JP1/Automatic Job Management System 2 解説
同じリソースにアクセスするジョブが複数あり,リソースにアクセスするジョブを排他制御する場合,あらかじめ定義した排他実行リソースを指定してジョブをサブミットします。
例えば,同じリソースにアクセスする複数のジョブがあるが,ジョブ(プログラム)自身がリソースに対する排他処理(機能)を持たない場合,そのリソースを任意の名称で排他実行リソースとして定義します。サブミット時には,排他実行したいジョブ同士で同じ排他実行リソースを指定します。このように指定すると,エージェントの実行多重度が2以上であっても,同じ排他実行リソースを指定したジョブは同時に実行されなくなります。
排他実行リソースは,jpqimportコマンドやjpqresaddコマンドを使って定義します。
- 注意事項
- ジョブネットのジョブでは,排他実行リソースを使用できません。排他実行リソースを使用できるジョブは,jpqjobsubコマンドでサブミットしたジョブです。
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