JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
機能
ルールオペレーション・ビューアーの画面を起動します。
起動する画面は,指定するオプションによって次のように異なります。
- [ログイン]画面の起動
オプションをすべて省略した場合,-h,-uまたは-pオプションの指定を省略した場合は,[ログイン]画面が起動します。
- ログイン後のメイン画面の起動
すべてのオプションを指定した場合は,ログイン処理が実行され,メイン画面が起動します。
なお,-pオプションを指定する場合は,-hおよび-uオプションも指定してください。
ログイン処理中に障害が発生した場合は,障害内容がメッセージ画面に表示されます。メッセージ画面を閉じると,プログラムが終了します。このときのjrmviewコマンドの戻り値は,0(正常終了)です。
形式
jrmview [-h 接続先ホスト名] [-u ユーザー名] [-p パスワード]
実行権限
なし
格納先フォルダ
Viewパス\bin\
引数
-h 接続先ホスト名
接続先ホストのホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255バイトです。JP1/IM - RLが起動しているホストを指定してください。
接続先ホスト名には,次のものが指定できます。
- コマンドを使用するホストでアドレス解決できるホスト名
- IPアドレス
このオプションを省略すると,自ホストが仮定されます。-pオプションを指定するときは省略できません。
-u ユーザー名
認証サーバに登録してあるJP1ユーザー名を指定します。指定できる文字数は,1〜31バイトです。半角英数字(英字は小文字)だけを使用できます。大文字を指定した場合は,小文字として扱われます。
このオプションは省略できますが,-pオプションを指定するときは省略できません。
-p パスワード
指定したユーザー名に対応するパスワードを指定します。指定できる文字数は,6〜32バイトです。半角英数字だけを使用できます。英字は,大文字・小文字が区別されます。このオプションは省略できます。
戻り値
0 正常終了 1 引数エラー 2 メモリー不足 3 リソースの取得に失敗 4 エラーメッセージの作成に失敗 255 システムエラー
使用例1
ルールオペレーション・ビューアーを起動して,[ログイン]画面を表示する場合。
jrmview
使用例2
ルールオペレーション・ビューアーを起動して,ユーザーuser2,パスワードpass3で接続先ホストhost1にログインし,メイン画面を起動する場合。
jrmview -h host1 -u user2 -p pass3
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