Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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4.4.4 通信サーバシステム定義の定義項目

通信サーバシステム定義を定義の種類ごとに説明します。

また,各定義ファイルの記述例については「4.7 定義ファイルの記述例(通信サーバfor Biller単独でのHA構成の場合)」,「4.8 定義ファイルの記述例(通信サーバBaseと通信サーバfor Biller双方でのHA構成の場合)」または「4.9 定義ファイルの記述例(クラスタ構成の場合)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 共通定義
(2) 文字コード変換機能定義
(3) DB定義
(4) HA定義
(5) 通信サーバfor Biller共通定義
(6) 通信サーバfor Biller CUP定義
(7) 障害監視定義
(8) 障害監視対象外ユーザサーバ定義
(9) 通信サーバfor Biller業務系SPP定義
(10) 収納業務プログラム共通定義
(11) 照会収納業務プログラムデフォルト定義
(12) 消込収納業務プログラムデフォルト定義
(13) 取消収納業務プログラムデフォルト定義
(14) 再送確認収納業務プログラムデフォルト定義

(1) 共通定義

共通定義の項目を次に示します。共通定義は,[COMMON]タグのセクションに記述します。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-26 共通定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
CENTER_CODE センタコード <英字の大文字,記号,数字>(10桁) 自センタコードを指定します。この定義値を基に,通信サーバfor Billerは共通ソフトウェアのキューマネージャー名を決定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

注※
使用できる記号については,MPNの仕様に従ってください。

(2) 文字コード変換機能定義

文字コード変換機能定義の項目を次に示します。文字コード変換機能定義は,[HMPN/CODE]タグのセクションに記述します。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-27 文字コード変換機能定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
OWN_NAME 動作環境で使用する文字コードセット名 シフトJISコードを示すalias名
  • AIX 5Lの場合
    IBM-943
  • HP-UXの場合
    sjis
通信サーバfor Billerで使用する文字コードセット名を指定します。使用する文字コードセットは,シフトJISコードです。 共通
MPN_NAME MPNセンタで使用する文字コードセット名 JISコードを示すalias名
  • AIX 5Lの場合
    JISX0208.1983-GL
  • HP-UXの場合
    jis
MPN仕様上の文字コードの規定を満たす日本語コードセットを指定します。使用する文字コードセットは,JISコードです。 共通

(凡例)
共通:どの構成でも指定する項目

注※
適用OSがAIX 5Lの場合,定義値には,AIX 5Lがサポートするコードセット・コンバーターによって相互に変換できる日本語コードセットを指定してください。コードセット・コンバーターについては,AIX 5Lのマニュアルを参照してください。
適用OSがHP-UXの場合,定義値には,HP-UXのシステムが保有するconfig.iconvファイルに定義されるalias名を指定します。config.iconvファイルは,/usr/lib/nls/iconv/に格納されています。
alias名は,HP-UXに付属している日本語システム環境をインストールすると,追加されます。この中から環境に合わせて,文字コードセットを選択してください。なお,alias名,config.iconvファイルおよび文字コードセットの追加方法は,HP-UXの仕様に基づきます。

(3) DB定義

DB定義の項目を次に示します。DB定義は,[HMPN/DB]タグのセクションに記述します。なお,この定義は省略できます。定義を省略した場合は,推奨値が定義値として設定されます。

表4-28  DB定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
CONNECT_RETRY_TIMES DB再接続リトライ回数 <符号なし整数>((0〜2,048)) 15 DBとの接続にエラーが発生した場合に,接続をリトライする回数を指定します。0を指定した場合は,リトライしません。 共通
CONNECT_RETRY_INTERVAL DB接続リトライ間隔(単位:秒) <符号なし整数>((1〜10)) 1 DBとの接続がエラーになった場合に接続をリトライする間隔を指定します。 共通
RDBMS 通信サーバfor Billerで使用するDB <文字列>{HiRDB|Oracle} 通信サーバfor Billerで使用するDBがHiRDBの場合,HiRDBを指定します。また,通信サーバfor Billerで使用するDBがORACLEの場合,Oracleを指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

注※
この項目は省略できます。省略した場合は,HiRDBが定義値として設定されます。
また,通信サーバfor Biller共通定義の「BL_ENV」には,この定義項目に指定したDBの環境変数を指定してください。「BL_ENV」の指定方法については,「(5) 通信サーバfor Biller共通定義」を参照してください。また,ORACLEの場合の「BL_ENV」の指定方法については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network Extensible Database Option for Biller」を参照してください。

