10.4 メッセージ一覧
バッチジョブ実行システムが出力するメッセージと対処方法について説明する。
-
KAKC0001-E
Memory shortage. DETAIL=保守情報
メモリ不足が発生した。保守情報は,8桁の16進数で表示する。保守情報は,システムの内部状態を示す情報である。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は,メモリ見積もりを見直す。
-
KAKC0004-I
Jobid=バッチジョブ実行システムのジョブ識別子, JP1NBQSQueueName=環境変数値, JP1JobID=JP1ジョブ番号
起動したジョブのJP1/AJSのジョブの情報とバッチジョブ実行システムが与えたジョブ識別子を表示する。
バッチジョブ実行システムのジョブ識別子:このジョブのバッチジョブ実行システムが与えるジョブ識別子
環境変数値:このジョブのJP1NBQSQueueName環境変数の値
JP1ジョブ番号:このジョブのJP1/AJSが与えたJP1ジョブ番号
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0005-E
Failed to load ISAM library. reason=エラー詳細
ジョブ定義XMLファイルに一時ISAMファイルの割り当て要求のDD要素が指定されたが,ISAMライブラリがロードできない。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細を調べ,ISAM製品が正しくインストールされているか確認する。
-
KAKC0020-E
Initialization of bjexecsub process failed. (function=関数名, detail=詳細情報)
bjexecsubプロセスの初期化に失敗した。要因として,次のことが考えられる。
-
bjexecsub.exeを直接実行している。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除いてジョブを再実行する。
-
-
KAKC0030-E
An error occurred while starting bjexec. function="関数名",error code=エラーコード,reason="エラー詳細"
ジョブコントローラの開始処理中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー情報を調べ,原因を取り除き,再起動する。
-
KAKC0031-E
An error occurred while completing bjexec process. function="関数名",error code=エラーコード,reason="エラー詳細"
ジョブコントローラの終了処理中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー情報を調べ,原因を取り除き,再起動する。
-
KAKC0039-E
An error occurred bjexec. function="機能名",error code=エラー番号,reason="エラー詳細"
ジョブコントローラの実行中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー情報を調べ,原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
KAKC0060-E
BJEX_DIR ID "環境変数名" putenv failed.
設定ファイルのBJEX_DIRの処理で,環境変数名に示す環境変数の設定に失敗した。
環境変数名に示す環境変数がすでに設定されている場合も,このメッセージを出力する。
(S)処理を終了する。
- (O)環境変数名で示す環境変数をすでに設定していないか確認する。環境変数名で示す環境変数をすでに設定している場合,環境変数名で示す環境変数の設定を削除する,または設定ファイルのBJEX_DIR_xxxの名称に変更する。設定パラメータのBJEX_DIR_xxxの名称を変更する場合は,ジョブ定義XMLファイル内の名称も変更する必要がある。
-
問題が解決しない場合はシステム管理者に連絡する。
-
KAKC0090-I
HitachiBatchJobExec started.
ジョブコントローラが処理を開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0091-I
ジョブ名 Job started.
ジョブ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名)を開始します
ジョブを開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0092-I
ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名] Step started.
ジョブステップ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名])を開始します
ジョブステップを開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0093-E
bjexec received terminate request.
ジョブコントローラが強制終了の要求を受け取った。
(S)ジョブコントローラはジョブステップを強制終了し,ファイルの削除などの必要な後処理を実行してから終了する。
(O)ユーザプログラムが作成した資源を必要に応じて削除する。
-
KAKC0096-E
ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名] Step ended abnormally. rc=終了コード E-Time=実行時間s C-Time=CPU時間s
ジョブステップ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名])が異常終了しました
ジョブステップが異常終了した。
終了コード:ジョブステップが異常終了したときの終了コードである。詳細については,「10.7 終了コード」を参照のこと。
実行時間:ジョブステッププロセスが実際に実行していた実時間である(秒単位)。
CPU時間:ジョブステッププロセスが使用したCPU時間である(秒単位)。
(S)処理を続行する。
(O)異常終了したジョブステップで実行するプログラムに問題がないか確認する。
-
KAKC0097-I
ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名] Step ended. rc=終了コード E-Time=実行時間s C-Time=CPU時間s
ジョブステップ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名])が終了しました
ジョブステップが終了した。
終了コード:各ジョブステップの終了コードである。終了コードは,ジョブステップで実行したプログラムの,main関数のreturn文で指定された式,またはexit関数で指定された状態コードである。
実行時間:ジョブステッププロセスが実際に実行していた実時間である(秒単位)。
CPU時間:ジョブステッププロセスが使用したCPU時間である(秒単位)。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0098-I
ジョブ名 Job ended. rc=終了コード E-Time=実行時間s C-Time=CPU時間s
ジョブ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名)が終了しました
ジョブが終了した。
終了コード:各ジョブステップが終了した際の最大終了コードである。詳細については,「10.7 終了コード」を参照のこと。
実行時間:全ジョブステッププロセスが実際に実行していた実時間の合計である(秒単位)。_ftime関数で求めたジョブステップの開始時刻と終了時刻の差で求めた参考値である。
CPU時間:全ジョブステッププロセスの利用した合計CPU時間である(秒単位)。GetProcessTimes関数のリターン情報である構造体FILETIME内のdwLowDateTimeとdwHighDateTimeで求めた参考値である。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0099-I
HitachiBatchJobExec ended. rc=終了コード
ジョブコントローラが処理を終了する。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0100-E
bjexecの起動処理でエラーが発生しました
ジョブコントローラの起動処理中に,JP1イベントの拡張属性のエラー詳細に示すエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細および一緒に出力されるほかのメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
KAKC0101-E
ジョブ名 An error occurred during execution of job.
ジョブ(JP1/AJSのジョブ情報:ジョブ名)の実行中にエラーが発生しました
ジョブコントローラがジョブ実行中にエラーを検知した。
(S)処理を続行する。
(O)一緒に出力されるほかのメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
KAKC0105-E
コマンド名 ended abnormally.
コマンド名のコマンドが異常終了した。
(S)処理を終了する。
(O)なし。
-
KAKC0161-E
Failed to create work file. (file name=ファイル名, function=関数名, detail=詳細情報)
ジョブコントローラが使用するワークファイルの作成に失敗した。
ワークファイルの名称が取得できないでエラーとなった場合,ファイル名には「""」が表示される。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者はジョブ終了後に,ファイル名が「""」以外の場合はファイル名で示すファイルを削除する。関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除いてジョブを再実行する。
-
KAKC0162-I
Work file was created. (file name=ファイル名)
ファイル名で示す,ジョブコントローラが使用するワークファイルを作成した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0163-I
Work file was deleted. (file name=ファイル名)
ファイル名で示す,ジョブコントローラが使用するワークファイルを削除した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0165-I
Failed to delete work file. (file name=ファイル名, function=関数名, detail=詳細情報)
ジョブコントローラが使用するワークファイルの削除に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者はジョブ終了後にファイル名で示すファイルを削除し,関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除く。
-
KAKC0200-E
Failed to store spool job. (jobid=ジョブ識別子, error=理由)
スプールジョブの保管でエラーが発生した。
ジョブ識別子:スプールジョブのジョブ識別子
- 理由:エラー内容を表す文字列
-
理由の表示内容と説明を次に示す。
理由
説明
spool job control file:エラー詳細
スプールジョブ管理ファイルで"エラー詳細"で示すエラーが発生した。
open spool job dir:エラー詳細
スプールジョブディレクトリのオープン中に"エラー詳細"で示すエラーが発生した。
failed to copy:エラー詳細
スプールジョブの保管中に"エラー詳細"で示すエラーが発生した。
(S)スプールジョブの保管処理を中断する。ジョブの実行は続ける。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いた後,必要に応じてジョブを再実行する。
-
KAKC0202-E
Failed to create spool job store directory. (jobid=ジョブ識別子, error=エラー詳細)
保管先のスプールジョブディレクトリ作成処理中に"エラー詳細"で示すエラーが発生した。
ジョブ識別子:スプールジョブのジョブ識別子
(S)スプールジョブの保管処理を中断する。ジョブの実行は続ける。
(O)保管先に同一ディレクトリ名のスプールジョブが存在する場合は,そのスプールジョブを削除してジョブを再実行する。それ以外の場合はシステム管理者に連絡する。
-
KAKC0220-E
Environment variable "環境変数名" is not specified.
環境変数名で示す環境変数が指定されていない。
環境変数名がJP1_HOSTNAMEである場合,JP1/AJSから起動されていないおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)JP1/AJSから起動されているか確認する。
-
KAKC0236-E
String size of environment variable "環境変数名" value is invalid.
環境変数名で示す環境変数の値が長過ぎる。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して環境変数の値を見直す。
-
KAKC0238-E
Invalid char is included in environment variable "環境変数名" value.
環境変数名で示す環境変数の値に使用できない文字が含まれている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して環境変数の値を見直す。
-
KAKC0299-E
Internal error occurred. Detail=保守情報
メモリ確保で内部矛盾が発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0300-I
Usage: コマンド名 コマンド引数
コマンド名で示すコマンドの指定が誤っている。
(S)処理を終了する。
(O)コマンド名を正しく指定して実行する。
-
KAKC0301-E
Option "オプション名" value is not specified.
オプション名の指定値が誤っている。
(S)処理を中断する。
(O)オプション名を正しく指定する。
-
KAKC0302-E
Option "オプション名" was unknown.
不正なオプション名を指定している。
(S)処理を中断する。
(O)オプション名を正しく指定する。
-
KAKC0303-E
XML file name is not specified.
ジョブ定義XMLファイルの指定がない。
(S)処理を中断する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを指定して再入力する。
-
KAKC0304-E
Option オプション名 is specified with other exclusive option.
オプション名に不当な指定値がある。
(S)処理を中断する。
(O)オプション名を正しく指定して再入力する。
-
KAKC0305-E
Option オプション名 is invalid.
不正なオプション名を指定している。
(S)処理を中断する。
(O)オプション名を正しく指定して再入力する。
-
KAKC0306-E
Option "オプション名" value is invalid.
オプション名の指定値が誤っている。
(S)処理を中断する。
(O)オプション名を正しく指定して再入力する。
-
KAKC0307-E
The option is not specified.
必要なオプションが指定されていない。
(S)処理を終了する。
(O)必要なオプションを指定して再入力する。
-
KAKC0309-I
プログラム名 version is バージョン文字列.
プログラム名で示すコマンドのバージョンをバージョン文字列に示す。
(S)処理を終了する。
(O)なし。
-
KAKC0310-E
Too many operands.
指定したオプションが多過ぎる。
(S)処理を中断する。
(O)コマンドとオプションを正しく指定する。
-
KAKC0311-E
One or more necessary options for コマンド名 are missing.
コマンド処理に必要なオプション,パラメータが不足している。
(S)処理を終了する。
(O)必要なオプション,パラメータを指定して再入力する。
-
KAKC0336-E
String size of option "オプション名" value is invalid.
オプション名の指定値が長過ぎる。
(S)処理を終了する。
(O)オプション名を正しく指定して再入力する。
-
KAKC0338-E
Invalid char is included in option "オプション名" value.
オプション名の指定値に使用できない文字が含まれている。
(S)処理を終了する。
(O)オプション名を正しく指定して再入力する。
-
KAKC0400-I
Parsing of config file "ファイル名" is started.
ファイル名で示す設定ファイルの解析を開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0401-E
Config file open failed. reason="エラー詳細"
エラー詳細で示す原因によって,設定ファイルのオープンに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細を基に設定ファイルが読み込みできるように,権限などの問題がないか確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC0402-E
Config file read error. reason="エラー詳細"
エラー詳細で示す原因によって,設定ファイルの読み込みに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細を基に設定ファイルが読み込みできるように,権限などの問題がないか確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC0403-E
Config file name too long.
設定ファイルのファイル名が長過ぎる。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ実行環境の設定ファイルに問題ないか確認する。
-
KAKC0404-E
The required element "パラメータ" is missing in config file.
設定ファイルに記述が必須であるパラメータが定義されていない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0405-E
パラメータ名 "クラス名" is not defined.
設定ファイルのパラメータ名で示すパラメータに記述された"クラス名"がSysoutClass名として定義されていない。
パラメータ名には,次のどれかが出力される。
MSGCLASS_DEFAULT:設定ファイルのMSGCLASS_DEFAULTパラメータ
STDOUTCLASS_DEFAULT:設定ファイルのSTDOUTCLASS_DEFAULTパラメータ
STDERRCLASS_DEFAULT:設定ファイルのSTDERRCLASS_DEFAULTパラメータ
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0406-E
Failed to get host name. reason="エラー詳細"
エラー詳細で示す原因によって,動作しているサーバのホスト名の取得時にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,ネットワーク上のホスト名を確認する。
-
KAKC0407-E
"ファイル名" is not an ordinary file.
ファイル名で示すファイルは通常のファイルではない。
(S)処理を終了する。
(O)ファイルを確認する。
-
KAKC0408-E
Config file does not exist.
設定ファイルが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)設定ファイルが存在するか確認する。
-
KAKC0409-I
Parsing of config file "ファイル名" ended. code=終了コード
ファイル名で示す設定ファイルの解析を終了した。
終了コードが0の場合,設定ファイルの解析処理は正常に終了した。
終了コードが0以外の場合,設定ファイルに誤りがある,または,設定ファイルの解析でエラーが発生した。
- (S)終了コードが0の場合,処理を続行する。
-
終了コードが0以外の場合,処理を終了する。
(O)設定ファイルの誤りを修正する。または,設定ファイルの解析で発生したエラーの原因を解決する。
-
KAKC0411-E
Line size exceeds limits. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行の解析中に改行コードを見つけられない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0414-E
ETag "タグ名" is not specified.
設定ファイルのタグ名で示すパラメータの終了タグが見つからなかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0420-E
Tag name is not specified. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行にパラメータが見つからなかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0422-E
Unrecognized Tag name is specified. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行に認識できないパラメータが見つかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0425-E
Tag format is invalid. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行は,記述形式に誤りがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0426-E
There are extra words after ">". line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータの終端(>)以降に不当な文字が見つかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0427-E
ETag is not match with STag "Tag名". line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のTag名で示すパラメータの先頭と終端が不一致である。なお,パラメータの先頭が省略されている場合,Tag名は空文字列となる。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0429-E
Nested tags are found. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行で,パラメータがネストして定義されている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0430-E
SysoutClass "クラス名" is specified more than once. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のSysoutClassは,クラス名で示すクラス名が重複して指定されている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0431-E
Parameter name is invalid. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行に不当なパラメータ名が見つかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0432-E
Parameter value of "パラメータ名" is invalid. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名のオペランドに誤りがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0433-E
Parameter value of "パラメータ名" is missing. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名のオペランドが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0434-E
Parameter "パラメータ名" is specified multiple. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名が,重複して定義されている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0435-E
Number of parameter "パラメータ名" exceed limit. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名が,定義できる上限を超えている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0436-E
String size of parameter "パラメータ名" value is invalid. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定した値が長過ぎる。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0437-E
Value scope of parameter "パラメータ名" value is invalid. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定した値が範囲外である。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0438-E
Wrong char is included in parameter "パラメータ名" value. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定した行内に,不当な文字コードが含まれている。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0439-E
Directory "パラメータ名" must be specified in absolute path. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定したファイルパス名を,絶対パスで指定する。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0441-E
Directory of "パラメータ名" is not exist. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定したディレクトリは存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0442-E
Parameter value of "パラメータ名" is not directory. line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名で指定したディレクトリは,ディレクトリではない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0444-E
There are too many value for "パラメータ名". line=行番号
設定ファイルの行番号で示す行のパラメータ名のオペランドが多く,不当な文字列が含まれているおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0445-E
Default Directory of "パラメータ名" does not exist : "ディレクトリ名"
設定ファイルの定義がないためデフォルトを仮定したが,パラメータ名のディレクトリ名は存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,バッチジョブ実行システムを再インストールする。
-
KAKC0446-E
Default Directory of "パラメータ名" is not vaild directory : "ディレクトリ名"
設定ファイルの定義がないためデフォルトを仮定したが,パラメータ名のディレクトリ名はディレクトリではない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,ディレクトリ構成を確認する。
-
KAKC0449-E
The required directory "ディレクトリ名" does not exist.
バッチジョブ実行システムに必須であるディレクトリ名が存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,バッチジョブ実行システムを再インストールする。
-
KAKC0450-E
The required directory "ディレクトリ名" is not valid directory.
バッチジョブ実行システムに必須である,ディレクトリ名はディレクトリではない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,ディレクトリ構成を確認する。
-
KAKC0451-E
An error occurred while getting a default directory: "パラメータ名".
