Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.2.17 ファイルまたはフォルダを削除する

ファイルまたはフォルダを削除するには,[アクション▼]メニューで操作します。

操作

  1. ファイル/フォルダ一覧領域で,削除したいファイルまたはフォルダのチェックボックスをチェックします。
    複数のファイルまたはフォルダをチェックすると,一度に複数のファイルまたはフォルダを削除できます。
  2. [アクション▼]−[削除]を選択します。
    ごみ箱を使用していない場合,削除を確認するメッセージダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,ファイルまたはフォルダが削除されます。
    ごみ箱を使用している場合,ファイルまたはフォルダがごみ箱へ移動されます。ただし,ファイルまたはフォルダのサイズによっては,次のようになります。
    操作1.でチェックしたファイルまたはフォルダと,ごみ箱内のファイルまたはフォルダの合計サイズが,ごみ箱の最大サイズを超えるとき
    ごみ箱内の削除日時が古いファイルまたはフォルダが削除され,操作1.でチェックしたファイルまたはフォルダがごみ箱に移動されます。
    操作1.でチェックしたファイルまたはフォルダのサイズがごみ箱の最大サイズを超えるとき
    ファイルまたはフォルダはごみ箱へ移動されません。ごみ箱に移動しないで削除するかを確認するメッセージが表示され,[OK]ボタンをクリックすると,ファイルまたはフォルダが削除されます。

注意事項
  • 作成/削除権(個人フォルダおよびコミュニティフォルダの場合)または削除権(グループフォルダの場合)がないファイルまたはフォルダは,削除できません。
  • 個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダの状態が「調整中」または「調整中(ファイル参照可)」の場合は,ファイルを削除できません。
    なお,フォルダの状態は,個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダの[プロパティ全般]画面で確認できます。[プロパティ全般]画面の表示方法は,「2.2.13(1) フォルダのプロパティを参照する」を参照してください。
  • 個人ルートフォルダ,グループルートフォルダ,コミュニティルートフォルダ,およびワークプレースルートフォルダは,[ファイル共有]ポートレット上で削除できません。必要に応じてセキュリティ管理者が削除します。削除する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。
  • フォルダを削除する時に,削除するフォルダの下にファイルまたはフォルダが追加(作成,登録,移動またはコピー)された場合は,フォルダを削除できません。
<この項の構成>
(1) ごみ箱に移動したファイルまたはフォルダに設定されるプロパティ

(1) ごみ箱に移動したファイルまたはフォルダに設定されるプロパティ

ごみ箱に移動したファイルまたはフォルダに設定されるプロパティを次の表に示します。

表2-9 ごみ箱に移動したファイルまたはフォルダに設定されるプロパティ

プロパティ 更新の有無
名前
名前(英語)
ファイル名またはフォルダ名
ファイルの種類
ファイルのサイズ
作成者
作成日時
更新者
更新日時
ファイルのロックユーザ ※1
ファイルのロック日時 ※1
ファイルのロックファイル更新日時 ※1
コメント
グループフォルダのファイルまたはフォルダの所有者 ※2
フォルダの振り分けルール
ファイルのアクセス日時 ※3
削除日時 ※4
元のフォルダ ※5

(凡例)
○:プロパティが更新されます。
−:移動元のファイルまたはフォルダのプロパティが適用されます。

注※1
移動するファイルがロックされている場合は,移動元のファイルのプロパティが適用されます。ロックされているファイルが移動できるかどうかについては,「2.1.1(1) ロックされているファイルに対して実行できる操作」を参照してください。

注※2
ファイルまたはフォルダを操作したユーザが設定されます。

注※3
ユーザが操作を実行した日時が設定されます。

注※4
ごみ箱に移動した日時が設定されます。

注※5
ごみ箱に移動する前に格納されていたフォルダのパスが設定されます。