(4) HA定義

HA定義の項目を次に示します。HA定義は[HMPN/HA]タグのセクションに記述します。この定義は,HA構成の場合に指定します。この定義を指定した場合は,クラスタの定義はできません。また,この定義を指定する場合,「HA_KIND」および「SV_GRP」は,必ず両方指定してください。

表4-29 HA定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
HA_KIND 通信サーバfor BillerおよびHiRDBの構成の種別 {SRV|GRP}
  • 通信サーバfor Biller単独でのHA構成の場合,通信サーバfor BillerとHiRDBを別のマシンにセットアップするとき,「SRV」を指定します。
  • 通信サーバBaseと通信サーバfor Biller双方でのHA構成の場合,「GRP」を指定します(HiRDBの構成は任意)。※1
HA
SV_GRP※2 HAモニタの監視対象名 <アルファベットおよび数字>(1〜8文字)
ただし,先頭にはアルファベットだけを指定できます。

  • 「HA_KIND」に「SRV」を指定した場合,OpenTP1を監視対象サーバとするサーバの識別名を指定します。
  • 「HA_KIND」に「GRP」を指定した場合,監視対象サーバをグループ化した,サーバグループ名を指定します。
HA

(凡例)
−:該当なし
HA:HA構成の場合,指定する項目

注※1
通信サーバBaseと通信サーバfor Biller双方でのHA構成の場合は,通信サーバBaseのファイル転送機能HA定義[HMPN/FTHA]だけ記述する必要があります。
通信サーバfor Biller単独でのHA構成で,通信サーバBaseおよび通信サーバfor Billerを切り替える構成の場合は,通信サーバBaseのファイル転送機能HA定義[HMPN/FTHA]の記述をしないでください。通信サーバBaseのファイル転送機能HA定義については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。

注※2
通信サーバfor Billerが監視するプロセスが障害によって停止した場合,この項目にサーバ識別名,またはグループ名を設定し,HAモニタの系切り替えコマンド(monswap)を実行します。通信サーバfor Billerが監視するプロセスとは,OpenTP1監視プロセス,制御電文CUP監視プロセス,業務電文受信CUP監視プロセス,SPP障害監視プロセス,および共通ソフトウェアです。