デフォルトのディレクトリ名を求める処理でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)動作環境にディレクトリ作成場所が存在するか確認する。
-
KAKC0453-E
The required element "パラメータ名" is missing in SysoutClass "クラス名". line=行番号
クラス名で示すSysoutClass内に,必須であるパラメータ名の指定がない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡して,設定ファイルを見直す。
-
KAKC0700-E
Could not create the job directory. reason=エラー詳細
スプールディレクトリ配下にジョブのためのディレクトリ作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0701-E
"ファイル名" open failed. reason=エラー詳細
スプールジョブディレクトリ内のファイル名で表示されるファイルのオープンに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0702-E
Joblog file I/O error. reason=エラー詳細
スプールジョブディレクトリ内のジョブログファイルの書き込みに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0703-E
"ファイル名" does not exist.
スプールジョブディレクトリ内にファイル名で表示されるファイルが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)ファイル名を見直す。
-
KAKC0704-E
Failed to get the current date.
日付の取得に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0705-E
Failed to get host name.
ホスト名の取得に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0706-E
Failed to create "ファイルパス". reason=エラー詳細
ファイルパスの作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0707-I
MSGCLASS is "メッセージクラス名".
このジョブのメッセージクラスは"メッセージクラス名"である。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0709-E
Failed to create stdout file path.
ジョブステッププログラムの標準出力を格納するファイルのパス作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0710-E
Failed to create stderr file path.
ジョブステッププログラムの標準エラー出力を格納するファイルのパス作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0711-E
Failed to create stdout file "ファイル名". reason=エラー詳細
ジョブステッププログラムの標準出力を格納するファイルの作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0712-E
Failed to create stderr file "ファイル名". reason=エラー詳細
ジョブステッププログラムの標準エラー出力を格納するファイルの作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0719-I
STEP ステップ番号,ステップ名[.プロシジャステップ名],出力先
このメッセージのあとに,ジョブステップの出力先の内容を出力する。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0720-E
Failed to open jobid file. reason=エラー詳細
ジョブ識別子管理ファイルのオープンに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0721-E
Jobid file I/O error. reason=エラー詳細
ジョブ識別子管理ファイルの入出力に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0722-E
Failed to allocate jobid.
このジョブに固有のジョブ識別子を与えられなかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。前後に出力されたメッセージから原因を取り除く。
-
KAKC0723-E
Failed to lock jobid file. reason=エラー詳細
ジョブ識別子管理ファイルを排他しようとしたが失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0724-I
Jobid was assigned. Jobid=ジョブ識別子
ジョブ識別子を割り当てた。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0800-E
Failed to create the sysout.ini. reason=エラー詳細
スプールジョブ管理ファイルを作成しようとしたが失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0802-E
The sysout.ini open failed. reason=エラー詳細
スプールジョブ管理ファイルをオープンしようとしたが失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0803-E
The sysout.ini I/O error. reason=エラー詳細
スプールジョブ管理ファイルで入出力エラーが発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC0804-E
Failed to get the current time used for STARTTIME in the sysout.ini.
スプールジョブ管理ファイルのSTARTTIMEに使用する現在時刻の取得に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0805-E
Failed to get the current time used for ENDTIME in the sysout.ini.
スプールジョブ管理ファイルのENDTIMEに使用する現在時刻の取得に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC0900-I
Parsing of xml file "ファイル名" started.
ファイル名で示すジョブ定義XMLファイルの解析処理を開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC0901-E
Xml file "ファイル名" open failed. reason="エラー詳細"
エラー詳細で示す原因によって,ファイル名で示されるジョブ定義XMLファイルのオープンに失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細を基に,ジョブ定義XMLファイルが読み込みできるよう,権限などの問題がないか確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC0902-E
Xml file "ファイル名" read error. reason="エラー詳細"
エラー詳細で示す原因によって,ファイル名で示されるジョブ定義XMLファイルの読み込み中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細を基に,ジョブ定義XMLファイルが読み込みできるよう,権限などの問題がないか確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC0903-E
Only Shift-JIS can be specified as encoding attribute.
encoding 宣言にはShift_JIS以外の値を指定できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)LANG環境変数の値が"Ja_JP"であることを確認し,ジョブ定義XMLファイルのXML宣言にencoding="Shift_JIS"を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0904-E
Root Element must be "ルート要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にルート要素を見つけたが,ルート要素名には"ルート要素名"を指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを確認し,ルート要素名には"ルート要素名"を指定する。
-
KAKC0905-E
Root Element is specified multiple. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にルート要素を見つけたが,ルート要素が重複して定義されている。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ルート要素が1つだけとなるように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC0908-E
"ファイル名" is not an ordinary file.
ファイル名で示すファイルは特殊なファイルである。
(S)処理を終了する。
(O)ファイル名に通常のファイルを指定し,ジョブを再実行する。
-
KAKC0909-I
Parsing of xml file "ファイル名" ended. code=終了コード
ファイル名で示されるジョブ定義XMLファイルの解析処理が完了した。
終了コードが0の場合,ジョブ定義XMLファイルの解析は正常終了した。
終了コードが0以外の場合,ジョブ定義XMLファイルに誤りがある,または,ジョブ定義XMLファイルの解析処理でエラーが発生した。
- (S)終了コードの値によって,次のとおり処理を続行または終了する。
-
-
終了コードが0の場合,処理を続行する。
-
終了コードが0以外の場合,処理を終了する。
-
(O)終了コードが0以外の場合,ジョブ定義XMLファイルの誤りを修正する。または,ジョブ定義XMLファイルの解析処理で発生したエラーの原因を解決する。
-
KAKC0910-E
This job cannot be executed on specified OS. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にHitachiBatchJobExec要素を見つけたが,os属性に指定されたOSではこのジョブを実行できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,os属性の値を正しく指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0911-E
End of file encountered in element/comment/CDATA.
ジョブ定義XMLファイルの解析処理中に,要素,コメント,またはCDATAセクションの途中でファイルの終端を検出した。それぞれのタグの終了文字列を,正しく記述する必要がある。
要因として,次のことが考えられる。
-
"element"の場合
要素の終了を表す>,/>,?>が見つからない。要素の終了位置にこれらを記述する必要がある。
-
"comment"の場合
コメントの終了を表す-->が見つからない。コメントの終了位置に-->を記述する必要がある。
-
"CDATA"の場合
CDATAセクションの終了を表す]]>が見つからない。CDATAセクションの終了位置に]]>を記述する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0912-E
Prolog is not Xml declaration. elementNo=番号
番号で示すprolog(ジョブ定義XMLファイルの先頭部分)がXML宣言(<?xml・・・?>)ではない。
ジョブ定義XMLファイルの先頭の<?で始まるタグは,XML宣言である必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルの先頭の<?で始まるタグを記述する場合は,XML宣言を記述する。修正後,ジョブを再実行する。
-
KAKC0913-E
The root element is required.
ジョブ定義XMLファイルのルート要素がない。
このエラーは,ジョブ定義XMLファイル内に開始タグ,または空要素タグが一つも存在しないときに発生する。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ルート要素を定義してジョブを再実行する。
-
KAKC0918-E
Semicolon is required at the end of the EntityRef. elementNo=番号
番号で示すタグで実体参照をしているが,セミコロン(;)がない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,実体参照をしている個所の正しい位置に,セミコロンを記述してジョブを再実行する。
-
KAKC0919-E
Undefined entity is referred. elementNo=番号
番号で示すタグで実体参照をしているが,amp,lt,gt,apos,quotなどで決められた名称以外である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,実体参照の名称をamp,lt,gt,apos,quotなどの決められた名称に修正してジョブを再実行する。
-
KAKC0920-E
Element name is not specified. elementNo=番号
番号で示すタグの要素名がない。
このエラーは,要素の開始記号<,</,<?の直後の文字が要素名として使用可能な文字でない場合に発生する。要素名として使用可能な文字は,英字,数字,'.','-','_',':'である。
要因として,次のことが考えられる。
-
要素での開始記号の直後の文字が空白
< JOB NAME="JOB00">,</ JOB>,<? xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
-
要素での開始記号の直後の文字が不当文字
<%JOB NAME="JOB00">,</%JOB>,<?%xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0921-E
Element name is invalid. elementNo=番号
番号で示すタグの要素名に誤りがある。
このエラーは,要素名の直後の文字が空白でなく,かつ要素名として使用可能な文字でない場合に発生する。要素名として使用可能な文字は,英字,数字,'.','-','_',':'である。
要因として,次のことが考えられる。
-
要素名の直後の文字が不当文字
<JOB% NAME="JOB00">,</JOB%>,<?xml% version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0922-E
Unrecognized element "要素名" is specified in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名で表示された未サポートの要素名がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,正しい要素名を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0923-E
The required element "要素名1" is missing from the element "要素名2". elementNo=番号
番号で示すタグに,要素名2中に記述する必須の要素名1がない。
要素名1の出力には,以下のようなケースがある。
-
"要素A"
要素Aを記述する必要がある。
-
"要素A|要素B"
要素A,または要素Bのどちらかを記述する必要がある。'|'は選択を表す。
-
"要素A,要素B"
要素A,要素Bの両方を,この順序で記述する必要がある。','は順序の定められた並びを示す。
-
"要素A,[要素B]"
要素A,要素Bをこの順序で記述可能だが,記述する必要があるのは要素Aだけであり,要素Bは記述してもしなくてもよい。'[',']'は指定が任意であることを示す。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要素名2中に要素名1を記述してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0924-E
The element "要素名1" is specified multiple in the element "要素名2". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名1を見つけたが,要素名2中には重複定義ができない。
要素名1の出力には,以下のようなケースがある。
-
"要素A"
要素Aが重複定義されている。
-
"要素A|要素B"
要素A,または要素Bが重複定義されている。'|'は選択を表す。
要素Aと要素Bが1つずつ定義されている場合もこのケースに該当するため,どれかを一回だけ定義する必要がある。
-
"要素A,要素B"
要素A,要素Bの両方がこの順序で並んだものが,重複定義されている。','は順序の定められた並びを示す。
要素Aと要素Bが1つずつ定義されている場合は正しい記述であり,このケースには該当しない。
-
"要素A,[要素B]"
要素A,要素Bがこの順序で並んだものが重複定義されている。'[',']'は指定が任意であることを示す。
要素Aが複数定義されていて,要素Bが定義されていない場合も,このケースに該当する。要素Aを1回,要素Bを1回以下定義する必要がある。
要素Aと要素Bが1つずつ定義されている場合は正しい記述であり,このケースには該当しない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要素名2中に要素名1が重複しないよう修正してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0925-E
E|EmptyElement/Prolog/Comment tag format is invalid. elementNo=番号
番号で示す要素,XML宣言,またはコメントのタグ形式に誤りがある。
要因として,次のことが考えられる。
-
"E|EmptyElement tag"の場合
タグの開始が</かつ終了が/>となっている。該当するタグが終了タグである場合は,タグの終了を>に,空要素タグである場合は,タグの開始を<に修正する必要がある。
-
"Prolog tag"の場合
タグの開始が<?だが,タグの終了が?>ではない。該当するタグがXML宣言,または処理命令PIであるならば終了タグを?>に,それ以外のタグであるなら開始タグを<または</に修正する必要がある。
-
"Comment tag"の場合
コメント中に文字列--があり,かつその後ろが>ではない。コメント終了を表す-->以外で,コメント中に文字列--を記述しないよう修正する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0926-E
ETag of the element "要素名" is not specified.
要素名を解析したが,終了タグが指定されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要素名の終了タグを指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0927-E
ETag of the element "要素名" is not match with STag. elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析したが,タグの開始と終了が不一致である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要素名のタグの開始と終了が一致するよう修正してジョブを再実行する。
-
KAKC0929-E
Extra element "要素名1" is specified in the element "要素名2". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名1を解析したが,要素名2中には定義できない要素である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,正しい要素を定義してジョブを再実行する。
-
KAKC0930-E
Attribute name is not specified in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,属性名が見つからなかった。
このエラーは,属性名を記述しなければいけない個所に,属性名として使用できない文字が出現したときに発生する。
要因として,次のことが考えられる。
-
属性名の先頭に不当な文字を記述している
<DD NAME="ERRDD" %DSN="INPUT.TXT" />:属性名の先頭に不当な文字
-
属性間などに不当な文字を記述している
<DD NAME="ERRDD" % DSN="INPUT.TXT" />:属性間に不当な文字
<DD % NAME="ERRDD" DSN="INPUT.TXT" />:要素名のあとに不当な文字
<DD NAME="ERRDD" DSN="INPUT.TXT" % />:要素内末尾に不当な文字
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0931-E
Attribute name "属性名" is invalid in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,属性名が見つかったが,属性名に誤りがある。
このエラーは,属性名の直後の文字が空白でも'='でもなく,かつ属性名として使用可能な文字でない場合に発生する。属性名として使用可能な文字は,英字,数字,'.','-','_',':'である。
要因として,次のことが考えられる。
-
属性名の直後の文字が不当文字
<JOB NAME%="JOB00">,<JOB NAME% = "JOB00">
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0932-E
Unrecognized attribute "属性名" is specified in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,未サポートの属性名が見つかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,正しい属性名を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0933-E
The required attribute "属性名" is missing in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,属性名で示す必須の属性が見つからなかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名で示す必須の属性を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0934-E
The attribute "属性名" is specified multiple in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,複数回の属性名が見つかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要素内に属性名が複数回指定されていないよう修正してジョブを再実行する。
-
KAKC0935-E
The attribute "属性名" format is invalid in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,属性名が見つかったが,属性の指定形式に誤りがある。
要因として,次のことが考えられる。
-
属性名の後ろに空白が続き,その後ろは要素の終了記号>,/>,?>である
<JOB NAME >,<EXEC PGM />,<?xml version ?>
-
属性名の後ろに空白が続き,その後ろが'='でないケース
<JOB NAME A >,<EXEC PGM % />,<?xml version 1?>
-
属性名の後ろに'='があるが,その後ろが要素の終了記号>,/>,?>である
<JOB NAME=>,<EXEC PGM =/>,<?xml version =?>
-
属性名の後ろに'='があるが,その後ろが空白だけである
<JOB NAME= >,<EXEC PGM = />,<?xml version = ?>
-
属性名の後ろに'='があるが,その後ろが引用符でない
<JOB NAME=JOB00" >,<EXEC PGM= UP00' />,<?xml version = 1.0" ?>
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,要因に応じて対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC0937-E
Delimiter space between some attributes is not specified in the element "要素名". elementNo=番号
番号で示すタグの要素名を解析中に,属性と属性の間がスペースで区切られていない属性を見つけた。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性と属性の間をスペースで区切ってジョブを再実行する。
-
KAKC0940-E
The value of the attribute "属性名" is an invalid format. elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が不当な形式である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性で指定できる値を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0941-E
String size of the attribute "属性名" value is invalid. elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が不当な長さの文字列である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の値として指定できる長さの文字列を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0942-E
Value scope of the attribute "属性名" value is invalid. elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が範囲外数値である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の値として指定できる範囲の数値を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0943-E
Invalid char is found in value of attribute "属性名". elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が利用できない文字コードを含んでいる。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の値として利用できる文字コードを指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0944-E
The attribute "属性名" value is invalid. elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が利用できない文字列である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の値として利用できる文字列を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0945-E
Too many positional parameters. attribute="属性名" elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が,コンマ(,)などで必要以上に複数指定されている。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の値として指定できる個数を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC0946-E
Positional parameter is missing. attribute="属性名" elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値にコンマ(,)などで指定する場合に,必須となる値が指定されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性に必須の値を指定して,ジョブを再実行する。
-
KAKC0947-E
Invalid format for positional parameter. attribute="属性名" elementNo=番号
番号で示すタグの属性名の値が,コンマ(,)などで指定する場合に,括弧のフォーマットが不正である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,「9. ジョブ定義XMLファイル」に従い,各属性の正しい括弧のフォーマットで値を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1100-I
Parsing of proc file "ファイル名" started.
ファイル名で示されるカタログドプロシジャの解析処理を開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1101-E
Proc "プロシジャ名" not found. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に,プロシジャ名で示すカタログドプロシジャが見つからなかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ジョブ内に定義した入力ストリームプロシジャのPROC要素のNAME属性,またはプロシジャライブラリに存在するカタログドプロシジャファイル名(".xml"は記述しない)をCALL要素のNAME属性に指定する。修正後,ジョブを再実行する。
-
KAKC1102-E
Step "ステップ名" not found. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にステップ名で示すステップを置換しようとしたが,該当するステップが見つからなかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,REPLACESTEP要素のNAME属性にプロシジャ中に存在するステップ名を指定して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1103-E
EXEC entity cannot be replaced. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にEXEC要素の内容(スクリプト)を置換しようとしたが,EXEC要素の内容は置換できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,EXEC要素の内容(スクリプト)を置換しないよう修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1104-E
The DD element with NAME="NAME属性値" is specified more than once. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に,NAME属性値で示す名称の重複したDD要素が見つかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
- (O)ジョブ定義XMLファイルを次に従って修正し,ジョブを再実行する。
-
-
JOB要素内のDD要素の場合
JOB要素内のDD要素にはNAME="JOBLIB"かつTYPE="LIB"を指定しなければならないため,それ以外のDDを修正する。
-
STEP要素内のDD要素の場合
同一ステップ内では,NAME属性が重複しないよう修正する。ただし,DD要素を連結したい場合は,NAME属性が同一のDD要素を連続して定義する。間に他のNAME属性を指定したDD要素を定義しないこと。
-
-
KAKC1105-E
Cataloged procedure xml cannot execute direct.
