通常,案件をJP1/IM - Service Supportに登録する場合,[案件作成]画面を使って登録しますが,jssitementryコマンドを使って登録することもできます。
このコマンドは,主に他製品と連携して,システム障害などの事象発生を契機に自動的に案件をJP1/IM - Service Supportに登録するために利用します。
詳細については,「13. コマンド」の「jssitementry(案件登録)」を参照してください。
- 注意事項
- JP1/IM - Service Supportは,システム障害を検知する機能やその検知を契機としてjssitementryコマンドを自動実行する機能を提供していません。
システム障害の検知やjssitementryコマンドを自動実行する機能は,JP1/IM - Service Supportと連携する製品側で用意する必要があります。
- 連携製品からjssitementryコマンドを自動実行した場合でも,ログファイル(jssitementry_info数字.log)を参照することで実行結果を確認できます。数字にはログファイルの面数が入ります。詳細については,「14. 定義ファイル」の「ユーザーログ定義ファイル(jp1itementry.conf)」を参照してください。
- コマンドの実行条件と登録内容については十分に検討してください。実行条件を絞り込めていない場合,登録が不要な情報も案件として自動登録されます。また,自動登録された内容から担当者が事象の内容を把握できるよう,登録内容を設計してください。
- コマンドによって登録された案件と画面操作によって登録された案件を明確に区別したい場合,コマンドによって登録される案件のタイトルの行頭に[コマンド]を入れたり,登録先プロセスワークボードを分けたりするなど,運用を検討してください。
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