JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
機能
案件の状況を集計します。プロセスワークボードの状態に関係なく,JP1/IM - Service Supportが管理するプロセスワークボードすべてが集計対象となります。
メイン画面(案件状況)での案件の状況の一覧表示,および[集計データのファイル出力]画面でのファイル出力は,jsscollectdataコマンドの集計結果が基になります。
集計データは,用途によって保持する期間が異なります。集計データの保持期間を,用途別に次の表に示します。
表13-7 集計データの保持期間
集計データの用途 | 保持期間 |
---|---|
メイン画面(案件状況)の表示用 | コマンド実行日の前日から30日間 |
日単位のレポート出力用 | コマンド実行日の前日から62日間 |
月単位のレポート出力用 | コマンド実行日の前日から96か月間 |
このコマンドは,JP1/Service Support - Task Serviceサービスからも自動実行できます。
形式
jsscollectdata {-s | -a}
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
IM-SSパス\bin\
引数
-s
日々の集計データを更新する場合に指定します。データベースに格納されている集計データと比較して,保持期間内の集計データで足りない部分だけを追加登録します。また,保持期間を超過した集計データを削除します。
-a
バージョンアップ直後,データ移行直後,集計データをすべて取り直したい場合などに指定します。初回実行時を除いて,このオプションを指定してjsscollectdataコマンドを実行した場合,jssdbreclaim.batコマンドを実行して,データベースの空き領域を解放することをお勧めします。なお,日々のデータ更新には,このオプションを指定しないでください。
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | 異常終了 |
注意事項
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