カタログドプロシジャは直接実行できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)bjexecの引数に指定するファイル名には,JOB要素を含む通常のジョブ定義XMLファイルを指定する。ただし,-cオプションを指定した場合は,引数にカタログドプロシジャのファイルを指定してもよい。この場合,カタログドプロシジャのシンタクスチェックだけ行って処理を終了する。
-
KAKC1106-E
procedure nest error. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にプロシジャをネストして定義しているのが見つかったが,プロシジャをネストして定義することはできない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,プロシジャ中のステップには,CALL要素を定義しないよう修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1107-E
Step "ステップ名" in cond attribute is not found. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にCOND属性が見つかったが,属性値に指定したステップ名が見つからない。
ステップ名:ステップ名が表示される場合と,ステップ名.プロシジャステップ名が表示される場合がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,COND属性の値にステップ名を指定する場合は,ジョブ中またはプロシジャ中に存在するステップ名を指定して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1109-I
Parsing of proc file "ファイル名" ended. code=終了コード
ファイル名で示されるカタログドプロシジャの解析処理を終了した。
終了コードが0の場合,カタログドプロシジャの解析は正常終了した。
終了コードが0以外の場合,カタログドプロシジャに誤りがある。または,カタログドプロシジャの解析処理でエラーが発生した。
- (S)終了コードの値によって,次の処理を続行または終了する。
-
-
終了コードが0の場合,処理を続行する。
-
終了コードが0以外の場合,処理を終了する。
-
(O)終了コードが0以外の場合,カタログドプロシジャの誤りを修正する。または,カタログドプロシジャの解析処理で発生したエラーの原因を解決する。
-
KAKC1110-E
The number of steps exceeded ステップ数上限値.
ジョブ中のプロシジャステップを含むステップ数がステップ数上限値を超えた。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ジョブ中のプロシジャステップを含むステップ数がステップ数上限値を超えないように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1111-E
PGM attribute of EXEC element cannot be replaced. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に,PGM属性を置換する指定があったが,PGM属性は置換できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,PGM属性を置換しないように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1112-E
Directory ID format is invalid. elementNo=番号
番号で示すタグ内でパス名置換用識別子を利用しているが,指定形式に誤りがある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,パス名置換用識別子を正しい形式に修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1113-E
Directory ID "パス名置換用識別子" includes invalid character. elementNo=番号
番号で示すタグ内でパス名置換用識別子を利用しているが,利用できない文字を含んでいる。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,設定ファイルで定義したパス名置換用識別子を記述してジョブを再実行する。
-
KAKC1114-E
Directory ID "パス名置換用識別子" is too long. elementNo=番号
番号で示すタグ内でパス名置換用識別子を利用しているが,長さが不当である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,設定ファイルで定義したパス名置換用識別子を記述してジョブを再実行する。
-
KAKC1115-E
Directory ID "パス名置換用識別子" is not defined. elementNo=番号
番号で示すタグ内でパス名置換用識別子を利用しているが,パス名置換用識別子が定義されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,設定ファイルで定義したパス名置換用識別子を記述してジョブを再実行する。
-
KAKC1117-E
Attribute "属性名" must be specified with TYPE="ファイル種別". elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素に,ファイル種別で示す属性で必須の属性(属性名)が定義されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名で示す必須の属性を指定,またはTYPE属性を正しく指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1118-E
Attribute "属性名" must not be specified with TYPE="ファイル種別". elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素に,ファイル種別で示す属性で背反の属性(属性名)が定義されている。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名で示す背反の属性を削除,またはTYPE属性を正しく指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1119-E
Invalid back reference in the DSN attribute. elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素でDSN属性の逆方向参照を解析したが,文法誤りによって正しく参照ができない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,逆方向参照の文法誤りを取り除いてジョブを再実行する。
-
KAKC1120-E
The step specified in back reference is not found. elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素でDSN属性の逆方向参照を解析したが,対象となるステップが見つからなかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ステップ名にはジョブ中,またはプロシジャ中に存在するステップ名を指定して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1121-E
DDNAME "DD名" in back reference is not found. elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素でDSN属性の逆方向参照を解析したが,DD名で示す対象となるDD要素が見つからなかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,DD名には同一ステップ,または指定したステップに存在するDD名を指定して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1122-E
This DD must specify NAME="JOBLIB" and TYPE="LIB". elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素は,NAME="JOBLIB"およびTYPE="LIB"を指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,JOB要素中に指定するDD要素は,すべてNAME="JOBLIB"およびTYPE="LIB"を指定するように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1123-E
NAME="JOBLIB" cannot be specified for this DD. elementNo=番号
番号で示すタグ内のJOBLIB属性のDD要素は,STEP要素内には定義できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,STEP要素内にNAME="JOBLIB"を指定したDD要素を定義しないように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1124-E
SysoutClass "クラス名" is not defined in Config File. elementNo=番号
番号で示すタグ内のクラス名で示す値は,SysoutClassとして設定ファイルに定義されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,設定ファイルで定義したSysoutClassのクラス名を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1125-E
Sysin data is invalid. Delimiter is not found. elementNo=番号
番号で示すタグ内のSYSINデータの区切りが判断できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,SYSINデータの開始と終了位置に!を記述するように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1126-E
Sysin data is invalid. End of delimiter is not found. elementNo=番号
番号で示すタグ内のSYSINデータの終端が判断できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,SYSINデータの終了位置に!を記述するように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1127-E
Exec script is invalid. Delimiter is not found. elementNo=番号
番号で示す要素の内容(スクリプト)の区切りが判断できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,スクリプトの開始と終了位置に!を記述するように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1128-E
Exec script is invalid. End of delimiter is not found. elementNo=番号
番号で示す要素の内容(スクリプト)の終端が判断できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,スクリプトの終了位置に!を記述するように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1129-E
Environment variable "環境変数名" is not set. elementNo=番号
番号で示すタグ内で,DSN属性に環境変数名で示す環境変数を指定しているが,環境変数が設定されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,環境変数名が正しいかどうか確認する。正しい場合,環境変数名で示す環境変数がジョブコントローラ起動時に設定されるかどうか,システムの設定を確認する。
-
KAKC1130-E
Value of Symbol Parameter "記号パラメータ名" is not specified. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に記号パラメータ名を処理しようとしたが,記号パラメータが定義されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,プロシジャ中にSYMBOL要素で記号パラメータ名を定義する,またはCALL要素中にSETSYMBOL要素で記号パラメータ名を定義する。
-
KAKC1131-E
Invalid char is found in the Symbol Parameter "記号パラメータ名". elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に記号パラメータ名を処理しようとしたが,記号パラメータとして処理できない文字が含まれている。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,記号パラメータとして利用可能な文字で記述するように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1132-E
Proc file "ファイル名" stat error reason="エラー詳細" elementNo=番号
カタログドプロシジャXMLファイルをstat関数で確認しようとしたが,エラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)エラー詳細を基にカタログドプロシジャXMLファイルが読み込みできるように,権限などの問題がないか確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC1133-E
Attribute "PGM" is not specified. elementNo=番号
番号で示すタグ内にPGM属性が指定されていない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,PGM属性を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1134-E
Specified step "ステップ名" is already replaced. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にステップ名で示すステップが見つかったが,このステップは置換済みのため置換できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,一回のプロシジャ呼び出しで,特定のステップを複数回置換することがないように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1135-E
TYPE="LIB" must be specified with NAME="JOBLIB" or "STEPLIB". elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素で,TYPE="LIB"はNAME="JOBLIB"またはNAME="STEPLIB"の場合に指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,NAME属性をJOBLIB,STEPLIBに修正する,またはTYPEをLIB以外に修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1136-E
"DD名" cannot be specified for NAME. elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素で,DD名で示す文字列はNAME属性の値に指定できない。
DD要素のNAME属性に指定できない名称:AJOBLIB,ASTEPLIB,SYSUDUMP,SYSABEND,SYSNDUMP,SYSCHK,SYSCKEOV,JOBCAT,STEPCAT,KANJLIB,IMGLIB,SYSMAPLB
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,DD要素のNAME属性に指定できないDD名を指定しないように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1137-E
NAME="STEPLIB" must be specified with TYPE="LIB". elementNo=番号
番号で示すタグ内のDD要素で,NAME="STEPLIB"はTYPE="LIB"の場合に指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,NAME属性をSTEPLIB以外に修正する,またはTYPEをLIBに修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1138-E
The SETENV element with NAME="NAME属性値" is specified more than once. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中にNAME属性値で示す名称の重複したSETENV要素が見つかった。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,JOB要素内またはSTEP要素内では,SETENV要素のNAME属性が重複しないように修正する。
-
KAKC1139-E
JOB element cannot be specified in cataloged procedure. elementNo=番号
番号で示すタグ内の解析中にJOB要素が見つかったが,カタログドプロシジャ中にJOB要素を指定することはできない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,カタログドプロシジャ中にJOB要素を定義しないように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1140-E
TYPE is invalid in DD element of back reference. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に,逆方向参照を指定したDD要素が見つかったが,TYPE属性の値が不正である。
逆方向参照を指定したDD要素は,TYPE属性に"FILE"以外を指定しないこと。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,逆方向参照を指定したDD要素のTYPE属性を修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1141-E
TYPE is invalid in target DD element of back reference. elementNo=番号
番号で示すタグの解析中に,逆方向参照を指定したDD要素が見つかったが,逆方向参照の対象となるDD要素のTYPE属性の値が不正である。
逆方向参照の対象となるDD要素は,TYPE属性に"FILE"以外を指定しないこと。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,逆方向参照の対象となるDD要素のTYPE属性を修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1142-W
The DD with TYPE="TYPE属性値" can not be concatenated. elementNo=番号
番号で示すタグでTYPE="TYPE属性値"のDD要素を連結指定しているが,TYPE="TYPE属性値"のDD要素は連結できない。
(S)処理を続行する。
(O)実行するプログラムの入出力仕様を確認し,TYPE="TYPE属性値"を指定したDD要素を連結しているのが誤りであれば修正する。
-
KAKC1143-E
Minimum record length cannot be specified for attribute "ISRECL". elementNo=番号
番号で示すタグのISRECL属性に最小レコード長は指定できない。
最小レコード長は,ISRECFM属性でVを指定した場合にだけ指定できる。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISRECFM属性の指定をVに修正するか,またはISRECL属性に指定した最小レコード長を削除してジョブを再実行する。
-
KAKC1144-E
Minimum record length is not specified for attribute "ISRECL". elementNo=番号
番号で示すタグのISRECL属性に最小レコード長の指定がない。
ISRECFM属性でVを指定した場合は,ISRECL属性に最小レコード長を指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISRECFM属性をFに修正するか,またはISRECL属性に最小レコード長を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1145-E
Minimum record length specified for attribute "ISRECL" is bigger than the record length. elementNo=番号
番号で示すタグのISRECL属性で指定した最小レコード長がレコード長より大きい。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISRECL属性で指定する最小レコード長がレコード長以下になるように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1146-E
Key position specified for attribute "ISKEY" is out of range. elementNo=番号
番号で示すタグのISKEY属性で指定したキー位置が範囲を超えている。
ISKEY属性で指定するキー位置は,ISRECL属性で指定するレコード長または最小レコード長より小さい値にする必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISKEY属性で指定するキー位置がISRECL属性で指定するレコード長または最小レコード長より小さい値となるように修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1147-E
Specified key extends beyond or is not within the record. attribute="ISKEY" elementNo=番号
番号で示すタグのISKEY属性で指定したキー位置+キー長が範囲を超えている。
ISKEY属性で指定するキー位置とキー長の合計は,ISRECL属性で指定するレコード長または最小レコード長以下にする必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISKEY属性で指定するキー位置とキー長の合計がISRECL属性で指定するレコード長または最小レコード長以下の値となるように修正して,ジョブを再実行する。
-
KAKC1148-E
Specified DD element must contain all of attributes "ISKEY", "ISRECFM" and "ISRECL". elementNo=番号
番号で示すタグのDD要素にISKEY,ISRECFM,およびISRECL属性をすべて指定する必要がある。
一時ISAMファイルを作成するDD要素の場合は,ISKEY,ISRECFM,およびISRECL属性を必ず指定すること。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,ISKEY,ISRECFM,およびISRECL属性を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1149-E
Attribute "属性名" must be specified with LANG="プログラム言語" of EXEC element. elementNo=番号
番号で示すタグ内に属性名で示す属性が指定されているが,EXEC要素のLANG="プログラム言語"と同時に指定する必要がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名で示す属性,またはLANG属性を正しく指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1155-E
SYSIN record length is too long. elementNo=番号
番号で示すタグ内のSYSINデータのレコード長が長過ぎる。SYSINデータ中に,81バイト目以降に空白・改行以外の文字が含まれている行がある。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,SYSINデータの各行の81バイト目以降に空白・改行以外の文字を含まないよう修正する。修正後,ジョブを再実行する。
-
KAKC1156-E
属性名="属性値" can be specified only when パラメータのオペランド名 is specified for parameter パラメータ名. elementNo=番号
番号で示すタグ内に属性名="属性値"が指定されているが,属性名="属性値"は,設定ファイルのパラメータ名がパラメータのオペランド名の場合にしか指定できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルまたは設定ファイルを見直し,ジョブを再実行する。
-
KAKC1163-I
The attribute "属性名" value was converted into "変換後属性値". elementNo=番号
番号で示すタグ内で,属性名に示す属性の値が変換後属性値に変換された。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1164-E
Attribute "属性名" must be specified with LANG="LANG属性値". elementNo=番号
番号で示すタグ内の解析中に属性名で示す属性が見つかったが,この属性はLANG="LANG属性値"のときだけ指定できる。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名で示す属性を削除,またはLANG="LANG属性値"を指定してジョブを再実行する。
-
KAKC1165-E
属性名="属性値" must not be specified with LANG="LANG属性値". elementNo=番号
番号で示すタグ内の解析中に属性名="属性値"で示す属性が見つかったが,LANG="LANG属性値"のときは指定できない。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,属性名="属性値",またはLANG="LANG属性値"を修正してジョブを再実行する。
-
KAKC1170-E
Unsupported feature "機能名" is specified. elementNo=番号
番号で示すタグ内に機能名で示す機能が指定されているが,サポートしていない機能である。
(S)ジョブ定義XMLファイルの解析処理後に処理を終了する。
(O)機能名で示す機能を指定しないようにジョブ定義XMLファイルを修正し,ジョブを再実行する。
-
KAKC1175-I
Environment variable %{環境変数名} was replaced to "環境変数値".
環境変数名で示すXMLファイル環境変数の値を環境変数値に置換した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1180-E
DISP="DISP属性値" cannot be specified with TYPE="TYPE属性値". elementNo=番号.
番号で示すタグのDISP属性値にDISP属性値を指定しているが, TYPE="TYPE属性値"と同時に指定することはできない。
(S)処理を続行する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直し,DISP属性,またはTYPE属性に誤りがないかどうか確認する。
-
KAKC1600-I
ジョブ名 Job allocated.
ジョブ名で示すジョブのファイル割り当てを開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1601-I
ジョブ名.ステップ名 Step allocated.
ジョブ名とステップ名で示すジョブステップのファイル割り当てを開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1602-I
DD名, DISP指定値, ファイル名
DD名はファイル名で示すファイルをDISP指定値として割り当てた。
なお,ファイル名部分がスプールジョブディレクトリを含む場合,ジョブ実行後にスプールジョブディレクトリの名称がジョブ名を含む内容に変更される点に留意すること。詳細は「3.1.4(1)(a)(2) スプールジョブディレクトリ」を参照のこと。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1603-I
DD名,DISP指定値,ファイル名[, size={ファイルサイズ|unknown}]
DD名はファイル名で示すファイルをDISP指定値として解放した。ファイルサイズをファイルサイズで示す(バイト単位)。ファイルサイズはDD要素のTYPE属性に"DUMMY","FILE","TEMP","GDG","SYSOUT"を指定した場合に表示される。ショートカットを指定した場合のファイルサイズは,ショートカットファイルそのものの長さを表示する。DD要素のDSN属性に索引順編成ファイルを指定した場合や,ファイルが存在しないなどの理由でファイルサイズを求めることができない場合は,「unknown」を表示する。
なお,ファイル名部分がスプールジョブディレクトリを含む場合,ジョブ実行後にスプールジョブディレクトリの名称がジョブ名を含む内容に変更される点に留意すること。詳細は「3.1.4(1)(a)(2) スプールジョブディレクトリ」を参照のこと。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1604-I
ファイルパス is deleted.
