JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
機能
JP1/IM - View(ルールオペレーション・ビューアー)で障害が発生したときに,スレッドダンプを出力します。
jrmthreaddmpコマンドを実行して出力したスレッドダンプは,次のフォルダに格納されます。
- Windows Vistaの場合
- システムドライブ:\ProgramData\HITACHI\JP1\JP1_DEFAULT\JP1CoView\log\
- 上記以外のOSの場合
- Viewパス\log\
出力したスレッドダンプは,資料採取ツールを使って,ほかの障害情報と合わせて採取してください。
形式
jrmthreaddmp プロセスID
実行権限
なし
格納先フォルダ
IM - RLパス\bin\
引数
プロセスID
操作ができなくなったルールオペレーション・ビューアーのjava.exeプロセスのプロセスIDを指定します。指定できるプロセスIDは一つだけです。プロセスIDの省略および複数指定はできません。
注意事項
- 複数のルールオペレーション・ビューアーを起動している場合は,タスクマネージャで操作ができなくなったルールオペレーション・ビューアーのプロセスIDを識別してください。
ルールオペレーション・ビューアーはタスクマネージャ上でjava.exeと表示されます。このとき,同時に動作しているほかのjavaプログラムがあると,同様にjava.exeと表示されるため,識別が難しくなります。「13.4.2 スレッドダンプを出力する」を参照して,操作できなくなったルールオペレーション・ビューアーのプロセスIDを識別してください。
- 正常なルールオペレーション・ビューアーに対して,jrmthreaddmpコマンドを実行した場合は,ルールオペレーション・ビューアーの動作が不安定になることがあります。この場合には,ルールオペレーション・ビューアーを再起動してください。
戻り値
0 正常終了 1 オプションの解析エラー 2 プロセスのチェックエラー 3 スレッドダンプ出力要求の送信エラー 10 その他のエラー
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