スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
自動増分機能を適用したユーザ用RDエリア(RDAREA1)を追加します。
pd_rdare_extension_timingオペランドの指定値を変更します。この例では,自動増分の契機にuseを指定します。pd_large_file_useオペランドは指定を省略します。
: set pd_rdare_extension_timing=use : |
HiRDBシステム定義の変更方法については,「9.1 HiRDBシステム定義を変更する方法」又は「9.2 HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。
pdfmkfs -n 100 -k DB -a -i /rdarea/area01 |
pdmodコマンドのcreate rdarea文を記述した制御文ファイル(/pdmod/create01)を作成します。制御文ファイルの内容を次に示します。
create rdarea RDAREA1 for user used by PUBLIC server name bes1 page 4096 characters storage control segment 10 pages extension use 500 segments file name "/rdarea/area01/file01" initial 1000 segments; |
pdmod -a /pdmod/create01 |
pdlogswap -d sys -w |
pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M r -a -b /pdcopy/backup01 -p /pdcopy/list01 |
pdbufmod -k add -a gbuf01 -r RDAREA1 -n 1000 |
なお,pdbufmodコマンドを実行する場合は,次に示す条件をすべて満たす必要があります。
割り当てたグローバルバッファは,HiRDBを正常終了又は計画停止したときに無効になります。そのため,HiRDBを終了したときにpdbufferオペランドの指定値を変更してください。pdbufferオペランドの指定例を次に示します。
: pdbuffer -a gbuf01 -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3 -n 1000 : |
なお,システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用すると,HiRDBの稼働中にpdbufferオペランドの指定を変更できます。ただし,システム構成変更コマンドを実行する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。システム構成変更コマンドでHiRDBシステム定義を変更する方法については,「9.2 HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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