DISP指定で"ファイルパス"に示すファイルを削除した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1605-I
ファイルパス is not deleted due to "エラー詳細".
DISP指定で"ファイルパス"を削除したが,"エラー詳細"に示すエラーが発生した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1609-E
DD "DD 名" failed to {allocate | deallocate} temporary ISAM file.
DD名で示す一時ISAMファイルの割り当てまたは割り当て解除に失敗した。
このメッセージは,設定ファイルに"ISAMLIB_MODE M64"を指定して一時ISAMファイルの割り当てまたは割り当て解除に失敗した場合に出力される。また,次のメッセージのどれかがstderrに出力される。
-
KAKC0005-E
-
KAKC1626-E
-
KAKC1627-I
(S)メッセージテキストに"allocate"が表示されている場合,処理を終了する。メッセージテキストに"deallocate"が表示されている場合,処理を続行する。
(O)使用する環境でISAMライブラリの64ビット版の使用が適切であるか,実行環境は正しく設定されているかどうかを確認する。エラー要因を取り除いて必要ならばジョブを再実行する。
-
-
KAKC1610-E
DD "DD名" failed to allocate.
DD名で示すファイルの割り当てに失敗した。
このメッセージは,ファイルを割り当てたあと,ジョブステップが完了するまでの間にエラーが発生した場合にも,出力されることがある。
(S)処理を終了する。
- (O)ジョブ定義XMLファイルで指定したファイル名の指定を見直す。
-
このメッセージの前に,エラー要因を示す別のメッセージが出力されている場合は,そのメッセージを参照してエラー要因を取り除く。
割り当てられたファイルがジョブ終了時に削除されないで残った場合,DD要素のDISPパラメータの指定値を見直す。
-
KAKC1611-E
DD "DD名" create failed. reason="エラー詳細"
DD名で示すファイルを作成するためにオープンしたが,エラー詳細によって失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1612-E
DD "DD名" putenv failed.
DD名で示すDD要素またはSETENV要素の環境変数の作成に失敗した。
"DD名"には,DD要素またはSETENV要素で指定したNAME属性に指定した名称が表示される。
DD要素でTYPE="LIB"属性指定の場合は,"DD名"に"PATH"と表示される。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1613-E
DD "DD名" file is already exists.
DD名で示すファイルはすでに存在する。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1614-E
DD "DD名" file does not exist.
DD名で示すファイルが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1615-E
DD "DD名" stat error. reason="エラー詳細".
DD名で示すファイルをstat関数で確認しようとしたが,エラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1616-E
The DSN of DD "DD名" is already allocated directory.
DD名で示すディレクトリはすでに存在する。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1617-E
The DSN of DD "DD名" is already allocated file.
DD名で示すディレクトリはすでに存在する。または指定したディレクトリではないおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1618-E
DD "DD名" create error reason="エラー詳細".
DD名で示すファイルを作成しようとしたが,エラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1619-E
DD "DD名" environment variable PATH exceeded the maximum.
DD名で示すJOBLIB,STEPLIBをPATH環境変数に設定しようとしたが,設定する値が長過ぎ,または存在しないパス(ディレクトリ)を指定したおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1620-E
"RNW" is not specified.
ディレクトリはRNW指定のため動作できない。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1625-E
An error occurred during SYSIN data output processing. reason="エラー詳細".
入力データの書き込み処理で,"エラー詳細"に示すエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC1626-E
Failed to create temporary ISAM file defined by DD "DD名". (errno=エラー番号,function=ISAM関数名,file name=一時ISAMファイル名)
DD名で示す一時ISAMファイルの作成に失敗した。エラーが発生したISAM関数名,ISAM関数のエラー番号(iserrno)および一時ISAMファイル名が出力される。
(S)処理を終了する。
(O)マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照し,ISAM関数名,エラー番号からエラー原因を求め,取り除く。システムコールのエラー番号の場合はエラー情報を調べ,原因を取り除く。
-
KAKC1627-I
Failed to delete temporary ISAM file "一時ISAMファイル名". (errno=エラー番号,function=ISAM関数名)
一時ISAMファイル名で示す一時ISAMファイルの削除に失敗した。エラーが発生したISAM関数名およびISAM関数のエラー番号(iserrno)が出力される。
(S)処理を続行する。
- (O)ジョブ終了後,一時ISAMファイルを格納するディレクトリ内を確認し,一時ISAMファイル名で示す一時ISAMファイルが存在する場合は削除する。なお,一時ISAMファイルは次に示す物理ファイルで構成される。
-
-
キー定義ファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".KDF"が付けられた名称である。
-
キーファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".K01"が付けられた名称である。
-
データファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".DRF"が付けられた名称である。
-
-
KAKC1628-E
Failed to create temporary ISAM file. File already exists. (DD name=DD名称,file name=一時ISAMファイル名)
一時ISAMファイル名で示す一時ISAMファイルがすでに存在しているため,一時ISAMファイルの作成に失敗した。
(S)処理を終了する。
- (O)一時ISAMファイルを格納するディレクトリ内を確認し,一時ISAMファイル名で示す一時ISAMファイルが存在する場合は削除して再実行する。なお,一時ISAMファイルは次に示す物理ファイルで構成される。
-
-
キー定義ファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".KDF"が付けられた名称である。
-
キーファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".K01"が付けられた名称である。
-
データファイル
一時ISAMファイル名で示す名称に拡張子".DRF"が付けられた名称である。
-
-
KAKC1629-E
DD "DD名" "属性名|オペランド名" putenv failed.
DD名で示すDD要素の属性名で示す属性値,または設定ファイルのSysoutClassパラメータで指定したオペランド名で示すオペランドで指定した値を設定する環境変数の作成に失敗した。
"DD名"には,DD要素で指定したNAME属性に指定した名称が表示される。
属性名またはオペランド名には次のどれかが表示される。
FTYPE:SYSOUTデータファイルのファイル形式
RECFM:制御文字の種別
TRUNC:行末空白削除
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイル,または設定ファイルを見直す。
-
KAKC1632-E
Length of environment variable value exceeded the limit. (environment variable name=環境変数名)
バッチジョブ実行システムが環境変数名で示す名称の環境変数を設定しようとしたが,値の長さがバッチジョブ実行システムで定められた上限値を超えた。次の要因が考えられる。
-
バッチジョブ実行システムにJOBLIB DD要素,またはSTEPLIB DD要素を指定しており,PATH環境変数の値の長さが,バッチジョブ実行システムで定められた制限を超えた。詳細は「3.3 プログラムのシステムへの登録と使用」を参照のこと。
-
ジョブ定義XMLファイルにファイルの連結処理を指定しており,区切り文字で連結したパス文字列の長さが,バッチジョブ実行システムで定められた制限を超えた。詳細は「3.4.3 ファイルの連結処理」を参照のこと。
-
ジョブ定義XMLファイルに世代データ群名指定をしており,区切り文字で連結したパス文字列の長さが,バッチジョブ実行システムで定められた制限を超えた。詳細は「3.7.3 世代ファイルの作成と参照」を参照のこと。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルやシステムで定義したPATH環境変数の値を見直し,環境変数の値の長さが上限値を超えないよう対処してジョブを再実行する。
-
-
KAKC1640-I
DD "DD名", DISP: "disp変更値" assumed.
DISP属性値が不当なため,disp変更値に変更した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1641-I
DD "DD名", DISP: "disp変更値" assumed because of "パラメータ名".
DISP属性値をパラメータ名の設定によってdisp変更値に変更した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1648-E
DD "DD名" must contain all of attributes "ISKEY", "ISRECFM" and "ISRECL"
because DISP "MOD" was changed to "NEW".
DD名で示す一時ISAMファイルのDD要素は,DISP属性を"MOD"から"NEW"に変更したため,ISKEY,ISRECFM,およびISRECL属性がすべて指定されている必要がある。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKC1650-W
Waiting for locking a file.
ロック確保待ちが発生しました
ファイルのロック確保待ちが発生した。ロック確保待ちの状態は,bjexlslockコマンドで確認できる。
(S)ファイルのロックが確保されるまでジョブを待たせる。
(O)ロック待ち時間が長時間となっている場合,ジョブスケジュールの見直しをする。
-
KAKC1651-I
Quit waiting for locking a file.
ロック待ちは解除されました
KAKC1650-Wで示すファイルのロック確保待ちは解除された。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1652-W
Waiting for locking a mutex.
ジョブ実行待ちが発生しました
ジョブの実行数が設定ファイルのLOCK_JOBMPLXで指定したジョブ多重度を超えたため,ジョブの実行待ちを行った。
(S)ジョブの実行数がジョブ多重度より小さくなるまでジョブを待たせる。
(O)ジョブの実行待ち時間が長時間となっている場合,ジョブスケジュールの見直しをする。
-
KAKC1653-I
Quit waiting for locking a mutex.
ジョブ実行待ちは解除されました
KAKC1652-Wで示すジョブ多重度によるジョブの実行待ちを解除した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1654-W
Waiting for lock resource control table.
排他資源管理テーブルの空き待ちが発生しました
ロック獲得中またはロック待ち中のファイル合計数が,設定ファイルのLOCK_MAXFILEで指定したファイル数を超えたため,排他資源の空き待ちが発生した。
(S)排他資源管理テーブルに空きができるまでジョブを待たせる。
(O)設定ファイルのLOCK_MAXFILEの指定を見直す。
-
KAKC1655-I
Quit waiting for lock resource control table.
排他資源管理テーブルの空き待ちが解除されました
KAKC1654-Wで示す排他資源管理テーブルの空き待ちは解除された。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1660-E
DD "DD名" does not exist. file path=ファイルパス
DD名で示すDD要素で指定したファイルパスのファイルが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)ファイル名の指定を見直す。
-
KAKC1680-I
DD "DD名" Specified DISP "MOD" was changed to "NEW" because file does not exist.
DD名で示すファイルはDISP属性値に"MOD"を指定しているが,ファイルが存在しないため"NEW"に変更した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1717-E
There is no running job.
実行中のジョブは存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)指定を確認し,必要な場合はコマンドを再入力する。
-
KAKC1718-E
No resource is allocated with the specified file or path name.
指定されたファイルパス名での資源確保は行われていない。
(S)処理を終了する。
(O)指定を確認し,必要な場合はコマンドを再入力する。
-
KAKC1719-E
Specified file or path name is not found.
表示対象となるファイル名およびパス名が見つからない。
(S)処理を終了する。
(O)指定を確認し,必要な場合はコマンドを再入力する。
-
KAKC1720-E
Failed to acquire a mutex set identifier.(code=保守情報,error message=エラー詳細)
ファイルの排他/共用制御または実行中のジョブ情報表示機能の処理中にMutexの取得に失敗した。
このメッセージが出力された場合,次に示すことが考えられる。
-
BjexSvcサービスが開始されていない。
-
BjexSvcサービスの開始時に参照した設定ファイルのLOCK_OPTIONパラメータでENABLEが指定されていない。
-
BjexSvcサービスの開始時に参照した設定ファイルのJOB_STATUS_DISPLAYパラメータでENABLEが指定されていない。
-
設定ファイルのLOCK_OPTIONパラメータにENABLEを設定したあと,設定ファイルを有効にするためのBjexSvcサービスの再起動をしていない。
-
設定ファイルのJOB_STATUS_DISPLAYパラメータにENABLEを設定したあと,設定ファイルを有効にするためのBjexSvcサービスの再起動をしていない。
-
bjexecコマンド,bjexlslockコマンド,およびbjexlsexjobコマンドを実行するローカルユーザが,バッチジョブ実行システムをインストールしたときに生成されるローカルグループに登録されていない。
(S)処理を中止する。
- (O)要因に応じて次の対処をする。
-
-
コマンド実行に先立ち,BjexSvcサービスを起動しておく。
-
排他/制御機能を使用する場合,設定ファイルの指定(LOCK_OPTIONパラメータでENABLEを指定)をする。
-
実行中のジョブ情報表示機能を使用する場合,設定ファイルの指定(JOB_STATUS_DISPLAYパラメータでENABLEを指定)をする。
-
設定ファイルの指定(LOCK_OPTIONパラメータにENABLEを指定)をした場合,設定ファイルを有効にするためにBjexSvcサービスを再起動する。
-
設定ファイルの指定(JOB_STATUS_DISPLAYパラメータにENABLEを指定)をした場合,設定ファイルを有効にするためにBjexSvcサービスを再起動する。
-
bjexecコマンド,bjexlslockコマンド,およびbjexlsexjobコマンドを実行するローカルユーザを,バッチジョブ実行システムをインストールしたときに生成されるローカルグループに登録する。
上記以外の要因の場合,システム管理者に連絡する。
-
-
-
KAKC1724-E
An error occurred while locking a file. (code=保守情報,error message=エラー詳細,elementNo=番号)
番号で示すタグのDD要素で,ファイルのロック確保処理中にエラーが発生した。
(S)処理を中止する。
(O)DSN属性で指定したパス名に誤りがないか見直す。
-
KAKC1725-E
An error occurred while unlocking a file. (code=保守情報,error message=エラー詳細)
ファイルのロック解除処理中にエラーが発生した。
(S)処理を中止する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC1726-E
Access to the shared memory occurred while terminating the exclusion control function.
排他/共用制御の計画停止処理中のため,共有メモリへのアクセスは禁止されている。
(S)ジョブの実行を中止する。
(O)排他/共用制御が使用可能となるまでジョブの入力を延期するか,または排他/共用制御を使用可能にしてからジョブを入力する。
-
KAKC1728-E
Number of files for exclusion control exceeds the limit.
この実行環境で,一度に管理できないファイル数を指定している。
(S)処理を中止する。
(O)一度に扱う排他対象ファイル数が多過ぎる。または環境設定値が小さ過ぎるため,指定値を見直して再実行するか,もしくは環境設定値を大きくする。
-
KAKC1729-E
Length of file path exceeds the maximum.
指定したファイルパスが長過ぎる。
(S)コマンド処理を中止する。
(O)指定を見直し,必要な場合はコマンドを再入力する。
-
KAKC1734-E
An error occurred during lock release processing. (function=関数名)
ジョブステップ終了時の排他/共有制御の解除処理で,エラーが発生した。
(S)ジョブステップ終了時の排他/共有制御を解除処理しないで,以降のジョブステップの実行を打ち切る。
- (O)システム管理者に連絡する。
-
システム管理者は,マニュアルの6章「障害対策」に従って資料を採取し,BjexSvcサービスを再起動する。
-
KAKC1900-E
Step program is not found.
ジョブステップを実行しようとしたが,EXEC要素で指定したプログラムが見つからなかった。
(S)処理を続行する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを確認する。
-
KAKC1901-E
Step program could not be executed. reason=エラー詳細
ジョブステップを実行しようとしたが,エラー詳細で示すエラーが発生し,EXEC要素で指定したプログラムを実行できなかった。
(S)処理を続行する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC1905-E
Failed to wait for step process. pid=ジョブステップPID, reason=エラー詳細
ジョブステップのプログラムの終了コードを取得しようとしたとき,エラー詳細で示すエラーが発生し,プロセスの完了を待つことができなかった。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC1906-I
ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名] The value of COND attribute of JOB element was met.
JOB要素のCOND属性で指定した条件が成立したため,後続のすべてのジョブステップをスキップした。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1907-I
ジョブ名.ステップ名[.プロシジャステップ名] Step was skipped because the value of COND attribute of EXEC element was met.
EXEC要素のCOND属性で指定した条件が成立したため,ジョブステップをスキップした。
ジョブステップが終了コード1,2,3で異常終了すると,後続ジョブステップのうちCOND属性にEVENまたはONLYが指定されていないジョブステップをスキップする。この場合,スキップするジョブステップに対して,COND属性の指定有無に関係なくこのメッセージが出力される。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1909-I
ジョブ名 The maximum value of return code was changed by SETMAXRC element. rc=終了コード
終了コードがSETMAXRC要素によって書き換えられた。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1910-E
Invalid C-Time.
C-Timeが不正である。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC1911-E
Invalid E-Time.
E-Timeが不正である。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC1913-W
ジョブ名 The maximum value of return code is adjusted.
