COBOL2002 ユーザーズガイド

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26.3 OLE2オートメーションサーバの作成と利用(32bit版PC(x86) COBOL2002で有効)

COBOL2002のOLE2オートメーションサーバ機能は,COBOLプログラムを使ってOLE2サーバを作成する機能です。これによって,ほかのプログラムがCOBOLプログラムをOLEオブジェクトとして利用できます。

ここでは,OLE2オートメーションサーバ機能を使用したOLE2サーバの作成,登録,およびテスト方法について説明します。

なお,OLE2オートメーションサーバ機能は,日立COBOL85の言語仕様で記述されたCOBOLプログラムだけで使用できます。日立COBOL85の言語仕様以外で書かれたCOBOLプログラムは,OLE2サーバにできません。また,Windows Vista以降のOSでは使用できません。

<この節の構成>
26.3.1 OLE2サーバの種類と特徴
26.3.2 COBOL2002でのOLE2サーバの作成
26.3.3 OLE定義ファイルの作成
26.3.4 レジストリへの登録と削除
26.3.5 OLE2サーバのテスト
26.3.6 実行時エラーメッセージの取得方法
26.3.7 DCOMを使ったOLE2サーバの作成と利用