Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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5.2.25 HCSCコンポーネントの構成を変更する

開発環境でHCSCコンポーネントの定義を変更した場合,リポジトリを利用して変更した定義を運用環境に受け渡します。運用環境では,開発環境で変更した定義情報に従って,HCSCコンポーネントの構成を変更します。

HCSCコンポーネントの構成を変更する前提条件と変更方法について次に説明します。

<この項の構成>
(1) 前提条件
(2) 変更方法

(1) 前提条件

HCSCコンポーネントの構成を変更するには,次の条件を満たす必要があります。

(2) 変更方法

HCSCコンポーネントの構成を変更する手順を次に示します。

  1. リポジトリ情報の差分を確認します。
    リポジトリ情報の差分の確認方法については,「4.5 リポジトリの差分情報の参照」を参照してください。
  2. HCSCコンポーネントを停止します。
    csccompostopコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているHCSCコンポーネントを一括して停止します。
    HCSCコンポーネントの停止方法については,「5.2.32 ユーザ定義受付を停止する」,「5.2.33 サービスアダプタを停止する」,および「5.2.34 ビジネスプロセスを停止する」を参照してください。
  3. HCSCコンポーネントを削除します。
    csccompoundeployコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているHCSCコンポーネントを一括して削除します。
    HCSCコンポーネントの削除方法については,「3.2.1 サービスアダプタを削除する」,「3.2.2 ビジネスプロセスを削除する」,および「3.2.3 ユーザ定義受付を削除する」を参照してください。
  4. リポジトリをインポートします。
    リポジトリのインポート方法については,「4.3 リポジトリのインポート」を参照してください。
  5. HCSCコンポーネントを配備します。
    csccompodeployコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに,配備されていないHCSCコンポーネントを一括して配備します。
    HCSCコンポーネントの配備方法については,「3.1.9 サービスアダプタを配備する」,「3.1.10 ビジネスプロセスを配備する」,および「3.1.11 ユーザ定義受付を配備する」を参照してください。
  6. HCSCコンポーネントを開始します。
    csccompostartコマンドに-clusterオプションを指定して,クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているHCSCコンポーネントを一括して開始します。
    HCSCコンポーネントの開始方法については,「5.2.6 サービスアダプタを開始する」,「5.2.7 ビジネスプロセスを開始する」,および「5.2.8 ユーザ定義受付を開始する」を参照してください。