ジョブステップの終了コードの最大値が,次のどれかである。
-
すべてのジョブステップが正常終了し,ジョブステップの最大の終了コードが4096以上,または-1以下である。
-
PGM_RCABENDパラメータに指定した終了コードである。
PGM_RCABENDパラメータの指定を省略した場合は,1,2,3が仮定される。
このメッセージは,JOB_RCDEFINEパラメータにSTEPMAXを指定した場合,またはJOB_RCDEFINEパラメータの指定を省略した場合にだけ出力される。
(S)ジョブのリターンコードを「10.7 終了コード」で示すジョブコントローラの終了コードとし,処理を続行する。
(O)このコードで問題ないか確認する。
-
-
KAKC1914-W
ジョブ名 The last value of return code is adjusted.
最後に実行完了したジョブステップの終了コードが,次のどれかである。
-
4096以上,または-1以下である。
-
PGM_RCABENDパラメータに指定した終了コードである。
PGM_RCABENDパラメータの指定を省略した場合は,1,2,3が仮定される。
このメッセージは,JOB_RCDEFINEパラメータにSTEPLASTを指定した場合にだけ出力される。
(S)ジョブのリターンコードを「10.7 終了コード」で示すジョブコントローラの終了コードとし,処理を続行する。
(O)このコードで問題ないか確認する。
-
-
KAKC1915-I
Job ID of Java application was assigned. Job ID=CosminexusのJavaバッチアプリケーションのジョブID
バッチアプリケーションへジョブIDを割り当てた。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC1922-E
Failed to terminate step process. (step=ステップ名, function=関数名, detail=詳細情報)
ステップ名で示すジョブステップのプロセスを強制終了しようとしたが,エラーが発生したため強制終了できなかった。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除き,ステップ名で示すジョブステップのプロセスが終了していなければ,そのプロセスを強制終了する。
-
KAKC1923-W
Step process was terminated. (step=ステップ名)
ステップ名で示すジョブステップのプロセスを強制終了した。
(S)処理を終了する。
(O)なし。
-
KAKC1924-E
Failed to create step process. (step=ステップ名, function=関数名, detail=詳細情報)
ステップ名で示すジョブステップのプログラムを実行しようとしたが,エラーが発生したため実行できなかった。関数名が「AssignProcessToJobObject」であり,詳細情報が「Access is denied.」の場合は,Advanced Shellからジョブコントローラを起動している可能性がある。この場合,ジョブオブジェクトに関する処理はAdvanced Shellですでに実行されているため,このメッセージが出力されても(O)に示す対処は必要ない。ただし,バッチジョブを強制終了したとき,ジョブステップのプログラムが作成したプロセスについては終了しない。
(S)処理を終了する。ただし,ジョブオブジェクトへのプロセスの関連づけでエラーが発生した場合は,処理を継続する。
- (O)関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
LANG="Java"指定のときはcjexecjobのパスが通っていない場合があるので確認すること。
-
KAKC1932-I
ジョブ名.ジョブステップ名[.プロシジャステップ名] PGM_RCABEND parameter is applied. rc=終了コード
ジョブステップが終了コードで終了したため,PGM_RCABENDパラメータが適用された。ジョブステップは異常終了となる。
(S)処理を続行する。
(O)ジョブステップの実行結果に問題がないか確認する。
-
KAKC1950-E
bjexec support program is not found.
bjexecから起動指示されたサポートプログラムが見つからなかった。
(S)処理を続行する。
(O)バッチジョブ実行システムが正しくインストールされているかどうかを確認する。
-
KAKC1951-E
bjexec support program could not be executed. reason= エラー詳細
bjexecから起動指示されたサポートプログラムは,エラー詳細で示すエラーが発生し,実行できなかった。
(S)処理を続行する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。実行環境が適切ではない場合(64ビットアプリケーションを32ビット環境で実行しようとしたなど)は,設定ファイルの定義を見直す。
-
KAKC2104-E
Failed to transfer spool job file.
スプールジョブの転送に失敗しました
スプールジョブの転送時,エラーが発生した。
(S)処理を続行する。転送中のスプールジョブの処理は中断される。
(O)このメッセージの前後に実行ログに出力されたメッセージから原因を調査し,エラー原因を取り除く。
-
KAKC2110-I
File transfer of spool job data file ended successfully. (転送開始日,転送開始時刻,転送終了日,転送終了時刻,ユーザ名,ジョブ名,ジョブ識別子,DD名,出力クラス,出力先識別子,サイズ,転送先ファイル名称)
SYSOUTデータファイルの転送に成功した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC2112-E
File transfer of spool job data file failed. (転送開始日,転送開始時刻,転送終了日,転送終了時刻,ユーザ名,ジョブ名,ジョブ識別子,DD名,出力クラス,出力先識別子,サイズ,転送先ファイル名称)
SYSOUTデータファイルの転送に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)転送先サーバが起動されていない,またはビジー状態であるなどのおそれがある。エラー情報を調べ,原因を取り除く。
-
KAKC2120-E
An error occurred during file processing. (fileまたはdirectory=パス名, function=関数名, detail=詳細情報)
スプールジョブ転送処理でファイルエラーが発生した。
fileまたはdirectoryがfileの場合,パス名にはファイル名,directoryの場合,パス名にはディレクトリ名が表示される。関数名および詳細情報はエラー情報を示す。
(S)処理を続行する。
(O)関数名と詳細情報からエラーの原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
KAKC2199-E
An internal error occurred. (機能名 error, jobid=ジョブ識別子, 発生場所-対象)
スプールジョブ転送処理で内部矛盾エラーが発生した。
機能名,ジョブ識別子,発生場所,および対象はエラー情報を示す。
(S)処理を続行する。
(O)メモリ不足やスプールジョブ管理ファイルが壊れているおそれがあるため,システム管理者に連絡する。
-
KAKC2201-E
The message is too long. msgid=メッセージ番号
メッセージ番号(KAKCに続く番号)に示すメッセージは,テキストが長いためすべてのテキストを出力できない。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC2202-E
Output to JOBLOG failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,ジョブログへの出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC2203-E
Output to SYSMSG failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,システムメッセージへの出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC2204-E
Output to stdout failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,標準出力への出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC2205-E
Output to stderr failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,標準エラー出力への出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC2206-E
Output to log failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,実行ログへの出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルの実行ログに対する指定を見直す。
-
KAKC2207-E
Output to trace failed. msgid=メッセージID
メッセージIDに示すメッセージは,実行ログへの出力を失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのトレースに対する指定を見直す。
-
KAKC2208-E
Initialization of log failed. code=保守情報, reason=エラー原因
実行ログの初期化に失敗した。
(S)処理を続行する。起動したジョブでは実行ログへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡し,設定ファイルの実行ログに対する指定を見直す。
-
KAKC2209-E
Initialization of trace failed. code=保守情報, os_code=保守情報2
トレースの初期化に失敗した。
(S)処理を続行する。起動したジョブではトレースへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡し,設定ファイルのトレースに対する指定を見直す。保守情報2が32,33の場合,別プロセスがトレースを排他していることが原因のため,排他しているプロセスを見直す。
-
KAKC2211-E
The file size or the number of files used by trace is invalid.
トレースの設定に誤りがある。
(S)処理を続行する。起動したジョブではトレースへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡し,設定ファイルのトレースに対する指定を見直す。
-
KAKC2213-E
The file path used by trace is invalid.
トレースの出力先の設定に誤りがある。
(S)処理を続行する。起動したジョブではトレースへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡し,設定ファイルのトレースに対する指定を見直す。
-
KAKC2214-E
Failed to get the current time.
現在時刻を求めることができない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC2215-E
Failed to open log. code=保守情報1, reason=エラー原因, os_code=保守情報2
実行ログのオープンに失敗した。
(S)実行ログのオープンをリトライする。10回リトライしてもオープンできなかった場合,処理を続行する。起動したジョブでの実行ログへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡する。保守情報2が32,33の場合,別プロセスが実行ログを排他していることが原因のため,排他しているプロセスを見直す。
-
KAKC2300-E
Initialization of JP1Event failed. function=関数名()
JP1イベントの初期化処理でエラーが発生した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2301-E
Send processing of JP1Event failed. function=関数名()
JP1イベントの送信処理でエラーが発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2302-E
Termination processing of JP1Event failed. function=関数名()
JP1イベントの終了処理でエラーが発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2303-E
The event server of JP1/Base is not running.
JP1が稼働していないため,イベントが送れない。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2310-E
Parameter is invalid.
JP1イベントの処理で不正な情報を設定した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2311-E
The library of JP1Event is not found.
JP1のイベントを発行しようとしたが,JP1/Baseのプログラムが見つからない。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2312-E
Memory is insufficient.
JP1のイベントを発行しようとしたが,メモリが不足している。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC2313-E
A system error occurred.
JP1のイベントを発行しようとしたが,システムエラーが発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2314-E
Initialization is not completed.
JP1のイベントを発行しようとしたが,JP1とのインタフェースが初期化されていない。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2315-E
Failed to connect to the event service.
JP1のイベントを発行しようとしたが,イベントサービスに接続できない。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2316-E
An I/O error occurred.
JP1のイベントを発行しようとしたが,入出力エラーが発生した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2317-E
The number of opened files exceeds the maximum.
JP1のイベントを発行しようとしたが,オープンしているファイルが多く,イベントが発行できない。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2318-E
The specified attribute has already been registered.
JP1イベントに設定しようとした拡張属性が重複した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。なお,JP1イベントは発行するが,設定されない拡張属性がある。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2319-E
The specified attribute is not registered.
JP1イベントに定義されていない拡張属性を設定した。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。JP1イベントは発行するが,設定されない拡張属性がある。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2320-E
The number of specified extended attributes exceeds the maximum.
JP1イベントに設定できる拡張属性数を超えている。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。JP1イベントは発行するが,設定されない拡張属性がある。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2321-E
The total length of the extended attributes exceeds the maximum.
JP1イベントに設定できる拡張属性の容量を超えている。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。JP1イベントは発行するが,設定されない拡張属性がある。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2322-E
The sequence of functions is invalid.
JP1のイベントを発行しようとしたが,イベント発行手順を誤っている。
このメッセージは,エラー通知として出力可能な出力先に出力するが,エラー発生のタイミングによって,一部の出力先にしか出力されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。JP1/Base側に問題がないか確認する。
-
KAKC2400-E
Initialization is not completed. output=出力先 msgid=メッセージID dest=保守情報1 setDest=保守情報2
メッセージIDに示すメッセージの出力を行ったが,初期化されていないため出力できない。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC2499-E
Message id "メッセージ番号" is not defined.
メッセージ番号で示すメッセージはマニュアルに存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC4000-E
Gdg name is not specified.
コマンド引数に,世代データ群名の指定がない。
(S)処理を終了する。
(O)コマンド引数を見直す。
-
KAKC4001-E
Gdg name path is too long.
世代データ群パス名文字列長が最大長を超えている。
(S)処理を終了する。
(O)世代データ群パス名文字列長を見直す。
-
KAKC4002-E
Gdg name path is invalid.
世代データ群名の記述に誤りがある。
(S)処理を終了する。
(O)世代データ群名を見直す。
-
KAKC4003-E
Gdg relative number is invalid.
相対世代番号の記述に誤りがある。
(S)処理を終了する。
(O)相対世代番号を見直す。
-
KAKC4004-E
Gdg file of relative number 相対世代番号 is not exist.
相対世代番号の世代ファイルが存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)相対世代番号を見直す。
-
KAKC4005-E
New gdg file could not be created because there is already a file with generation 9999.
9,999を超えて世代ファイルを作成できない。
(S)処理を終了する。
(O)世代管理方法を見直す。
-
KAKC4010-I
"世代ファイル名" was registered successfully.
世代ファイル名の登録で,"世代ファイル名"の世代ファイル情報を登録した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC4011-I
"世代ファイル名" was unregistered successfully.
世代ファイル名の削除で,"世代ファイル名"の世代ファイル情報を削除した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC4020-E
世代群名 gdg file could not be added to a new generation because there is already a file with generation 9999.
世代群名で示す世代群に対して,新しいファイルを追加したが,世代番号が9,999を超えてしまうため,新しいファイルを追加できない。
(S)処理を終了する。
(O)世代群名で示す世代群はNOSCRATCHが設定された世代群であるため,9,999を超える世代番号の世代ファイルを生成できない。このため,世代群内のファイルの見直しをするか,またはSCRATCH設定(-l最大世代数の指定で設定される)に変更し,旧世代を自動削除できるようにする。
-
KAKC4021-E
世代群名[(相対世代番号)] gdg file of the specified generation data group is not found.
世代群名[(相対世代番号)]で示す世代ファイルを参照しようとしたが,該当する世代ファイルは見つからない。
または,指定した世代群には世代ファイルが一つも登録されていない。
(S)処理を終了する。
- (O)参照する世代ファイルの参照指定が正しいか確認する。
-
または,指定した世代群に世代ファイルの登録が行われているか確認する。
-
KAKC4022-E
世代群名 could not be unregistered.
世代群名で示す世代群の削除をしようとしたが,次に示す理由で削除できない。
-
世代群として指定された世代ファイルには世代管理ファイルが存在しないため,世代群として扱えない。
-
指定された世代群に少なくとも1つ以上の世代ファイルの登録がある。
-
指定された世代群は存在しない。
(S)処理を終了する。
- (O)
-
-
世代管理ファイルが存在しない場合
指定された世代群名が正しくないため,正しい世代群名を指定する。
-
世代ファイルが1つ以上登録された世代群の場合
登録されている世代ファイルをすべて削除してから,世代群の削除を実行する。
-
世代群が存在しない
世代群名の指定が正しいか確認する。
-
-
-
KAKC4023-E
Duplicate gdg name 世代群名.
世代群名で示す世代群の登録をしようとしたが,すでに同一の世代群名が存在している。
(S)処理を終了する。
(O)世代群名の指定が正しいか確認する。
-
KAKC4024-E
Specification of only gdg name with TYPE="GDG" is not supported.
TYPE=GDGを指定した"世代群名"単一指定の割り当てはサポートしていない。
(S)処理を終了する。
(O)世代ファイルの割り当て時は,相対世代番号を指定する。
-
KAKC4025-E
Specified generation number caused an internal error in management of generation file names.
指定した相対世代番号によって生成した世代ファイル名に世代管理上の矛盾が発生した。
(S)処理を終了する。
(O)世代管理ファイルに登録されていない世代ファイルが残存しているため,不要な世代ファイルを削除したあと再実行する。
-
KAKC4026-E
Duplicate generation file number for the specified DD "DD名".
DD名で指定した世代ファイル番号は重複している。
(S)処理を終了する。
(O)正しい世代ファイルの番号を指定し,再実行する。
-
KAKC4050-E
Gdg management file open failed. reason="エラー詳細"
世代管理ファイルをオープンしたが,エラー詳細によって失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC4051-E
Gdg management file I/O error. reason="エラー詳細"
世代管理ファイルの入出力がエラー詳細によって失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC4052-E
Gdg management file delete error. reason="エラー詳細"
世代管理ファイルの削除がエラー詳細によって失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いて再実行する。
-
KAKC4053-E
Gdg management file not found this directory. "世代管理ファイル設定パス名"
世代管理ファイル設定パス名で示す世代管理ファイルがない。
(S)処理を終了する。
(O)世代ファイルを初期化,または回復して再実行する。
-
KAKC4058-I
The gdg command processing ended. rc=終了コード
世代管理ファイルの処理が終了コードで終了した。
(S)処理を終了する。
(O)なし。
-
KAKC4059-E
Gdg management file syntax error. line=行番号
世代管理ファイルの行番号で示す行でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)世代ファイルを初期化,または回復して再実行する。
-
KAKC4060-E
An error occurred by reading of a gdg management file. "世代管理ファイルコード" was not found.
世代管理ファイルの解析処理で,管理情報として必要な"世代管理ファイルコード"が見つからなかった。
(S)処理を終了する。
(O)世代管理ファイルの内容を確認する。間違った世代データ群を指定している場合は,正しい世代データ群名を指定し再実行する。
-
KAKC4061-E
Specification of "GDGFILEnnnn" is invalid, or number of registered gdg files specified by "INFILE" is larger than the actual number of registered gdg files.
世代管理ファイルの解析処理で,GDGFILEnnnn(nnnnは0001〜0255の数値)の指定に誤りがある。または"INFILE"で設定されている登録数が実際の世代ファイル登録数より大きい値となっている。
(S)処理を終了する。
(O)世代管理ファイルの内容を確認する。
-
KAKC4062-E
By an error to show in a "エラー詳細", deletion of "ファイル名" was not possible.
"エラー詳細"に示すエラーによって,"ファイル名"の削除ができなかった。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4063-E
Renaming of the file "世代管理ファイル名" failed because of the following reason: "エラー詳細".
