JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
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5.4.2 バージョンアップインストール時のセットアップ手順
(1) JP1/IM - Service Support 08-50からJP1/IM - Service Support 08-51へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-50から,JP1/IM - Service Support 08-51にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Integrated Management - Service Support]−[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-vupオプションだけを指定してください。
その他の引数は,運用にあわせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- メールで案件を登録したい場合は,-tオプションを指定してマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
(2) JP1/IM - Service Support 08-11からJP1/IM - Service Support 08-51へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-11から,JP1/IM - Service Support 08-51にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Integrated Management - Service Support]−[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-vupオプションだけを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ |
必要な空き容量 |
S |
1.5ギガバイト |
M |
3.0ギガバイト |
L |
5.0ギガバイト |
LL |
08-11にLLサイズは存在しないため対象外 |
その他の引数は,運用にあわせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- メールで案件を登録したい場合は,-tオプションを指定してマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
(3) JP1/IM - Service Support 08-10からJP1/IM - Service Support 08-51へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-10から,JP1/IM - Service Support 08-51にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Integrated Management - Service Support]−[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-sオプションおよび-vupオプションを指定してください。-sオプションで指定するDBのサイズは,JP1/IM - Service Support 08-10をセットアップしたときと同じか,それより大きいサイズを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ |
必要な空き容量 |
S |
2.0ギガバイト |
M |
5.0ギガバイト |
L |
12.0ギガバイト |
LL |
08-10にLLサイズは存在しないため対象外 |
その他の引数は,運用にあわせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成する,-tオプションを指定してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
- 案件管理DBの内容を引き継いでセットアップする際,手順1でJP1/IM - Service Support 08-10をセットアップしたときより小さいDBサイズを指定してしまった場合
- 想定される案件数が格納できないおそれがあります。次の手順でサイズを変更してください。
- セットアップ終了後,jssdbbackup.batコマンドを実行してバックアップを取得する。
引数には-expandオプションを指定してください。
- jssdbinit.batコマンドを実行して,案件管理DBのサイズを以前と同じか,それより大きいサイズに拡張する。
- 手順1で取得したバックアップを使って,jssdbrecovery.batコマンドを実行し,データをリカバリーする。
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