この節では,自動転送するメールの定義方法について説明します。
自動転送するメールの条件として,次の項目を指定できます。条件は複数指定できます。条件を複数指定した場合は,すべての条件を満たすメールが自動転送されます。
ただし,ご使用の環境によっては,メールの自動転送ができない場合があります。このとき,一覧画面で[オプション▼]メニューを選択しても,[自動転送/自動返信の設定]メニューは表示されません。なお,一覧画面とは次に示す画面のことです。
- [受信メール一覧]画面
- [送信済みメール一覧]画面
- [下書きメール一覧]画面
- [保存メール一覧]画面
- [検索結果一覧]画面
操作
- 一覧画面から,[オプション▼]−[自動転送/自動返信の設定]を選択します。
[自動転送/自動返信の設定]画面が表示されます。[自動転送/自動返信の設定]画面の各項目の詳細は,「12.8.1 [自動転送/自動返信の設定]画面」を参照してください。
![[図データ]](FIGURE/ZU080701.GIF)
- [自動転送/自動返信の設定]画面から,[新規作成▼]−[メール自動転送定義]を選択します。
[メール自動転送定義]画面が表示されます。[メール自動転送定義]画面の各項目の詳細は,「12.8.2 [メール自動転送定義]画面」を参照してください。
![[図データ]](FIGURE/ZU080702.GIF)
- [名前]テキストボックスに,定義の名前を入力します。
定義の名前は必ず入力してください。定義の名前は80文字まで入力できます。デフォルトでは,「メールの自動転送」と入力されています。
- [カレンダ]ボタンをクリックします。
[カレンダ]ポートレットが表示されます。[カレンダ]ポートレットの詳細は,マニュアル「Collaboration ユーザーズガイド」を参照してください。
- [カレンダ]ポートレットから,メールを自動転送する期限を指定します。
メールを自動転送する期限は必ず指定してください。ここで指定した期限を過ぎると,定義が削除され,メールが自動転送されなくなります。
なお,ワークプレース領域に表示されている[カレンダ]ポートレットから[有効期限]テキストボックスに直接ドラッグ & ドロップしても,期限を指定できます。
- [監視するメールの設定]タブから,自動転送するメールの条件を指定します。
例えば,主題に「Collaboration」という文字列を含むメールを自動転送したい場合は,[主題]チェックボックスをチェックし,主題テキストボックスに「Collaboration」と入力します。そのあと,一致条件ドロップダウンリストから[を含む]を選択し,[追加]ボタンをクリックします。
- [転送メールの設定]タブをクリックします。
- [転送メールの設定]タブから,転送先の宛先や転送するメールの内容などを指定します。
転送先の宛先は必ず指定してください。転送先の宛先は,32個まで指定できます。
例えば,転送するメールに「メールを転送します。」という一文を追加したい場合は,[追加する本文]テキストエリアに「メールを転送します。」と入力します。
- [OK]ボタンをクリックします。
自動転送するメールの定義が登録され,[メール自動転送定義]画面が閉じます。
定義の登録を中止する場合は,[キャンセル]ボタンをクリックしてください。登録を中止するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
定義の登録を中止する場合はダイアログの[OK]ボタンをクリックしてください。定義が登録されないで,[メール自動転送定義]画面が閉じます。
[メール自動転送定義]画面に戻る場合は,ダイアログの[キャンセル]ボタンをクリックしてください。[メール自動転送定義]画面に戻ります。
- ポイント
- 登録した定義を編集する
- すでに登録されている定義を編集するには,編集したい定義を無効にします。すでに登録されている定義を編集する方法を次に示します。
- 操作
- [自動転送/自動返信の設定]画面から,編集したい定義のラジオボタンを選択します。
- [アクション▼]−[無効]を選択します。
選択した定義が無効になります。定義を無効にすると,ラジオボタンの選択が解除されます。
- 編集したい定義の名前アンカーをクリックします。
[メール自動転送定義]画面が表示されます。[メール自動転送定義]画面が表示されたあとの操作の詳細は,この節の操作3.〜操作9.を参照してください。
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