"世代管理ファイル名"のファイル名変更処理が"エラー詳細"に示す理由でエラーとなった。
(S)処理を終了する。
(O)エラー詳細の原因を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4064-E
Check generation number. DSN=世代ファイル名
世代ファイル名の絶対世代番号を世代管理ファイルに登録することで,絶対世代番号が0000〜0999の世代ファイル番号,1000〜8999の世代ファイル番号,および9000〜9999の世代ファイル番号を持つようになるため,登録されている絶対世代番号の見直しが必要となった。
(S)処理を中止する。
(O)世代管理ファイルに登録されている絶対世代番号群の中で,最古の世代番号群に含まれるすべての世代番号を世代管理ファイルから削除し,必要に応じてジョブを再実行する。
-
KAKC4065-E
Check generation management file. FILE=世代管理ファイル名
世代管理ファイル名の読み出し処理で,読み出した世代管理ファイルには絶対世代番号が0000〜0999の世代ファイル番号,1000〜8999の世代ファイル番号,および9000〜9999の世代ファイル番号を持っているため,登録されている絶対世代番号の見直しが必要である。
(S)処理を中止する。
(O)世代管理ファイルに登録されている絶対世代番号群の中で,最古の世代番号群に含まれるすべての世代番号を世代管理ファイルから削除し,必要に応じてジョブを再実行する。
-
KAKC4210-E
The specified spool job does not exist. (jobid = ジョブ識別子)
指定したジョブ識別子のスプールジョブは存在しない。
(S)該当するスプールジョブの操作を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)正しいジョブ識別子を指定して,コマンドを再入力する。
-
KAKC4211-E
The spool job is not ready for operation or display. (jobid = ジョブ識別子, status = 状態)
指定したジョブ識別子のスプールジョブはstatusで示す状態のため,表示および操作ができない。
statusに表示する状態とその意味を次に示す。
状態
意味
EXEC
実行中
(S)該当するスプールジョブの操作を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)指定したジョブ識別子のスプールジョブがコマンドで処理できる状態のスプールジョブとして存在することをbjexlsjobコマンドで再確認し,正しいジョブ識別子を指定してコマンドを再入力する。
-
KAKC4214-E
No spool job exists.
コマンドで処理するスプールジョブは1つも存在しないため,コマンドは何も処理できていない。
(S)処理を終了する。
(O)処理できるスプールジョブが最低でも1つ存在することをbjexlsjobコマンドで確認して,コマンドを再入力する。
-
KAKC4215-E
No sysout file exists in spool job. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名)
表示できるsysoutは1件も存在しない。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)該当ジョブにSYSOUTデータが存在するか確認する。
-
KAKC4216-E
A spool job is incomplete. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名)
ジョブ識別子およびジョブ名で示すスプールジョブは不完全なジョブである(スプールジョブ管理ファイルが未完成の状態である)。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)該当ジョブの実行時に異常がないか調査する。最後に実行が完了したジョブステップまでのSYSOUTデータは転送可能である。
-
KAKC4303-E
The spool job file has already been removed. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名)
ジョブ識別子およびジョブ名で示すスプールジョブのファイルは削除済みである。
(S)処理を続行する。
(O)スプールジョブが削除されていることを確認する。削除されていない場合は,再度コマンドを入力する。
-
KAKC4304-E
An error occurred while removing a spool job. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名, process = 処理, error message = エラー詳細)
ジョブ識別子およびジョブ名で示すスプールジョブの削除処理でエラーが発生した。
処理はエラーになった関数名または処理と対象を表す。なお,対象がない場合もある。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)エラー詳細を基に原因を調査する。障害を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。処理がlock spool jobの場合,ほかで該当するスプールジョブを処理中の可能性がある。この場合は,必要ならほかの処理が終了するのを待ってから,コマンドを再入力する。
-
KAKC4305-E
A spool job file could not be removed. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名, file name = ファイル名)
ジョブ識別子およびジョブ名で示すスプールジョブのファイル削除でエラーが発生した。
引き続き,詳細を示すメッセージKAKC4303-E,KAKC4304-Eを出力する。
(S)処理を続行する。
(O)障害を取り除いたあとに,必要ならば,コマンドを再入力する。
-
KAKC4306-E
A spool job has been skipped. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名)
ジョブ識別子およびジョブ名で示すスプールジョブは処理対象の範囲外であり,処理をスキップした。
(S) 該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O) 指定したジョブが処理対象か確認する。必要ならば,コマンドを再入力する。
-
KAKC4310-E
An error occurred while opening a spool job control file. (jobid = ジョブ識別子)
ジョブ識別子で指定したスプールジョブ管理ファイルのオープンに失敗した。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)該当ジョブのスプールジョブ管理ファイルに異常がないか,メモリは十分あるかを確認する。障害を取り除いたあと,コマンドを入力する。
-
KAKC4311-E
The spool job control file has no contents. (jobid = ジョブ識別子)
ジョブ識別子で指定したスプールジョブ管理ファイルは空のファイルである。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
- (O)該当ジョブのスプールジョブ管理ファイルに異常がないか確認する。障害を取り除いたあと,コマンドを入力する。また,スプールジョブ管理ファイルが破壊されている場合は,該当スプールジョブを強制削除して,ジョブを再実行する。
-
スプールジョブ管理ファイルが破壊されている場合,該当するスプールジョブを強制削除して,ジョブを再実行する。
-
KAKC4312-E
An error occurred while removing a sysout. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名, step number = ステップ番号, DD name = DD名称, error message = エラー詳細)
ジョブ識別子およびジョブ名で指定したスプールジョブのSYSOUTデータファイルの削除に失敗した。
(S)処理を続行する。
- (O)エラー詳細を基に調査して,障害を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
エラー詳細がunknown fileの場合,SYSOUTデータファイルは該当するスプールジョブのファイルではなく,スプールジョブ管理ファイルが破壊されているか,スプールディレクトリ名を変更したなどのおそれがある。
-
KAKC4314-E
The spool job control file is not accessible. (jobid = ジョブ識別子, error message = エラー詳細)
スプールジョブ管理ファイルにアクセスできない。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)エラー詳細を基に調査して,障害を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4316-E
An error occurred while getting status of a spool job file. (jobid = ジョブ識別子, error message = エラー詳細)
スプールジョブ管理ファイル,またはスプールジョブディレクトリの情報取得でエラーが発生した。
(S)該当するスプールジョブの処理を中断,または続行する。その後,ほかのスプールジョブがあった場合は処理する。
(O)エラー詳細を基に調査して,障害を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4317-E
An error occurred while updating a spool job control file. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名, process = 処理)
スプールジョブ管理ファイルでエラーが発生した。なお,削除処理で発生した場合は,スプールジョブは削除されているおそれがある。
(S)処理を続行する。
(O)スプールジョブ管理ファイルに問題がないか調査する。削除処理でスプールジョブが削除されないで残っている場合は,強制削除する。
-
KAKC4318-E
Spool job cannot be removed. (jobid = ジョブ識別子, jobname = ジョブ名, reason = 理由)
スプールジョブ削除処理でエラーが発生した。
理由
意味
probably alive
-aで指定した秒数以前の時刻以降に更新されているため,ジョブが実行中の可能性がある。
(S)該当するジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O) ジョブが実行中の場合は,ジョブが終了してからコマンドを入力する。ジョブが実行中でない場合は,一定時間待ったあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4319-E
The spool job is busy. (jobid = ジョブ識別子)
スプールジョブは,ほかで使用中のため処理できない。
(S)該当するジョブの処理を中断し,別ジョブの処理を続行する。
(O)一定時間待ってからコマンドを再入力する。
-
KAKC4364-E
An error occurred while searching for a spool job. (process = 処理など, error message = エラー詳細)
スプールジョブの検索処理でエラーが発生した。
(S)スプールジョブの処理を中断する。
(O)エラー詳細を基に調査して,障害を取り除いたあとに,コマンドを再入力する。
-
KAKC4501-E
An error occurred in the mktime routine.
時刻変換処理でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC4560-E
The specified option is invalid. (option = オプションコード)
不当なオプションコードまたはオプションコード値が指定された。
(S)処理を終了する。
(O)正しい指定をする。
-
KAKC4562-E
A jobid is not specified.
ジョブ識別子の指定がない。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ識別子を指定する。
-
KAKC4567-E
A jobname is not specified.
ジョブ名の指定がない。
(S)処理を終了する。
(O)ジョブ名を指定する。
-
KAKC4600-I
EXECUTION JOB INFORMATION DATE=情報表示日付 TIME=情報表示時刻
bjexlsexjobコマンドで,実行中のジョブ情報を表示する日付と時刻を表示する。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC4624-E
An error occurred during the access of the process info. pid=プロセス番号 (code=保守情報,errormessage=エラー詳細)
実行中のジョブ情報表示機能の処理中にpidで示すプロセス情報の取得中にエラーが発生した。
(S)エラーが発生したプロセスの情報取得を中止し,次のプロセスの情報を表示する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC4625-E
An error occurred during the security information setting of the process. pid=プロセス番号 (code=保守情報, error message=エラー詳細)
実行中のジョブ情報表示機能使用時,起動したプロセスに対するセキュリティ情報の設定中にエラーが発生した。
bjexlsexjobコマンドでは,エラーが発生したプロセスのC-TIMEおよびプロセスの優先度が表示されないことがある。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC5000-E
The number of response message exceeds the limit.
応答待ちイベントの出力数が上限を超えた。
(S)出力できるまでリトライを繰り返す。リトライ中はこのメッセージを出力しない。
(O)MAX_RESPONSE_REQUESTパラメータの設定を見直す。
-
KAKC5001-I
応答(ジョブ識別子, ジョブステップ番号, ホスト名, 応答者, 保守情報)
応答待ちイベントに対して応答が入力された。
応答:入力された応答
ジョブ識別子:応答対象プロセスのジョブ識別子
ジョブステップ番号:応答対象プロセスのジョブステップ番号
- ホスト名:JP1_HOSTNAMEパラメータで指定したホスト名
-
ただし,バッチジョブ実行システムのコマンドで-hオプションを指定した場合,設定ファイルのJP1_HOSTNAMEパラメータは無視され,論理ホスト名が有効になる。詳細については,「7. コマンド」を参照すること。
応答者:JP1/IM - Viewから応答を入力したユーザのJP1ユーザID
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5002-I
Message library started.
メッセージ制御機能のライブラリが処理を開始した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5003-I
Message library ended. (rc=終了コード)
-
KAKC5005-E
An error occurred during shared memory processing. (errno=エラー番号, function=保守情報)
応答待ちイベントの処理中に,共有メモリの操作でエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)BjexSvcサービスを起動して,ジョブを再実行する。
-
KAKC5009-E
Output to JOBLOG failed.
JOBLOGへの出力に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC5010-E
Output to SYSMSG failed.
SYSMSGへの出力に失敗した。
(S)処理を続行する。
(O)システム管理者に連絡し,設定ファイルのスプールディレクトリに対する指定を見直す。
-
KAKC5011-E
An error occurred during JP1Event processing. (errno=エラー番号, function=保守情報)
JP1イベントの処理中にエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)JP1/Baseが起動していることを確認する。問題が解決しない場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC5012-I
メッセージ(ジョブ識別子, ステップ番号, ホスト名, メッセージ識別子, 保守情報)
メッセージ制御機能によって出力したJP1イベントの内容を示す。
なお,このメッセージと同時にKAKC5011-EまたはKAKC5020-Eが出力されている場合はJP1イベントの出力が失敗しているが,出力しようとしていた内容をこのメッセージで示す。
メッセージ:メッセージ制御機能に入力されたメッセージ
ジョブ識別子:このジョブのジョブ識別子
ステップ番号:このジョブステップのステップ番号
- ホスト名:JP1_HOSTNAMEパラメータで指定したホスト名
-
ただし,バッチジョブ実行システムのコマンドで-hオプションを指定した場合,設定ファイルのJP1_HOSTNAMEパラメータは無視され,論理ホスト名が有効になる。詳細については,「7. コマンド」を参照すること。
メッセージ識別子:メッセージごとに割り当てる識別子
(S)処理を続行する。
(O)KAKC5011-EまたはKAKC5020-Eメッセージが出力されている場合は,それぞれの処置を行う。
-
KAKC5013-I
メッセージ(ジョブ識別子, ステップ番号, ホスト名, メッセージ識別子, 保守情報)
メッセージ制御機能によって応答待ちイベントを出力した。
メッセージ:メッセージ制御機能に入力されたメッセージ
ジョブ識別子:このジョブのジョブ識別子
ステップ番号:このジョブステップのステップ番号
- ホスト名:JP1_HOSTNAMEパラメータで指定したホスト名
-
ただし,バッチジョブ実行システムのコマンドで-hオプションを指定した場合,設定ファイルのJP1_HOSTNAMEパラメータは無視され,論理ホスト名が有効になる。詳細については,「7. コマンド」を参照すること。
メッセージ識別子:メッセージごとに割り当てる識別子
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5014-I
Descriptor of JP1Event was acquired successfully. (host=ホスト名)
JP1イベントを発行するためのJP1イベントの記述子の取得に成功した。
ホスト名:ジョブコントローラが稼働するホスト名
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5015-E
Failed to acquire the descriptor of JP1Event. (errno=保守情報, host=ホスト名)
JP1イベントを発行するためのJP1イベントの記述子の取得に失敗した。
保守情報:JP1イベント処理のエラー情報
ホスト名:ジョブコントローラが稼働するホスト名
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC5016-I
JP1Event was sent to the event service successfully.
JP1/BaseのイベントサービスへのJP1イベントの送信に成功した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5017-E
Failed to send the JP1Event to the event service. (errno=エラー番号)
JP1/BaseのイベントサービスへのJP1イベントの送信に失敗した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー番号のエラーの原因を取り除き,ジョブを再実行する。
-
KAKC5018-I
Transmission of JP1Event was checked successfully. (dest=転送先ホスト名)
JP1/IMが稼働するホストへのJP1イベントの転送確認に成功した。
転送先ホスト名:JP1IM_MANAGER_HOSTパラメータで指定した転送先ホスト名
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5019-E
Failed to check transmission of JP1Event. (errno=保守情報, dest=転送先ホスト名, seqno=発行元イベントDB内通し番号)
JP1/IMが稼働するホストへのJP1イベントの転送確認に失敗した。
保守情報:JP1イベント処理のエラー情報
転送先ホスト名:JP1IM_MANAGER_HOSTパラメータで指定した転送先ホスト名
発行元イベントDB内通し番号:JP1/Baseの発行元イベントDB内通し番号
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC5020-E
Timeout occurred while processing message library.
メッセージ制御機能でタイムアウトが発生した。
次に示す要因が考えられる。
-
JP1/Baseのイベントサービスが起動していない。
-
応答要求メッセージの出力数がMAX_RESPONSE_REQUESTパラメータの指定値を超えている。
(S)処理を終了する。
(O)問題を解決し,ジョブを再実行する。
-
-
KAKC5021-E
Initialization of log failed. code=保守情報, reason=エラー原因, os_code=保守情報2
実行ログの初期化に失敗した。
(S)処理を続行する。実行したメッセージ制御機能での実行ログへメッセージを出力しない。
(O)ジョブを再実行する。何度か再実行しても同一現象になる場合は,システム管理者に連絡する。保守情報2が11,13の場合,別プロセスが実行ログを排他していることが原因のため,排他しているプロセスを見直す。
-
KAKC5407-E
Non-ASCII character is found in a response.
bjexchmsgコマンドで,応答メッセージ中にASCII文字以外を指定した。
(S)処理を終了する。
(O)ASCII文字で応答する。
-
KAKC5408-I
応答要求をキャンセルしました。 (ジョブ識別子, ステップ番号, JP1/AJSのホスト名)
bjexchmsgコマンドで応答が入力されたまたは取り消されたため,応答要求をキャンセルした。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC5409-E
No valid response request was found.
bjexchmsgコマンドで,応答の入力または応答要求の取り消しが指定されたが,指定された応答要求が存在しない。
(S)処理を終了する。
(O)bjexlsmsgコマンドで-nオプションに指定した番号に誤りがないか確認し,正しい番号を指定する。
-
KAKC5410-E
A system call error occurred. (機能名 error -エラー詳細)
システムコールエラーが発生した。
機能名,およびエラー詳細はエラー情報を示す。
(S)処理を終了する。
(O)エラー情報を調べ,原因を取り除き,再度実行する。
-
KAKC5429-E
An error occurred. (保守情報)
内部エラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKC5500-I
Start verification of a template of configuration file.
設定ファイルのテンプレートの解析を開始する。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5501-I
Start verification of a modified configuration file.
