JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
案件をエスカレーションすると,エスカレーション元の案件とエスカレーション先の案件が関連づけられます。関連づけられた案件があるかどうかは,メイン画面(案件一覧)の案件一覧で確認できます。
また,関連づけられた案件の最新の状況は,[関連案件状態]画面で確認できます。[関連案件状態]画面には,関連づけられたすべての案件が一覧表示されます。
[関連案件状態]画面を次の図に示します。
図2-11 [関連案件状態]画面
[関連案件状態]画面の表示項目を次の表に示します。
表2-11 [関連案件状態]画面の表示項目
項目 | 説明 |
---|---|
システム | 案件の対象システム名。 |
プロセス | 案件のプロセス名。 |
案件ID | JP1/IM - Service Support内で,案件を一意に識別するためのID。プロセスワークボード作成時に設定したプロセスワークボードIDと,プロセスワークボード内での案件の通し番号を組み合わせた値。なお,このIDは自動で設定される。 |
ステータス | 現在の案件の状態。ステータスの種類については,「2.6.2 ステータスの変更」を参照のこと。 |
エスカレーション元案件ID | エスカレーション元の案件ID。 |
エスカレーション先案件ID | エスカレーション先の案件ID。 |
プロセス間ID | エスカレーションによって関連づけられた案件の関連を表すID。JP1/IM - Service Support内での関連案件通し番号※と,エスカレーションごとに上がる番号を組み合わせた値。関連案件通し番号が同じ案件は,エスカレーションによって関連づけられた案件だとわかる。また,エスカレーションごとに上がる番号によって,その案件が何回エスカレーションしたかわかる。なお,このIDは自動で設定される。 |
図2-12 プロセス間IDの構成
なお,次の条件に当てはまる案件も,関連案件として[関連案件状態]画面に表示されますが,詳細な情報を表示できません。ただし,プロセスワークボード管理ロールに所属するユーザーは,詳細な情報を表示できます。
[関連案件状態]画面でできる操作について,次に示します。
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