JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
システム視点では,JP1/IM - Service Supportで管理しているシステム全体の案件の状況を確認できます。
システム視点のメイン画面(案件状況)を次の図に示します。
図2-24 システム視点のメイン画面(案件状況)
システム視点の場合の状況確認および対象案件一覧について説明します。
状況確認には,システムごとに各プロセスでの案件数が集計されます。状況確認に表示される項目を次の表に示します。
表2-30 状況確認の表示項目(システム視点)
項目 | 説明 |
---|---|
システム | ログインしたユーザーが参照権限を持つシステムが表示される。 |
種別 | 案件数の種別が次の3種類表示される。
|
未完了 | ステータスが「クローズ(ステータスID:JIMSD_STAT_CLOSE)」※1以外の案件数。 |
長期化 | 案件登録日から,[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面の[しきい値設定]タブに設定した時間,または案件集計プロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties)に設定した時間以上に経過している案件数。 [しきい値設定]タブの詳細については,「2.2.1(2) プロセスワークボードの設定」を参照のこと。案件集計プロパティファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「案件集計プロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties)」を参照のこと。 |
最優先 | 優先度が「大至急」の案件数。 |
増減アイコン※2 | 前週および前月との差分を示すアイコン。次の3種類がある。
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件数のアンカーをクリックすると,対象案件一覧に対象となっている案件が一覧で表示されます。各プロセスの件数の欄は,案件数が一定の数を超えると赤く警告表示されます。
また,プロセスワークボードがない場合,または参照権限がないプロセスワークボードの場合は,そのプロセスの集計結果だけ「−」で表示されます。
状況確認で選択した項目の対象案件が,作業期限の昇順で最大100件表示されます。
案件のタイトルからは,[案件参照]画面,[履歴の表示]画面,および[作業状況の表示]画面を表示できます。また,担当者からは,[ユーザー一覧]画面,[ユーザーの詳細情報]画面,[ロール一覧]画面または[ロールの詳細情報]画面を表示できます。
対象案件一覧に表示される各項目については,「2.2.2(1) 案件一覧」を参照してください。なお,メイン画面(案件一覧)の案件一覧で表示される,「I」「P」「C」「R」の列は,メイン画面(案件状況)の対象案件一覧では表示されません。
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