作成した設定ファイルの解析を開始する。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5502-I
The specified parameters in the configuration file were correct.
設定ファイルのパラメータは正しい。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC5503-E
The specified parameters in the configuration file were incorrect.
設定ファイルのパラメータが正しくない。
(S)処理を終了する。
(O)設定ファイルのパラメータを正しく指定したあとに,コマンドを再実行する。
-
KAKC5511-E
An error occurred while getting a path. (パスの種別名, エラー内容)
設定環境のディレクトリを求める処理でエラーが発生した。
- パスの種別名
-
MyDocuments:ユーザごとのドキュメント格納先のパス
APPDATA:ユーザごとのアプリケーションデータのパス
ALLUSERAPP:全ユーザ共通のアプリケーションデータの格納先のパス
ALLUSERDOC:全ユーザ共通のドキュメント格納先のパス
USERPROFILE:ユーザプロファイルのディレクトリパス
spool:スプールディレクトリ
conf:設定ファイル格納ディレクトリ
log:ログ用ディレクトリ
perm:恒久ファイル用ディレクトリ
proc:カタログドプロシジャ用ディレクトリ
trace:トレース用ディレクトリ
temp:一時ディレクトリ
BJEX:バッチジョブ実行システムのインストールディレクトリ
(S)処理を終了する。
(O)該当ディレクトリが存在するか,パス名が長過ぎないか確認する。パス名が長過ぎる場合,パス名が短くなるように設定環境を変更する。
-
KAKC5520-E
A template of configuration file is missing.
設定ファイルのテンプレートファイルの格納先を見つけることができない。
バッチジョブ実行システムがインストールされていないか,レジストリが破壊されているおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)バッチジョブ実行システムを正しくインストールする。
-
KAKC5521-E
A size of template configuration file name is too long.
設定ファイルのテンプレートファイルのファイル名が長過ぎる。
レジストリが破壊されているか,インストール先ディレクトリのパス名が長過ぎるおそれがある。
(S)処理を終了する。
(O)インストールの設定を見直してから,バッチジョブ実行システムを再度インストールする。
-
KAKC5522-E
A size of configuration file name is too long.
設定ファイルのファイル名が長過ぎる。
(S)処理を終了する。
(O)設定ファイルのファイル名を見直したあとに,コマンドを再実行する。
-
KAKC5528-E
An error occurred while opening a configuration file. (エラー内容)
bjex_setupコマンドで設定ファイルを作成するときに,設定ファイルのオープンでエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー内容に従って原因を調査し,障害を取り除いてコマンドを再実行する。
-
KAKC5529-E
An error occurred while writing a configuration file. (エラー内容)
bjex_setupコマンドで設定ファイルを作成するときに,設定ファイルへの書き込みでエラーが発生した。
(S)処理を終了する。
(O)エラー内容に従って原因を調査し,障害を取り除いてコマンドを再実行する。
-
KAKC5530-E
An error occurred while creating a directory. (ディレクトリの種別, エラー内容)
ディレクトリ作成時にエラーが発生した。
ディレクトリの種別とエラー内容を基に障害を取り除いて,コマンドを再実行する。
- ディレクトリの種別
-
spool:スプールディレクトリ
conf:設定ファイル格納ディレクトリ
log:ログ用ディレクトリ
perm:恒久ファイル用ディレクトリ
proc:カタログドプロシジャ用ディレクトリ
trace:トレース用ディレクトリ
temp:一時ディレクトリ
(S)処理を終了する。
(O)設定ファイルを削除したあとにコマンドを再実行する。
-
KAKC7000-I
Service installed successfully.
BjexSvcサービスの登録が成功した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC7001-E
Service installed unsuccessfully. (API=保守情報,Error code=エラーコード)
BjexSvcサービスの登録に失敗した。
(S)処理を中止する。
(O)BjexSvcサービスがすでに登録されている場合,このメッセージは無視する。それ以外の場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC7002-E
BjexSvc initialize error. (API=保守情報,Error code=エラーコード)
BjexSvcサービスのサービス初期化処理でエラーが発生した。次の要因が考えられる。
-
BjexSvcサービスを起動するユーザアカウントが管理者権限を持っていない。
-
バッチジョブ実行システムのセットアップで,排他/共用制御機能および実行中のジョブ情報表示機能を使用するための設定をしていない。
(S)処理を中止する。
- (O)要因に応じて次の対処をする。それ以外の場合は,システム管理者に連絡する。
-
-
BjexSvcサービスのプロパティでログオンするアカウントに指定したユーザに,管理者権限を持つユーザを指定する。
-
bjexsvc -setupコマンドを実行し,バッチジョブ実行システムで排他/共用制御機能および実行中のジョブ情報表示機能を使用するための設定を行う。詳細については,「2.3.1(5) 排他/共用制御機能および実行中のジョブ情報表示機能を使用するための設定」を参照のこと。
-
-
-
KAKC7003-E
Faild to API名. (Error code=エラーコード)
BjexSvcサービスの処理中にMutexの生成またはオープンに失敗した。
BjexSvcサービスを起動するアカウントにサーバの管理者権限を持つユーザを指定していない場合にこのエラーとなることがある。
(S)処理を中止する。
(O)指定に誤りがある場合,誤りを修正して再実行する。それ以外の場合は,システム管理者に連絡する。
-
KAKC7004-E
Config file does not exist.
設定ファイルが存在しない。
(S)処理を中止する。
(O)設定ファイルが存在するか確認する。
-
KAKC7005-E
Parsing config file ended. (Error code=エラーコード)
設定ファイルのパラメータの指定に誤りがあるため,解析を終了した。
(S)処理を中止する。
(O)bjex_setupコマンドで-kオプションを指定して設定ファイルのシンタクスチェックを行い,誤りがあれば修正する。
-
KAKC7010-I
Service setup successfully.
BjexSvcサービスの設定処理が成功した。
(S)処理を続行する。
(O)なし。
-
KAKC7011-E
Service setup unsuccessfully. (API=保守情報, Error code =エラーコード)
BjexSvcサービスの設定処理が失敗した。
(S)処理を中止する。
(O)システム管理者に連絡する。
-
KAKD1001-E
Memory shortage.
必要とする作業領域や入出力バッファを割り当てることができない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は,メモリ見積もりを見直す。
-
KAKD1002-E
Environment variable "環境変数名" is invalid.
環境変数名で示す環境変数の設定値が正しくない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。
-
KAKD1003-E
File defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
- (S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
-
DD要素SYSPRINTでエラーが発生した場合は,このメッセージに続いてKAKD1091-Eメッセージを出力し,RC=4で続行する。
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD1004-E
File defined by "環境変数名" I/O error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルの入出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD1005-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるパス名またはファイル名のファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD1006-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" I/O error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるパス名またはファイル名のファイルの入出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD1009-I
Line=行番号 text="テキスト".
制御文の行番号とテキストを出力する。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD1010-E
Length of the previous line exceeded the limit.
制御文のうち,直前のKAKD1009-Iメッセージが示す行の文字数が最大文字数を超えた。
(S)制御文の解析処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文の行を分割して最大文字数以下にしたあと再実行する。
-
KAKD1011-E
No following line after continuation mark.
制御文の直前のKAKD1009-Iメッセージが示す行の継続行がない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1012-E
Unmatched parenthesis.
制御文の直前のKAKD1009-Iメッセージが示す行のオペランドの括弧が閉じられていない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
- (O)制御文の括弧を閉じる。
-
同時にKAKD1013-Eメッセージが出力されているときは,制御文の引用符の指定が原因の場合があるので,引用符の指定を見直す。
-
KAKD1013-E
Unmatched quotation.
制御文の直前のKAKD1009-Iメッセージが示す行のオペランドの引用符が閉じられていない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文の引用符を閉じる。
-
KAKD1021-E
Command name is invalid.
誤った制御文を直前のKAKD1009-Iメッセージが示す行に指定した。または,制御文の使用方法に誤りがある。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1031-E
Operand name "オペランド名" is invalid.
誤ったオペランド名を指定した。または,オペランドの使用方法に誤りがある。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1032-E
Operand name "オペランド名" is not specified.
オペランド名で示す必須オペランドが指定されていない。
SELECT文のオペランドが指定されていないときは,オペランド名に"GROUP or MEMBER"が表示される。
指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1033-E
Operand name "オペランド名" is inconsistent.
オペランド名で示すオペランドの指定に矛盾がある。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1041-E
Parameter value "パラメータ値" of operand name "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドに誤ったパラメータ値を指定した。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1042-E
Parameter value of operand name "オペランド名" is not specified.
オペランド名で示すオペランドの必須パラメータが指定されていない。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1043-E
The DD element with NAME="環境変数名" is not specified.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,NAME="環境変数名"に対応するDD要素が指定されていない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素にNAME="環境変数名"で示す環境変数名に対応するDD要素を指定する。
-
KAKD1044-E
The sequence of Command name "コマンド名" is invalid.
コマンド名が示すコマンドの指定順序が誤っている。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1045-E
Parameter value of operand name "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドに誤ったパラメータ値を指定した。INDD文の指定誤りのときも,このメッセージが出力される。指定内容は,直前のコマンドのKAKD1009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1046-E
Pathname "パス名" defined by "環境変数名" is too long.
環境変数名で示す環境変数に設定されているパス名の長さが,指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD1047-E
File name "ファイル名" defined by MEMBER is too long.
MEMBERオペランドで指定したファイル名で示すファイルの名称の長さが,指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)MEMBERオペランドの指定値を見直す。
-
KAKD1048-E
Combined pathname "パス名" is too long.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素で指定したパス名とMEMBERオペランドで指定したファイル名を連結したパス名で示す名称の長さが,指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素とMEMBERオペランドの指定値を見直す。
-
KAKD1090-E
SYSPRINT DD element missing.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,SYSPRINTのDD要素が指定されていない。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD1091-E
SYSPRINT cannot be opened.
ジョブ定義XMLファイルで指定したSYSPRINTのDD要素をオープンできなかった。
- (S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=4)
-
直前のエラーメッセージのリターンコードを無効にし,RC=4で処理を継続する。
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD1100-I
File "ファイル名" is copied.[ -> "新ファイル名"]
ファイル名で示すファイルのコピー処理が終了した。
新ファイル名を指定してコピーしたときは,コピーした新ファイル名が表示される。
(S)処理を続行する。(RC=0)
-
KAKD1102-I
All files defined by "環境変数名1" is copied to "環境変数名2" or skipped.
環境変数名1で示す環境変数に設定されているディレクトリ配下のファイルを環境変数名2で示すディレクトリ配下に複製する処理が終了した。
コピーステップが終了すると,出力される。処理中にエラーを検出し,処理をスキップしていることがあるので,エラーが発生しているときは,内容を確認する。
(S)処理を続行する。(RC=0)
(O)エラーが発生しているときは,ジョブ定義XMLファイルのDD要素または制御文を見直す。
-
KAKD1105-I
File "ファイル名" is not copied because same name file found.
ファイル名で示すファイルは,コピー先のディレクトリに同一ファイル名のファイルが存在したためコピーしなかった。
(S)処理を続行する。(RC=0)
-
KAKD1110-E
Failed to copy file "ファイル名". reason="エラー詳細".
ファイル名で示すファイルのコピーがエラー詳細で示すエラーによって失敗した。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素または制御文を見直す。
-
KAKD1112-E
Some file defined by "環境変数名1" cannot be copied to "環境変数名2".
環境変数名1で示す環境変数に設定されているディレクトリ配下のファイルを環境変数名2で示す環境変数に設定されているディレクトリ配下に複製中に,幾つかのファイルの複製処理に失敗した。
(S)処理を続行する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素または制御文を見直す。
-
KAKD1120-E
"環境変数名" is not directory.
環境変数名で示す環境変数に設定されているパス名は,ディレクトリでない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。
-
KAKD1121-E
SELECT or EXCLUDE is not allowed.
SELECT文またはEXCLUDE文の指定はできない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1122-E
OUTDD or INDD keyword not found.
OUTDDまたはINDDのキーワードの指定がない。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1130-E
File "ファイル名" not found.
SELECT文で指定されたファイル名が見つからなかった。
(S)処理を続行する。(RC=4)
(O)入力ファイルまたはSELECT文のMEMBERオペランドを調べて見直す。
-
KAKD1131-I
No files copied from input directory defined by "環境変数名".
環境変数名で示す環境変数に設定されている入力ディレクトリからは,ファイルをコピーできなかった。
(S)処理を続行する。(RC=0)
-
KAKD1137-E
Unable to specify duplicate file names "ファイル名" in same copy step.
1つのコピーステップでファイル名を重複して指定しているので,ファイルをコピーできなかった。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=8)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD1147-I
End of job - return code is "終了コード".
ジョブステップの終了を示す。終了コードで示す値が,このジョブステップ内で最も大きい値である。
(S)ジョブステップを終了する。(RC=0)
-
KAKD1151-I
Job terminated (error occurred).
bjexu_pcopyを実行したジョブステップで何らかのエラーが発生したことを示す。
(S)ジョブステップを終了する。(RC=0)
(O)このメッセージに先行するエラーメッセージを調べる。
-
KAKD1153-I
All files were already in place.
すべてのファイルはすでに存在するので,コピー処理を終了した。
(S)コピーオペレーションを打ち切り,次のコピーオペレーションを実行する。(RC=0)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2001-E
Memory shortage.
必要とする作業領域や入出力バッファを割り当てることができない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は,メモリ見積もりを見直す。
-
KAKD2003-E
File defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
- (S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
-
DD要素SYSPRINTでエラーが発生した場合は,このメッセージに続いてKAKD2091-Eメッセージを出力し,RC=4で続行する。
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD2004-E
File defined by "環境変数名" I/O error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルの入出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD2005-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるパス名またはファイル名のファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD2009-I
Line=行番号 text="テキスト".
制御文の行番号とテキストを出力する。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD2010-E
Length of the previous line exceeded the limit.
制御文の文字数が最大文字数を超えた。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文の行を分割して最大文字数以下にしたあと再実行する。
-
KAKD2011-E
No following line after continuation mark.
直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文の継続行がない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2012-E
Unmatched parenthesis.
直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文のオペランドの括弧が閉じられていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
- (O)制御文の括弧を閉じる。
-
同時にKAKD2013-Eメッセージが出力されているときは,制御文の引用符の指定が原因の場合があるので,引用符の指定を見直す。
-
KAKD2013-E
Unmatched quotation.
直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文のオペランドの引用符が閉じられていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文の引用符を閉じる。
-
KAKD2021-E
Command name is invalid.
誤った制御文を直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に指定した。または,コマンドの使用方法に誤りがある。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2031-E
Operand name "オペランド名" is invalid.
誤ったオペランド名を指定した。または,オペランドの使用方法に誤りがある。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2032-E
Operand name "オペランド名" is not specified.
オペランド名で示す必須オペランドが指定されていない。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2041-E
Parameter value "パラメータ値" of operand name "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドに誤ったパラメータ値を指定した。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2042-E
Parameter value of operand name "オペランド名" is not specified.
オペランド名で示すオペランドの必須パラメータが指定されていない。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2043-E
The DD element with NAME="環境変数名" is not specified.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,NAME="環境変数名"に対応するDD要素が指定されていない。
(S)コマンド処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素にNAME="環境変数名"に対応するDD要素を指定する。
-
KAKD2044-E
The sequence of Command name "コマンド名" is invalid.
コマンド名が示すコマンドの指定順序が誤っている。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
- (O)制御文を見直す。
-
INPFILE文を制御文の最初に指定する必要がある。
OUTFILE文は,INPFILE文の次に指定する必要がある。
GENERATE文は,INPFILE文またはOUTFILE文のあとに指定する必要がある。
-
KAKD2045-E
Parameter value of operand name "オペランド名1"[ or "オペランド名2"] is invalid.
"オペランド名1"または"オペランド名2"で示すオペランドのどちらかに誤ったパラメータ値を指定した。指定内容は,直前のコマンドのKAKD2009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2046-E
Pathname "パス名" defined by "環境変数名" is too long.
環境変数名で示す環境変数に設定されているパス名の長さが指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD2047-E
File name "ファイル名" defined by MEMBER is too long.
MEMBERオペランドで指定したファイル名で示すファイルの名称の長さが指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)MEMBERオペランドの指定値を見直す。
-
KAKD2048-E
Combined pathname "パス名" is too long.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素で指定したパス名とMEMBERオペランドで指定したファイル名を連結したパス名で示す名称の長さが指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素とMEMBERオペランドの指定値を見直す。
-
KAKD2090-E
SYSPRINT DD element missing.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,SYSPRINTのDD要素が指定されていない。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2091-E
SYSPRINT cannot be opened.