(5) 通信サーバfor Biller共通定義

通信サーバfor Biller共通定義の項目を次に示します。通信サーバfor Biller共通定義は,[HMPN/BL]タグのセクションに記述します。

表4-30 通信サーバfor Biller共通定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
TRC_FILE_SIZE プロセス別トレースのファイルサイズ(単位:バイト) <符号なし整数>((4,096〜2,147,483,647)) 11,000,000 一つのプロセス別トレースファイルの最大サイズを指定します。 共通
TRC_FILE_NUM プロセス別トレースファイル数 <符号なし整数>((1〜16)) 6※1 プロセス別トレースのファイル数を指定します。 共通
TRC_LEVEL トレースレベル <符号なし整数>{0|10|20|30} 10※2 トレース出力レベルを指定します。指定方法については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。 共通
TRC_PRC_LEVEL プロセス別トレースしきい値 <符号なし整数>{0|10|20|30} 0※2 プロセス別トレースのしきい値を指定します。指定方法については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。 共通
TRC_SHM_LEVEL 統合トレースのしきい値 <符号なし整数>{0|10|20|30} 0※2 統合トレースのしきい値を指定します。指定方法については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。 共通
TARGET_HOST 自ホスト名・ポート番号 ホスト名:<識別子>(1〜63文字),ポート番号:<符号なし整数>((5,001〜65,535)) 自ホストのホスト名とTP1/Server Base定義のネームポート番号を「ホスト名:ポート番号」の形式で指定します。 共通
COUNT_USERSV 収納カウンタ情報取得SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 収納カウンタ情報取得SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
COUNT_SERVICEGRP 収納カウンタ情報取得SPPのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) ※3 収納カウンタ情報取得SPPのサービスグループ名を指定します。 共通
COUNT_SERVICE 収納カウンタ情報取得SPPのサービス名 <識別子>(1〜31文字) ※3 収納カウンタ情報取得SPPのサービス名を指定します。 共通
COUNT_WAIT_TIME 収納カウンタ情報取得コマンド待ち時間(単位:秒) <符号なし整数>((7〜15)) 10※4 収納カウンタ情報取得コマンド(hmpncntget)の実行待ち時間を指定します。 共通
RDB_USERSV 収納業務受付SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 収納業務受付SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
BL_AUTO_START※5 自動起動 <文字列>{AUTO|MANUAL} MANUAL※6 OpenTP1起動時に,自動的に通信サーバfor Billerを起動する場合は,「AUTO」,手動起動する場合は「MANUAL」を指定します。 共通
AUTO_OPEN※5 自動開局 <文字列>{AUTO|MANUAL} MANUAL※6,※7 通信サーバfor Biller起動時に,自動開局する場合は「AUTO」,手動開局する場合は「MANUAL」を指定します。 共通
OPEN_RETRY_TIMES※5 開始要求電文再送回数 <符号なし整数>((0〜5)) 1 開始要求の再送回数を指定します。「0」を指定した場合,「OPEN_RETRY_INTERVAL」は無効になります。 共通
OPEN_RETRY_INTERVAL※5 開始要求送出間隔タイマ(単位:秒) <符号なし整数>((0〜290)) 10 開始要求がタイムアウトになった場合の再送間隔を指定します。 共通
MPN_BL_SOFT_ENV_FILE 共通ソフトウェアの環境設定ファイル(オンライン電文用) <パス名>(1〜PATH_MAX文字) 共通ソフトウェアの環境設定ファイル(オンライン電文用)を絶対パスで指定します。 共通
MPN_BL_SOFT_MQ_STT_SH 共通ソフトウェア起動コマンド <パス名>(1〜PATH_MAX文字) 共通ソフトウェアの起動コマンドを絶対パスで指定します。 共通
MPN_BL_SOFT_MQ_STP_SH 共通ソフトウェア停止コマンド <パス名>(1〜PATH_MAX文字) 共通ソフトウェアの停止コマンドを絶対パスで指定します。 共通
RAW_BL_STAT 状態管理ファイル用ロウ論理ボリューム名 <パス名>(1〜PATH_MAX文字) ※8 状態管理ファイル用ロウ論理ボリューム名を絶対パスで指定します。 共通
RAW_WORKPRC_STAT 業務系SPP状態ファイル用ロウ論理ボリューム名 <パス名>(1〜PATH_MAX文字) ※8 業務系SPP状態ファイル用ロウ論理ボリューム名を絶対パスで指定します。 共通
CHANNEL_NAME 共通ソフトウェアのキューマネージャーのチャネル名 <文字列>
半角文字だけ使用できます。
共通ソフトウェアのキューマネージャー(オンライン電文用)を作成した際に指定したチャネル名を「CHANNEL_NAME="送信チャネル1:受信チャネル1,送信チャネル2:受信チャネル2"」の形式で指定します。指定できるチャネルは,最大100系です。なお,最低でも1系分の送受信チャネルを指定する必要があります。
文字列を区切る場合は,「:」または「,」を使用してください。※9
共通
BL_ENV ユーザサーバ使用の共通環境変数 <文字列> ユーザサーバで使用する共通の環境変数を「BL_ENV="環境変数名=環境変数値"」の形式で指定します。※10
環境変数「PDHOST」,「PDNAMEPORT」および「PDUSER」は必ず指定してください。※11
文字列を区切る場合は,「,」を使用してください。環境変数名の前後にSPACEを記述しないでください。また,複数行になる場合,各行を「""」で囲んでください。なお,TP1/Server BaseおよびTP1/Client/Wの環境変数は指定しないでください。
AIX 5Lの場合,環境変数「PSALLOC=early」および環境変数「NODISCLAIM=true」を指定するとページ不足によるプロセス消滅を防止できます。
エラー検出時収納業務プログラム呼び出し機能を使用する場合は,環境変数「HMPN_ERRSEND=YES」を指定してください。
納付区分エラー変換機能を使用する場合は,環境変数「HMPN_PAY_CLSCNV=YES」を指定してください。
共通
CLUSTER_MODE クラスタ構成指定 <文字列>{Y|N} ※12 クラスタ構成で構築するかどうかを指定します。クラスタ構成で構築する場合は「Y」,構築しない場合は「N」を指定します。 CL
V_BRANCH_CODE 収納機関共通の仮想店舗コード <符号なし整数>(6桁,および8桁) すべての収納機関で有効な仮想店舗コードを指定します。※13
対象金融機関情報格納用テーブルに登録した仮想店舗コードを「金融機関コード(8桁):仮想店舗コード(6桁)」の形式で指定してください。
文字列を区切る場合は,「:」または「,」を使用してください。※14
共通

