Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
ユーザ定義受付を停止するには,次の条件を満たす必要があります。
ユーザ定義受付を停止するには,運用環境でcscrcptnstopコマンド,csccompostopコマンド,またはcscutilコマンドを実行します。
cscrcptnstopコマンド,csccompostopコマンド,およびcscutilコマンドは,次の場合に使用します。
- cscrcptnstopコマンド
- ユーザ定義受付および標準受付を一括して停止する場合に使用します。
- HCSCサーバに配備されているユーザ定義受付を一括して停止する場合に使用します。
- クラスタ単位で一括して停止することもできます。なお,特定のユーザ定義受付だけを停止することはできません。
- 該当するリポジトリが存在する運用環境で,ユーザ定義受付を停止する場合に使用します。
- csccompostopコマンド
- サービスアダプタ,ビジネスプロセス,およびユーザ定義受付を一括して停止する場合に使用します。
- ユーザ定義受付だけを一括で停止することはできません。
- HCSCサーバに配備されている特定のユーザ定義受付を停止する場合に使用します。
- クラスタ単位で特定のユーザ定義受付を停止することもできます。
- 該当するリポジトリが存在する運用環境で,ユーザ定義受付を停止する場合に使用します。
- cscutilコマンド
該当するリポジトリがなく,cscutilが使用できる環境(例えば,JP1で直接運用している実行環境)でユーザ定義受付を停止する場合に使用します。
- cscrcptnstopコマンドの場合
- 運用環境でcscrcptnstopコマンドを実行します。
- cscrcptnstopコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「cscrcptnstop(標準受付およびユーザ定義受付の停止)」を参照してください。
- cscrcptnstopコマンドの実行形式を次に示します。
- クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付を一括して停止する場合(クラスタ単位)
- クラスタ名を指定して実行します。
- -clusterオプションで指定したクラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付が一括して停止されます(停止されていない標準受付も同時にすべて停止されます)。
cscrcptnstop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名>
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- 標準受付を停止しないでユーザ定義受付だけを停止する場合は,-userdefオプションを指定します。
cscrcptnstop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -userdef
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- HCSCサーバに配備されているユーザ定義受付を一括して停止する場合(HCSCサーバ単位)
- HCSCサーバ名を指定して実行します。
- -cscオプションで指定したHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付が停止されます(停止されていない標準受付も同時にすべて停止されます)。
cscrcptnstop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名>
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- 標準受付を停止しないでユーザ定義受付だけを停止する場合は,-userdefオプションを指定します。
cscrcptnstop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -userdef
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- csccompostopコマンドの場合
- 運用環境でcsccompostopコマンドを実行します。
- csccompostopコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「csccompostop(HCSCコンポーネントの停止)」を参照してください。
- csccompostopコマンドの実行形式を次に示します。
- クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付を一括して停止する場合(クラスタ単位)
- クラスタ名と-allオプションを指定して実行します。
- -clusterオプションで指定したクラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付が一括して停止されます(停止されていないサービスアダプタおよびビジネスプロセスも同時にすべて停止されます)。
csccompostop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -all
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- HCSCサーバに配備されているユーザ定義受付を一括して停止する場合(HCSCサーバ単位)
- HCSCサーバ名と-allオプションを指定して実行します。
- -cscオプションで指定したHCSCサーバに配備されているユーザ定義受付が停止されます(停止されていないサービスアダプタおよびビジネスプロセスも同時にすべて停止されます)。
csccompostop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -all
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- クラスタ内のすべてのHCSCサーバに配備されている特定のユーザ定義受付を停止する場合
- クラスタ名とユーザ定義受付の受付IDを指定して実行します。
csccompostop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -cluster <クラスタ名> -name <ユーザ定義受付の受付ID>
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- HCSCサーバに配備されている特定のユーザ定義受付を停止する場合
- HCSCサーバ名とユーザ定義受付の受付IDを指定して実行します。
csccompostop -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -name <ユーザ定義受付の受付ID>
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- cscutilコマンドの場合
- 運用環境でcscutilコマンドを実行します。-targetオプションにcompo_urecpを,また-operationオプションにstopを指定します。
- cscutilコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
- cscutilコマンドの実行形式は,プロパティ定義ファイルを使用するかどうかによって異なります。
- プロパティ定義ファイルを使用しない場合
- -propsオプションにHCSCサーバ名およびJ2EEサーバ名を指定します。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo_urecp -operation stop -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>, J2EESrvName=<J2EEサーバ名>"
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- cscutilコマンドに指定するCosminexus Manager名,HCSCサーバ名およびJ2EEサーバ名は,cscreplsコマンドで確認できます。cscreplsコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「cscrepls(リポジトリ情報の表示)」を参照してください。
- プロパティ定義ファイルを使用する場合
- -propfileオプションにプロパティ定義ファイル名を指定します。プロパティ定義ファイルは,J2SEのプロパティファイル形式であらかじめ作成しておく必要があります。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo_urecp -operation stop -propfile <プロパティ定義ファイル名>
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