6.1.7 外字の扱い
外字は,シフトJISの場合は最大1,880字((F040)16〜(F9FC)16),Unicodeの場合は最大6,400字(U+E000〜U+F8FF)となります。文字列レコード,任意座標指定文字レコードおよび書式中に含まれる外字は,Windows外字の文字パターンを画像として割り当てて出力します。そのため,PostScriptで印刷した場合や,PDFファイルを別環境のPC上で表示した場合でも正しく表示できます。
GDI変換では,外字もほかの文字と同様に出力します(画像としては出力しません)。ただし,ジョブ属性として外字フォントを指定した場合は,画像として出力します。
PDF変換では,外字は画像としてPDFファイルへ出力されますので,Acrobatによる外字の検索はできません。
ESC/P変換では,次の文字も外字と同様に文字パターンを画像として割り当てて出力します。
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シフトJISのNEC選定IBM拡張文字に相当する文字
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シフトJISのIBM拡張文字に相当する文字
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シフトJIS範囲外の文字(Unicodeの場合)
詳細については,「2.1.5 外字」を参照してください。