スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
この方式の場合,HiRDBファイルシステム領域の上限まで自動増分します。自動増分で,HiRDBファイルシステム領域に空きがないと,自動増分できません。この場合,RDエリアを拡張するか,RDエリア内の表及びインデクスを再編成してください。また,エクステント数が上限値である24を超えた場合,HiRDBファイルシステム領域のエクステントを統合して一つにするか,又はRDエリアを拡張してください。HiRDBファイルシステム領域を統合する手順については,「(3)(a)HiRDBファイルシステム領域のエクステントを統合する」を参照してください。
自動増分の設定手順を次に示します。
HiRDBファイルシステム領域の容量不足によって自動増分ができないときの対処方法を次に示します。
エクステントの数が上限(24個)に達すると,それ以上自動増分ができなくなります。この場合,次に示すどれかの処置をしてください。
なお,一つのHiRDBファイルシステム領域に複数のRDエリアを割り当てている場合は,1又は3の方法を選択してください。
エクステントを統合する(エクステントを一つにする)手順を次に示します。
RDエリアを再初期化してください。RDエリアの再初期化については,「15.4 RDエリアの容量を大きく,又は属性を変更する方法(RDエリアの再初期化)」を参照してください。pdmodコマンドのinitialize rdarea文を指定するときの注意事項を次に示します。
これらのオペランドを指定しないと,RDエリアを定義したときのサイズでRDエリアが再作成されてしまいます。
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