JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
ルール定義のインポートには,jrmruledefimportコマンドを使用します。なお,エクスポートしたルール定義が絶対パスで保持されているか,相対パスで保持されているかによって,インポート先の指定が異なります。エクスポートデータが,絶対パスと相対パスのどちらで保持されているかは,jrmshowexportdataコマンドで確認できます。
- 注意
- ルール定義をインポートする場合,エクスポート元のJP1/IM - RLのバージョンより古いJP1/IM - RLにはインポートできません。詳細は,「付録G.2 エクスポートによるルール定義の移行性」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) エクスポートデータの内容を参照する
- (2) 任意のルール編集グループ内にインポートする
- (3) エクスポート時と同じ階層でインポートする
(1) エクスポートデータの内容を参照する
エクスポートデータに含まれるルール定義,およびルール定義のパスの保持状態を確認するコマンドを次に示します。
jrmshowexportdata -i エクスポートデータファイル名エクスポートしたルール定義およびルール編集グループのパスが,相対パスまたは絶対パスで標準出力されます。jrmshowexportdataコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jrmshowexportdata」を参照してください。
(2) 任意のルール編集グループ内にインポートする
ルール定義を任意のルール編集グループ内にインポートする場合は,エクスポートしたルール定義が相対パスを保持している必要があります。絶対パスを保持するエクスポートデータは,任意のルール編集グループ内にインポートできません。
なお,ルール定義のインポートは,JP1/IM - RLのサービスの稼働中に実施してください。コマンドの形式を次に示します。
jrmruledefimport [-h 論理ホスト名] -i エクスポートデータファイル名 -r ルール編集グループ名 [-n|-f]jrmruledefimportコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jrmruledefimport」を参照してください。
(3) エクスポート時と同じ階層でインポートする
ルール定義のインポートは,JP1/IM - RLのサービスの稼働中に実施してください。エクスポートデータのパスの保持状態にかかわらず,インポート先の指定は不要です。コマンドの形式を次に示します。
jrmruledefimport [-h 論理ホスト名] -i エクスポートデータファイル名 [-n|-f]jrmruledefimportコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jrmruledefimport」を参照してください。
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