ジョブ定義XMLファイルで指定したSYSPRINTのDD要素をオープンできなかった。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2100-I
Copied "ファイル名1"->"ファイル名2".
ファイル名1で示すファイルをファイル名2で示すファイルにコピーする処理が完了した。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD2101-E
Copied failed "ファイル名1"->"ファイル名2".
ファイル名1で示すファイルをファイル名2で示すファイルにコピーする処理に失敗した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素または制御文を見直す。
-
KAKD2102-I
Processing ended after last IDENT operand found.
RECORD文のIDENTオペランドで最後に指定したグループ識別文字列を検出したので,入力データセットを最後まで入力しないで処理を終了した。
(S)処理を終了する。(RC=0)
-
KAKD2103-E
Processing member needs IDENT operand.
MEMBER文とMEMBER文との間にIDENTオペランドを指定したRECORD文がない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2104-E
Same member name is specified more than once.
MEMBER文のNAMEオペランド値に,同じ名称を複数回指定した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2105-E
There is an error in specification order of "MEMBER" and "RECORD".
MEMBER文とRECORD文の指定順序に誤りがある。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2106-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" stat error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるファイルのステータス情報取得時,エラー詳細で示されるエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。またはファイルシステムをチェックする。
-
KAKD2107-E
File "ファイル名" is not copied because same name file was found.
ファイル名で示すファイルと同じ名称のファイルがすでに存在するので,コピーできなかった。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2108-E
Unable to specify duplicate filepath "ファイルパス名" for SYSUT1 and SYSUT2.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT2で指定したファイルパス名が,SYSUT1で指定したファイルと実体が同じである。SYSUT1とSYSUT2に同じファイルを指定することはできない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2109-E
Missing IDENT operand for nonterminal RECORD statement.
最後のRECORD文でないにも関わらず,IDENTオペランドの指定がない。
(S)コマンド処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2120-E
"ファイルパス名" specified by SYSUT1 is not a file.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT1で指定したファイルパス名で示す実体がファイルではない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2121-E
"ファイルパス名" specified by SYSUT2 is not a file.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT2で指定したファイルパス名で示す実体がファイルではない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD2130-I
Copied last file "ファイル名1"->"ファイル名2".
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT1に連結された最後のファイル名1で示すファイルをファイル名2で示すファイルにコピーする処理が終了した。
(S)処理を終了する。(RC=0)
-
KAKD2131-E
Output record length exceeded max record length of file specified by SYSUT2.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT1で指定したファイルのレコード長とSYSUT2で指定した出力ファイルのレコード長の関連に矛盾を検出した。
入力ファイルのレコード長より出力ファイルのレコード長を大きくする必要がある。SYSUT1で指定した入力ファイルの指定誤りか,OUTFILE文のRECLENオペランドで指定した最大レコード長の誤りが考えられる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD2132-E
Output record length does not reach the min record length of file specified by SYSUT2.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT1で指定したファイルから入力したレコード長がSYSUT2で指定した出力ファイルの最小レコード長より小さい。
入力ファイルのレコード長は,出力ファイルの最小レコード長以上の長さでなければならない。SYSUT1で指定した入力ファイルの指定誤りか,OUTFILE文のMINLENオペランドで指定した最小レコード長の誤りが考えられる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD2133-E
Input position and/or length specified by "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドで指定した入力位置と入力する情報の長さで示すフィールドが,入力レコードまたは入力論理レコードのフィールド外を指定している。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD2134-E
Output position and/or length specified by "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドで指定した出力位置と出力する情報の長さで示すフィールドが,出力レコードの範囲外を指定している。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD2135-E
An error occurred while reading the file specified by SYSUT1.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT1で指定したファイルを読み込み中にエラーを検出した。入力ファイルの指定誤りか,INPFILE文の指定誤りが考えられる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD2137-E
Field length and field information length do not match in FIELD operand.
FIELDオペランドの指定で,フィールド長とフィールド情報の長さが異なる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD2138-I
End of file. output records=出力レコード数.
ファイルの終わりを検出した。出力レコード数で示す,レコードを出力した。
単純複写の場合は,65537バイト/レコードで出力したレコード数が表示される。
(S)処理を打ち切る。(RC=0)
-
KAKD2139-I
"仮定値" is assumed as output record length.
出力レコード長として,仮定値を仮定した。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD2140-I
Truncate input record to 80 bytes.
RECORD文による複写で,入力レコードの長さを80バイトに切り詰めた。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD2150-E
An error occurred while reading the file specified by SYSUT2.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素SYSUT2で指定したファイルを読み込み中にエラーを検出した。出力ファイルの指定誤りか,OUTFILE文の指定誤りが考えられる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD3001-E
Memory shortage.
必要とする作業領域や入出力バッファを割り当てることができない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)システム管理者に連絡する。システム管理者は,メモリ見積もりを見直す。
-
KAKD3002-E
Environment variable "環境変数名" is invalid.
環境変数名で示す環境変数の設定値が正しくない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。
-
KAKD3003-E
File defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3004-E
File defined by "環境変数名" I/O error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルの入出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
- (S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
-
SYSPRINTのDD要素でエラーが発生した場合は,このメッセージに続いてKAKD3091-Eメッセージを出力し,RC=4で続行する。
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3005-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" open failed. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示すパス名またはファイル名のファイルのオープン中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3007-E
File defined by "環境変数名" I/O error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルの入出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3009-I
Line=行番号 text="テキスト".
制御文の行番号とテキストを出力する。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD3010-E
Length of the previous line exceeded the limit.
制御文の文字数が最大文字数を超えた。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文の行を分割して最大文字数以下にしたあと再実行する。
-
KAKD3011-E
No following line after continuation mark.
直前のコマンドのKAKD3009-Iが示す制御文の継続行がない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3012-E
Unmatched parenthesis.
直前のコマンドのKAKD3009-Iが示す制御文のオペランドの括弧が閉じていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
- (O)制御文の括弧を閉じる。
-
同時にKAKD3013-Eメッセージが出力されている場合は,制御文の引用符が原因のときがあるため,引用符の指定を見直す。
-
KAKD3013-E
Unmatched quotation.
直前のコマンドのKAKD3009-Iが示す制御文のオペランドの引用符が閉じていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文の引用符を閉じる。
-
KAKD3021-E
Command name is invalid.
誤ったコマンド名を直前のコマンドのKAKD3009-Iが示す制御文に指定した。または,コマンドの使用方法に誤りがある。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3031-E
Operand name "オペランド名1"[[, "オペランド名2"] or "オペランド名3"] is invalid.
"オペランド名1","オペランド名2",または"オペランド名3"で示すオペランドのどれかに誤ったオペランドを指定した。または,オペランドの使用方法に誤りがある。指定内容は,KAKD3009-Iが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3032-E
Operand name "オペランド名1"[ or "オペランド名2"] is not specified.
"オペランド名1"または"オペランド名2"で示す必須オペランドが指定されていない。指定内容は,直前のコマンドのKAKD3009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3041-E
Parameter value "パラメータ値" of operand name "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドに誤ったパラメータ値を指定した。指定内容は,直前のコマンドのKAKD3009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3042-E
Parameter value of operand name "オペランド名" is not specified.
オペランド名で示すオペランドの必須パラメータが指定されていない。指定内容は,直前のコマンドのKAKD3009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3043-E
The DD element with NAME="環境変数名" is not specified.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,NAME="環境変数名"に対応するDD要素が指定されていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素にNAME="環境変数名"のDD要素を指定する。
-
KAKD3044-E
The sequence of Command name "コマンド名" is invalid.
コマンド名が示すコマンドの指定順序が誤っている。指定内容は,直前のコマンドのKAKD3009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
- (O)制御文を見直す。
-
INPFILE文を制御文の最初に指定する必要がある。
OUTFILE文は,INPFILE文の次に指定する必要がある。
REPRO文は,OUTFILE文のあとに指定する必要がある。
-
KAKD3045-E
Parameter value of operand name "オペランド名1"[ or "オペランド名2"] is invalid.
"オペランド名1"または"オペランド名2"で示すオペランドのどちらかに誤ったパラメータ値を指定した。指定内容は,直前のコマンドのKAKD3009-Iメッセージが示す制御文に出力される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)制御文を見直す。
-
KAKD3046-E
Pathname "パス名" defined by "環境変数名" is too long.
環境変数名で示す環境変数に設定されているパス名の長さが指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3048-E
Combined pathname "パス名" is too long.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素で指定したパス名と複写元のファイル名を連結したパス名で示す名称の長さが指定できる上限値を超えている。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素の指定値を見直す。
-
KAKD3090-E
SYSPRINT DD element missing.
ジョブ定義XMLファイルのDD要素には,SYSPRINTのDD要素が指定されていない。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=0)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3091-E
SYSPRINT cannot be opened.
ジョブ定義XMLファイルで指定したSYSPRINTのDD要素をオープンできなかった。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=0)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3092-E
SYSPRINT I/O error. reason="エラー詳細"
SYSPRINTへの出力中にエラー詳細で示すエラーが発生した。
(S)SYSPRINTにはメッセージを出力しないで処理を継続する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3093-E
Required statement is not specified in SYSIN.
SYSINに必須の制御文が指定されていない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD3100-I
{Copied|Converted|Merged} "ファイル名1"->"ファイル名2".
ファイル名1で示すファイルをファイル名2で示すファイルにコピーする処理が完了した。複写時は"Copied",変換時は"Converted",また併合時は"Merged"が表示される。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD3101-I
ISAM file "ファイル名" was created successfully.
ファイル名で示す索引順編成ファイルの作成が完了した。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD3102-I
ISAM file "ファイル名" was erased successfully.
ファイル名で示す索引順編成ファイルの削除が完了した。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD3105-E
Attributes of files specified by COPYDD operand and OUTDD operand do not match.
REPROコマンドのCOPYDDオペランドで指定したファイルの属性が,OUTDDオペランドで指定したファイルの属性と異なる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD3106-E
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" stat error. reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるファイルのステータス情報の取得時,エラー詳細で示されるエラーが発生した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3107-E
File "ファイル名" is not copied because same name file was found.
ファイル名で示すファイルと同じ名称のファイルがすでにあるので,コピーできなかった。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3108-E
Unable to specify duplicate filepath "ファイルパス名" for "環境変数名1" and "環境変数名2".
ジョブ定義XMLファイルのDD要素の環境変数名2で指定したファイルパス名が,環境変数名1で指定したファイルと実体が同じである。環境変数名1と環境変数名2に同じファイルを指定できない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3109-E
An error occurred while {copying|converting|merging} file: "ファイル名1"->"ファイル名2".
ファイル名1で示すファイルをファイル名2で示すファイルにコピーする処理中にエラーが発生し,コピー処理に失敗した。複写時は"copying",変換時は"converting",また併合時は"merging"が表示される。レコードの途中までしか出力できなかったときに出力される。その他の要因があるときは,エラーの内容を示すメッセージが続けて出力される。
(S)コピー処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素または制御文を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3120-E
"ファイルパス名" specified by "環境変数名" is not a file.
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示す実体がファイルではない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3121-E
Error occurred on function("関数名") while processing file "ファイルパス名" defined by "環境変数名". reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるファイルを使用中に関数名で示す関数でエラーが発生した。関数の戻り値にエラー詳細があるときは,エラーの内容がエラー詳細に表示される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3122-E
Error occurred on function("関数名") before processing file "ファイルパス名" defined by "環境変数名". reason="エラー詳細"
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるファイルを使用中に関数名で示す関数でエラーが発生した。関数の戻り値にエラー詳細があるときは,ISAMのエラー番号またはシステムコールのエラー番号がエラー詳細に表示される。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。または,ファイルシステムをチェックする。
-
KAKD3131-E
Input record length is out of range of file specified by "環境変数名".
入力ファイルのレコード長が環境変数名で示す環境変数に設定されている出力ファイルのレコード長の範囲外である。入力ファイルの指定誤りか,または環境変数名で示す出力ファイルの最小レコード長または最大レコード長の誤りが考えられる。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD3135-E
Inconsistent file attribute information in "環境変数名".
環境変数名で示す環境変数で指定したファイルの属性は,INPFILE文またはOUTFILE文で指定したファイルの属性と矛盾している。次の原因が考えられる。
-
INPFILE文でFILEORG=F指定の場合
入力ファイルのサイズがINPFILE文のRECLENオペランドで指定したレコード長の整数倍の大きさではない。
-
INPFILE文でFILEORG=V指定の場合
入力ファイルのヘッダレコード長またはヘッダレコードの形式が不正である。
-
OUTFILE文でFILEORG=V指定の場合
出力ファイルのDD要素でDISP="MOD"指定のとき,出力ファイルのヘッダレコード長またはヘッダレコードの形式が不正である。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
-
KAKD3136-E
An error occurred while reading the file specified by "環境変数名".
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルを読み込み中にエラーを検出した。入力ファイルや出力ファイルの指定誤りか,またはINPFILE文やOUTFILE文の指定誤りが考えられる。次の原因が考えられる。
-
入力が固定長順編成ファイルまたは可変長順編成ファイルの場合,入力を要求したレコード長と入力したレコードの長さが異なっている。
-
入力が可変長順編成ファイルの場合,入力したレコードの長さが,最小レコード長と最大レコード長の範囲外である。
-
出力が固定長順編成ファイルまたは可変長順編成ファイルの場合,出力を要求したデータ長と出力したレコードの長さが異なっている。
-
入力が可変長順編成ファイルの場合,ヘッダレコードだけがあり,データがなかった。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
-
KAKD3137-W
File "ファイルパス名" defined by "環境変数名" is not deleted, the file does not exist.
環境変数名で示す環境変数に設定されているファイルパス名で示されるファイルが存在しないので,削除できなかった。
(S)処理を続行する。(RC=4)
(O)ジョブ定義XMLファイルのDD要素を見直す。
-
KAKD3138-I
End of file. output records=出力レコード数,replace=変更レコード数,skip=スキップレコード数.
出力処理を終了した。出力レコード数で示すレコードを出力した。変更レコード数で示すレコードを更新した。また,スキップレコード数で示すレコードの処理をスキップした。表示されたレコード数の合計が処理したレコード数を表す。
(S)処理を継続する。(RC=0)
-
KAKD3139-E
The length of the input record is different from the output file record length.
入力ファイルと出力ファイルが固定長の順編成ファイル,または入力ファイルと出力ファイルが固定長の索引順編成ファイルのとき,入力レコードの長さと出力ファイルのレコードの長さが異なっている。
(S)処理を打ち切る。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
KAKD3140-E
Attribute of ISAM file specified by "環境変数名" is not allowed.
環境変数名で示す環境変数で指定したISAMファイルの属性は,許可されていない属性である。
主キーを持たないファイルや主キーの重複を許可しているファイルを指定した。
キーのデータ型が整数型と文字型以外のファイルを指定した。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルを見直す。
-
KAKD3141-E
The data type of key specified by "オペランド名" is invalid.
オペランド名で示すオペランドで指定したキーのデータ型が入力ファイルまたは出力ファイルのデータ型と合わない。次の原因が考えられる。
-
オペランドで指定したキーのデータ型とファイルに定義されているデータ型が合わない。
-
オペランドで指定したキーのデータ型が文字型の場合,ファイルに定義されたキーの長さより長いキーの値を指定した。
-
オペランドで指定したキーのデータ型が整数型の場合でファイルに定義されたキーのデータ型が2バイト整数型のとき,指定できる値の範囲(-32768≦値≦32767)以外の値を指定した。
-
オペランド名で示すオペランドは,キーの要素が降順型のときは指定できない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
-
KAKD3142-E
Key value is duplicated in file name "ファイル名".
ファイル名で示すファイルへの併合処理でキーの重複が見つかった。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=8)
- (O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。
-
REPRO文でNOREPLACEオペランドを指定したときは,更新が必要なら,REPLACEオペランドを指定して再実行する。
REPRO文でREPLACEオペランドを指定していたときは,副キーの重複があるので,入出力ファイルの内容を確認する。
-
KAKD3143-E
Failed to load ISAM library. reason="エラー詳細"
索引順編成ファイル管理ISAMのライブラリがロードできない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)エラー詳細を調べ,ISAM製品が正しくインストールされているかどうかを確認する。
-
KAKD3144-E
The output file "ファイル名" specified by "環境変数名" is not empty, or "MOD" is specified to DISP attribute of DD element.
REPRO文でCOPYDDオペランド指定時,"環境変数名"で示す環境変数に設定されている"ファイル名"で示すファイルはすでにデータが格納されている。または,ジョブ定義XMLファイルのDD要素で,DISP="MOD"が指定されている。
なお,COPYDDオペランドを指定したときは,併合できない。
(S)処理を打ち切り,ジョブステップを終了する。(RC=12)
(O)ジョブ定義XMLファイルと制御文を見直す。