Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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2.2.10 データベース接続環境の設定

ここでは,データベース接続環境を設定します。

[データベース接続環境の設定]画面では,操作の流れに従って次のように画面が遷移します。

図2-25 [データベース接続環境の設定]画面での画面遷移

[図データ]

操作の流れ
[データベース接続環境の設定]画面での操作の流れを次に示します。
  1. データベースの接続環境を設定するかどうか英字で入力します。
  2. Enterキーを押します。
    yを選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)が表示されます。
    nを選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
  3. 手順2.でyを選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)で使用するデータベースを選択します。
    1を選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)が表示されます。
    2を選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)が表示されます。
  4. 値を入力するごとにEnterキーを押します。
    すべての設定項目に値を入力すると,[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
  5. [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)で現在の設定でよいかどうか数字で入力します。
    1を選択した場合,[セットアップ情報]画面が表示されます。
    2を選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面が表示されます。
<この項の構成>
(1) [データベース接続環境の設定]画面
(2) [データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)
(3) [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)
(4) [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)
(5) [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

(1) [データベース接続環境の設定]画面

データベースの接続環境を設定するかどうかを決定します。

[データベース接続環境の設定]画面を次に示します。

図2-26 [データベース接続環境の設定]画面

[図データ]

図中の(n/m)は,セットアップの進行状況を表す数字です。セットアップ方法および使用するOSによって表示される数字が異なります。表示される数字について,次の表に示します。

表2-20 [データベース接続環境の設定]画面に表示される数字

セットアップ方法 使用するOS 表示される数字
標準セットアップ Windows/UNIX 1/1
カスタムセットアップ Windows 5/5
UNIX 6/6

設定項目
[データベース接続環境の設定]画面で設定する項目について次の表に示します。

表2-21 [データベース接続環境の設定]画面で設定する項目

設定項目 設定内容 入力値 設定後に表示される画面
データベース接続環境の設定 データベース接続環境の設定をします。 y [データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)
データベース接続環境の設定をしません。 n [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

(2) [データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)

使用するデータベースを決定します。

[データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)を次に示します。

図2-27 [データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)

[図データ]

設定項目
[データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)で設定する項目について次の表に示します。

表2-22 [データベース接続環境の設定]画面(使用するデータベースの決定)で設定する項目

設定項目 設定内容 入力値 設定後に表示される画面
使用するデータベース HiRDB(バージョン8以降)を使用します。 1 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)
Oracle(バージョン9i以降)を使用します。 2 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)

(3) [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)

データベース(HiRDB)への接続設定をします。

[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)を次に示します。

図2-28 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)

[図データ]

設定項目
[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)で設定する項目について次の表に示します。

表2-23 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:HiRDB)で設定する項目

設定項目 設定内容 入力値 設定後に表示される画面
データベースのホスト名 データベースのホスト名を指定します。 1文字以上
データベースのポート番号 データベースのポート番号を指定します。 1-65535の整数値
データベースのアクセスユーザ データベースのアクセスユーザを指定します。 0文字以上
アクセスユーザのパスワード アクセスユーザのパスワードを指定します。 0文字以上
JDBCドライバのパス HiRDBが提供するJDBCドライバ(pdjdbc2.jar)のパスを絶対パスで指定します。 1文字以上-OSの最大パス長以下 [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

(凡例)−:なし

注※ 「最大パス長」とは,OSで規定されているパス長の制限のことです。OSのパス長の制限については,ご使用のOSのドキュメントなどで確認してください。ただし,使用するOSがWindowsの場合,最大パス長は259です。


(4) [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)

データベース(Oracle)への接続設定をします。

[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)を次に示します。

図2-29 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)

[図データ]

設定項目
[データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)で設定する項目について次の表に示します。

表2-24 [データベース接続環境の設定]画面(データベースへの接続設定:Oracle)で設定する項目

設定項目 設定内容 入力値 設定後に表示される画面
データベース名(SID) データベース名(SID)を指定します。 1文字以上
データベースのホスト名 データベースのホスト名を指定します。 1文字以上
データベースのポート番号 データベースのポート番号を指定します。 1-65535の整数値
データベースのアクセスユーザ データベースのアクセスユーザを指定します。 0文字以上
アクセスユーザのパスワード アクセスユーザのパスワードを指定します。 0文字以上
JDBCドライバのパス Oracleが提供するJDBCドライバ(ojdbc14.jar)のパスを絶対パスで指定します。 1文字以上-OSの最大パス長以下 [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

(凡例)−:なし

注※ 「最大パス長」とは,OSで規定されているパス長の制限のことです。OSのパス長の制限については,ご使用のOSのドキュメントなどで確認してください。ただし,使用するOSがWindowsの場合,最大パス長は259です。


(5) [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)の図を次に示します。

図2-30 [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)

[図データ]

設定項目
[データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)で設定する項目を次の表に示します。

表2-25 [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)で設定する項目

設定項目 設定内容 入力値 設定後に表示される画面
データベース接続環境の設定(設定内容確認) データベース接続環境について,現在の設定を適用します。 1 [セットアップ情報]画面
設定内容を変更します。 2 [データベース接続環境の設定]画面
前の画面に戻ります。 0 [システム環境の設定]画面
セットアップウィザードを終了します。 9 [終了確認]画面