使用します。詳細については,「7.2.10(2) 2バイトシフト中の半角スペースの扱い(変換種別がGDI,PostScriptまたはPDFの場合)」を参照してください。

注※3

KAPSでは作成できません。

注※4

PDE - Form Designerでは作成できません。

注※5

環境設定ユティリティの[印刷データ設定]タブ−[任意座標文字レコードでの連続機能キャラクタの扱い]で無効とするか,または有効とするかを選択できます。

(2) PDE - LP Optionを利用した場合

PDE - LP Optionでは,センタ漢字ラインプリンタ用または端末漢字ラインプリンタ用の機能キャラクタが使用できます。PDE - LP Optionでの機能キャラクタの扱いを次の表に示します。

表6‒8 機能キャラクタの扱い(PDE - LP Option)

機能名

機能キャラクタ

16進指定,xxはオプション

適用

デフォルト機能キャラクタ

行データ

1バイトコード開始※1

0A41

2バイトコード開始※1

0A42

書体番号指定

1A42xx

文字サイズ指定

1A46xx

絵文字開始

1A45xx

絵文字終了※1

0A45

強調開始

1A43xx

※2※3

強調終了※1

0A43

※2※3

字間値指定(固定ドット)※4

1A47xx

拡張字間値指定(ポイント)

1AA8xx

拡張字間値指定(ドット)

1A57xx

分割開始

1A44xx

分割終了※1

0A44

連続

1A48xx

縦書き開始※1

0A55

横書き開始※1

0A54

座標指定

1A7D80xxxxxxxx

×

抹消指定※1

0AA1

※3

抹消終了※1

0AA2

※3

横倍文字開始/終了

1A81xx

※5

拡大文字

1ABCxxxx

色指定

1AD701xx

行データ右移動

1A90xx

ユーザエリア指定

1A8300xxxx

×

バーコード

1ADBxxxxxxxxxxxx・・・

(凡例)

○:有効。

△:無効(変換時に無視されます)。

−:指定できません。

×:指定時は文字として印刷されるため,指定しないでください。

注※1

ファイル形式1の場合,(0A)16始まりの機能キャラクタは,別コードへの置き換えが必要です。

注※2

KAPSでは作成できません。

注※3

デフォルト機能キャラクタイメージ作成機能では作成できません。

注※4

センタ漢字ラインプリンタと端末漢字ラインプリンタで扱いが異なります。環境設定ユティリティの[印刷ジョブ設定]タブの[プリンタ種別]で扱いを指定します。

注※5

横倍だけ有効となります。