スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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15.4 RDエリアの容量を大きく,又は属性を変更する方法(RDエリアの再初期化

実行者 HiRDB管理者

データベース構成変更ユティリティpdmodコマンド)のinitialize rdarea文で,RDエリアの容量を大きく,又は属性を変更(再初期化)できます。RDエリアの再初期化とは,既にあるデータを消去して,RDエリアを構成するHiRDBファイルを大きくしたり,セグメントサイズを変更したりして,RDエリアの容量又は属性を変更することです。

なお,RDエリアを再初期化することで,RDエリアを構成するHiRDBファイルを変更し,RDエリアのディスク配置を変更できます。手順については,「15.4.10 例題9(RDエリアのディスク配置を変更する場合)」を参照してください。

ただし,マスタディレクトリ用RDエリア,データディクショナリ用RDエリア,及びデータディレクトリ用RDエリアは再初期化できないため,これらのRDエリアのディスク配置を変更する場合は,データベース初期設定ユティリティでデータベースを再度初期設定する必要があります。この場合のデータベースの移行方法については,「12.システム間で資源を移行する方法」を参照してください。

<この節の構成>
15.4.1 RDエリアを再初期化する前に
15.4.2 例題1(インデクスが定義されている場合)
15.4.3 例題2(インデクスが定義されている場合)
15.4.4 例題3(LOB列が定義されている場合)
15.4.5 例題4(LOB列が定義されている場合)
15.4.6 例題5(抽象データ型が定義されている場合)
15.4.7 例題6(抽象データ型が定義されている場合)
15.4.8 例題7(表に関連する全RDエリアを再初期化してデータの回復をユティリティで行う場合)
15.4.9 例題8(表に関連する全RDエリアを再初期化してデータの回復をUAPで行う場合)
15.4.10 例題9(RDエリアのディスク配置を変更する場合)