JP1/Automatic Job Management System 2 解説

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5.2 ジョブを直接キューに登録して実行する

JP1/AJS2では,ジョブをジョブネット上に定義して実行するだけでなく,コマンドなどを使用して,単体のジョブをJP1/AJS2 - Managerのキューに直接登録(投入)して実行できます。キューに登録されたジョブは,キューに接続されたエージェントに転送されて実行されます。エージェントを指定して登録した場合は,ジョブはデフォルトキューに登録されます。キューにジョブを直接登録することを「サブミット」といいます。また,サブミットされるジョブを「サブミットジョブ」といいます。

ジョブのサブミットには,jpqjobsubなどのコマンドを使用します。

ジョブネットに定義したジョブの場合,スケジューラー機能が実行日時や順序を管理し,スケジュールに従ってジョブを実行します。一方,サブミットジョブは,ジョブを実行したいときに,ユーザーがコマンドでジョブをサブミットし,実行します。コマンドのオプションで実行開始日時を指定して実行できます。

<この節の構成>
5.2.1 サブミットジョブの実行環境
5.2.2 ジョブ実行時の排他制御(排他実行リソース)

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