JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド

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案件集計プロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties)

説明

メイン画面(案件状況)で案件の集計結果を表示する際の各種しきい値,対象案件一覧に表示する内容のデフォルト値などを定義したファイルです。

次に示す情報が定義されています。運用に合わせて編集してください。

[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面からも,メイン画面(案件状況)で警告表示するための案件のしきい値を設定できます。

形式

#All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.
#Licensed Material of Hitachi, Ltd.
hptl_jp1_imss_kpi_term_incident=長期化と判断する未解決期間(インシデント管理)
hptl_jp1_imss_kpi_term_problem=長期化と判断する未解決期間(問題管理)
hptl_jp1_imss_kpi_term_change=長期化と判断する未解決期間(変更管理)
hptl_jp1_imss_kpi_term_release=長期化と判断する未解決期間(リリース管理)
 :
hptl_jp1_imss_kpi_system_default_list=システム選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別
hptl_jp1_imss_kpi_process_default_list=プロセス選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別
 

#で始まる行はコメント扱いとなります。


ファイル名

格納先フォルダ

IM-SSパス\conf\

定義の反映時期

jsscollectdataコマンドの実行時に反映されます。

記述内容

次で説明する指定キー以外は編集しないでください。指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表14-5 案件集計プロパティファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名 説明 デフォルト値
hptl_jp1_imss_kpi_term_incident インシデント管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
72
hptl_jp1_imss_kpi_term_problem 問題管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
168
hptl_jp1_imss_kpi_term_change 変更管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
480
hptl_jp1_imss_kpi_term_release リリース管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
480
hptl_jp1_imss_kpi_term_for_XXX 特定のプロセスワークボードで長期化と判断する未解決期間を変更する場合に,未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,未解決期間を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_incident インシデント管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_problem 問題管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_change 変更管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_release リリース管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_for_XXX 特定のプロセスワークボードで,未処理案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_processing_incident インシデント管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
30
hptl_jp1_imss_kpi_processing_problem 問題管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
30
hptl_jp1_imss_kpi_processing_change 変更管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
30
hptl_jp1_imss_kpi_processing_release リリース管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
30
hptl_jp1_imss_kpi_processing_for_XXX 特定のプロセスワークボードで未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_judging_incident インシデント管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_judging_problem 問題管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_judging_change 変更管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_judging_release リリース管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_judging_for_XXX 特定のプロセスワークボードで審議中案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_incident インシデント管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_problem 問題管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_change 変更管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_release リリース管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_for_XXX 特定のプロセスワークボードで長期化案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_priority_incident インシデント管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_priority_problem 問題管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_priority_change 変更管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_priority_release リリース管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_priority_for_XXX 特定のプロセスワークボードで最優先案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合は,しきい値を案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_today_incident インシデント管理で当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_today_problem 問題管理の当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_today_change 変更管理の当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_today_release リリース管理の当日期限を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
10
hptl_jp1_imss_kpi_today_for_XXX 特定のプロセスワークボードで当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。
この指定キーは,複数指定できる。
デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
  • 指定キー名のXXXに,しきい値を変更するプロセスワークボードのプロセスワークボードIDを指定する。
  • 値を指定する。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。
指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。
hptl_jp1_imss_kpi_system_default_list メイン画面(案件状況)の状況確認で,システム視点の案件状況を表示したときに,対象案件一覧に表示される案件の種別を指定する。
指定できる値を次に示す。
  • process:未完了
  • long:長期化
  • priority:最優先
priority
hptl_jp1_imss_kpi_process_default_list メイン画面(案件状況)の状況確認で,プロセス視点の案件状況を表示したときに,対象案件一覧に表示される案件の種別を指定する。
指定できる値を次に示す。
  • process:未完了
  • unprocess:未処理
  • judging:審議中
  • long:長期化
  • priority:最優先
  • today:当日期限
priority
(凡例)
−:設定値なし

注意事項

案件集計プロパティファイルの定義内容を変更した場合は,jsscollectdataコマンドを実行して,新しい定義内容で集計データを作成してください。