スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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15.8.2 HiRDBファイルシステム領域を自動的に拡張する方式

この方式の場合,RDエリアの自動増分でHiRDBファイルシステム領域サイズの上限を超える場合,HiRDBファイルの最大サイズ(64ギガバイト)まで自動的にHiRDBファイルシステム領域を拡張します。

<この項の構成>
(1) 自動増分の設定方法

(1) 自動増分の設定方法

自動増分の設定手順を次に示します。

〈手順〉
  1. 必要があれば,HiRDBシステム定義を変更します。
    pd_large_file_useオペランドにはYを指定,又は指定を省略する必要があります。
    pd_rdarea_extension_timingオペランドで自動増分契機を指定します。自動増分の契機については,「15.8.1(2)自動増分の契機」を参照してください。
    HiRDBシステム定義の変更方法については,「9.1 HiRDBシステム定義を変更する方法」又は「9.2 HiRDBの稼働中にHiRDBシステム定義を変更する方法(システム構成変更コマンド)」を参照してください。
  2. pdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域を作成するときに,-aオプションを指定します。
  3. RDエリアを作成するときにユティリティの制御文で増分セグメント数を指定します。
注※
データベース初期設定ユティリティ,データベース構成変更ユティリティ,又はレジストリ機能初期設定ユティリティのCREATE RDAREA,EXPAND RDAREA,INITIALIZE RDAREA,ALTER RDAREA文で指定できます。