Hitachi Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(HP-UX用)

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4.2.1 注意事項

<この項の構成>
(1) クライアント登録時の注意事項
(2) リカバリアーカイブ作成時の注意事項
(3) システムリカバリ実施時の注意事項

(1) クライアント登録時の注意事項

Ignite-UXバージョン7.0より前のバージョンを使用して,Ignite-UXサーバからターミナルユーザーインタフェース(TUI)やIgnite-UXのGUIでクライアントを登録すると,HDLMデバイスのハードウェアパスに対してエラーメッセージが出力されます。

しかし,クライアント登録は正しく実行されていて,クライアントの登録後に実施する,リカバリアーカイブの作成やシステムリカバリの実行には影響ありません。最終的に,クライアント登録の完了を通知するメッセージが出力されたことも,あわせて確認してください。

(2) リカバリアーカイブ作成時の注意事項

(3) システムリカバリ実施時の注意事項

HDLMデバイスを物理ボリュームとして割り当てているボリュームグループがある場合,Ignite-UXのシステムリカバリ処理を実行すると「FAILURE」と出力されます。※

これは,HDLMデバイスを物理ボリュームとして割り当てている,ボリュームグループの回復処理でエラーとなっていて,ファイルのリストア処理までは正しく実行されています。

「FAILURE」が出力されたときは,リストアの終了後に「4.2.3 システムリカバリの手順」の操作を実施してください。

注※
ただし,「4.2.2 リカバリアーカイブの作成手順」の「(1) HP-UX 11i V2.0でリカバリアーカイブを作成する(make_net_recoveryコマンド)」または「(2) HP-UX 11i V2.0でリカバリアーカイブを作成する(make_tape_recoveryコマンド)」に示した手順を実施した場合,「FAILURE」は出力されません。

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