Hitachi

PRINT DATA EXCHANGE for Open


2.1.2 出力の対象となる印刷データ

PDE for Openは,次に示すデータを対象として,PDE - Form Designerやメインフレームで作成した既存のFCBイメージやデフォルト機能キャラクタイメージ,タイプC書式オーバレイイメージを使用して印刷データの変換を行います。PDE for Openが対象とする制御イメージについては,「2.1.4 PDE for Openで扱う制御イメージ」を参照してください。

業務プログラムが出力した印刷データに対し,上記プリンタ制御イメージの適用や,複写回数などの指定を適用した変換を行います。通常出力時およびバッチジョブ実行システム連携の出力時のジョブ属性については,「6.2.1 ジョブ属性の指定」および「6.3.4 バッチジョブ実行システム連携時のジョブ属性の指定」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) PDE for Open,PDE - Enterprise Printer Option,PDE - Electronic Document Optionを利用する場合

PDE for Openを適用できるメインフレームのスプールデータの種類を,次に示します。

表2‒4 メインフレームのスプールデータの種類と適用範囲(PDE for Open)

出力対象装置

データの種類

VOS3

VOS1

VOSK

センタ漢字プリンタ

行データ

図形データ/画像データ/任意座標文字

×

×

×

ページデータ

×

×

×

センタラインプリンタ

行データ

センタ漢字ラインプリンタ

行データ

端末プリンタ(FAX含む)

行データ

図形データ/画像データ

×

×

×

マップデータ

×

×

(凡例)

○:出力できます。

×:出力できません。

−:該当するデータがありません。

注※

機能キャラクタについては,すべてセンタ漢字プリンタの動作として扱います。プリンタによって字間値機能キャラクタの仕様が異なるため,環境設定ユティリティの[印刷データ設定]タブで字間値のカスタマイズが必要な場合があります。詳細については,「7.2.10 印刷データの扱いを設定する(印刷データ設定)」を参照してください。

(2) PDE - LP Optionを利用する場合

PDE - LP Optionを適用できるメインフレームのスプールデータの種類を,次に示します。

表2‒5 メインフレームのスプールデータの種類と適用範囲(PDE - LP Option)

出力対象装置

データの種類

VOS3

VOS1

VOSK

センタ漢字プリンタ

行データ

図形データ/画像データ/任意座標文字/ページデータ

×

×

×

センタラインプリンタ

行データ

センタ漢字ラインプリンタ

行データ

端末漢字ラインプリンタ

行データ

図形データ/画像データ/マップデータ

×

×

端末プリンタ(FAX含む)

行データ

図形データ/画像データ/マップデータ

×

×

(凡例)

○:出力できます。

×:出力できません。

−:該当するデータがありません。

注※

機能キャラクタについては,すべてセンタ漢字ラインプリンタまたは端末漢字ラインプリンタの動作として扱うため,出力結果が異なる場合があります。