JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド

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5.2.3 環境のバックアップ

バージョンアップインストールの前に,リカバリー用として必ずインストール前の環境でjssdbbackup.batコマンドを実行し,案件管理DBのバックアップを取得してください。引数には-maintオプションを指定してください。バックアップ手順については,「13. コマンド」の「jssdbbackup.bat(案件管理DBバックアップ)」を参照してください。また,定義情報についても必ずバックアップを取得してください。バックアップの対象となる定義情報は,「12.1.1 定義情報のバックアップ」の表12-1で示した「環境設定コマンド」,「クラスタ用環境設定コマンド」および「環境設定ファイル」以外のファイルです。

インストールに失敗した場合は,次に示す手順でインストール前の環境に戻してください。

  1. インストールされているJP1/IM - Service Supportをアンインストールする。
    アンインストールの手順については,「5.5 JP1/IM - Service Supportのアンセットアップとアンインストール」を参照してください。
  2. インストール先フォルダをすべて削除する。
  3. インストール前と同じバージョンのJP1/IM - Service Supportを新規にインストールする。
    インストールの手順については,「5.3.1 新規インストール手順」を参照してください。
  4. バックアップした定義情報をリカバリーする。
    定義情報のリカバリーについては,「12.1.2 定義情報のリカバリー」を参照してください。
  5. 新規の環境をセットアップする。
    セットアップの手順については,「5.3.2 新規インストール時のセットアップ手順」を参照してください。
  6. バックアップデータでリカバリーし,バージョンアップ前の環境に戻す。
    リカバリーの手順については,「13. コマンド」の「jssdbrecovery.bat(案件管理DBリカバリー)」を参照してください。