Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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2.2.1 システムのセットアップの流れ

システムのセットアップの流れについて次の図に示します。

図2-5 システムのセットアップの流れ

[図データ]

図中の1.〜13.について,次の表で説明します。それぞれの手順の詳細については,表中の参照先を参照してください。

表2-2 システムのセットアップの流れ

項番 実施項目 説明 参照先
1 セットアップウィザードの起動 セットアップウィザードを起動します。 2.2.2
2 セットアップの開始 セットアップを開始します。 2.2.3
3 セットアップ方法の選択 次のどちらかのセットアップ方法を選択します。
  • 標準セットアップ
  • カスタムセットアップ
2.2.4
4 運用管理ユーザの設定 運用管理ユーザのユーザIDとパスワードを設定します。Cosminexusでは,運用管理ユーザをManagement Serverの管理ユーザと呼びます。 2.2.5
5 運用管理機能の設定 運用管理機能を使用する場合に必要なポート番号や管理グループを設定します。 2.2.6
6 J2EEサーバの起動ユーザの設定 J2EEサーバのセットアップ・運用に関する操作を実行できる権限を持つJ2EEサーバの起動ユーザと,J2EEサーバの起動ユーザのグループを設定します。Cosminexusでは,J2EEサーバの起動ユーザをComponent Container管理者と呼びます。 2.2.7
7 システム構成の選択 システム構成を選択します。WebサーバとJ2EEサーバを配置するシステムにするか,J2EEサーバだけを配置するシステムにするかを選択します。 2.2.8
8 システム環境の設定 システム名やポート番号を設定します。 2.2.9
9 データベース接続環境の設定 データベース接続環境を設定します。使用するデータベースをHiRDBとOracleのどちらにするかもここで設定します。 2.2.10
10 セットアップ情報の確認 3.〜9.までに設定したセットアップ情報を確認します。
標準セットアップの場合,設定値はすべてデフォルト値となっています。
設定値を変更する場合は3.へ戻って設定をし直すことができます。
2.2.11
11 セットアップの実行 セットアップを実行します。 2.2.12
12 セットアップウィザードの終了 セットアップウィザードを終了します。 2.2.13
13 J2EEアプリケーションのインポートと開始 セットアップしたシステムに,J2EEアプリケーションをインポートします。J2EEアプリケーションのインポートと開始には,サーバ管理コマンドを使用します。 2.2.14

注※ UNIXの場合にだけ設定が必要です。