(凡例)
−:該当なし
CL:クラスタ構成の場合,指定する項目
共通:どの構成でも指定する項目

注※1
見積もり方法については,「4.6.1 トレースファイルの見積もり」を参照してください。システム構築時に,テストを実施する場合を除き,プロセス別トレースファイル数は2以上を指定してください。

注※2
次のような場合を除き,トレース出力レベル,プロセス別トレースのしきい値,および統合トレースのしきい値は推奨値を指定してください。
・システム構築時に,テストを実施する場合
・トラブルシュート時に,詳細な障害情報が必要になった場合
トレース出力レベル,プロセス別トレースしきい値および統合トレースのしきい値の詳細については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。

注※3
ユーザサーバ名,サービスグループ名,およびサービス名は,TP1/Server Baseごとにユニークな値を指定してください。

注※4
定義値に10秒加算した値で時間監視をします。

注※5
この項目は省略できます。省略した場合は,推奨値が定義値として設定されます。

注※6
「BL_AUTO_START」および「AUTO_OPEN」に「AUTO」を設定している場合,「OPEN_RETRY_TIMES」と「OPEN_RETRY_INTERVAL」に設定した値によって,最大で次の計算式で求められる値(単位:秒)の間,開局処理を実行します。また,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「AUTO_START」に「AUTO」を設定している場合は,次の計算式で求められる値に収納機関サービスの起動時間を加えた時間,開局処理を実行します。

開局処理に掛かる時間(単位:秒)=開始応答電文待ち時間(10)+「OPEN_RETRY_TIMES」×「OPEN_RETRY_INTERVAL」

開始応答電文待ち時間は,固定値(10)です。なお,OpenTP1のシステム環境定義(env)の「system_init_watch_time」に,この計算式で求められる値よりも大きい値を設定してください。OpenTP1の定義については,「4.2.4 OpenTP1の定義項目」を参照してください。

注※7
クラスタ構成の場合,すべての通信サーバで「AUTO_OPEN」に同じ定義値を指定してください。

注※8
「RAW_BL_STAT」と「RAW_WORKPRC_STAT」には,異なるロウ論理ボリューム名を指定してください。また,通信サーバBaseで使用するロウ論理ボリューム名は指定できません。

注※9
チャネル名を複数行に分けて指定する場合は,次のように指定してください。

CHANNEL_NAME="TO.N0000000000:TO.N9999900000,",
             "TO.N0000000001:TO.N9999900000"

注※10
個別の収納機関だけで有効な環境変数を指定する場合は,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」に指定してください。
通信サーバfor Biller共通定義の「BL_ENV」と通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」の両方を指定した場合,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」に指定した環境変数が有効になります。
通信サーバfor Biller業務系SPP定義については,「(9) 通信サーバfor Biller業務系SPP定義」を参照してください。

注※11
HiRDBの環境変数の指定例を次に示します。

BL_ENV="PDHOST=host_DB,",
         "PDNAMEPORT=20000,PDUSER='"mpnha"/"mpnha"'"

なお,HA構成でHiRDBと通信サーバfor Billerを同一マシン上にセットアップする場合は,「PDHOST」にHiRDB用エイリアスIPのホスト名を指定してください。また,この指定の詳細については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。

注※12
この項目は省略できます。省略した場合は,「N」が定義値として設定されます。
「CLUSTER_MODE」に「Y」を指定した場合,OpenTP1のシステム共通定義(betranrc)の「all_node」を必ず指定してください。
指定方法については,「4.2.4(3) システム共通定義(betranrc)」を参照してください。
また,この場合,環境変数DCHOSTを必ず指定してください。環境変数DCHOSTについては,「3.4.4 通信サーバfor Billerの環境設定」および「4.2.4(1) システム環境定義(env)」を参照してください。
なお,クラスタ構成を指定した場合,通信サーバfor BillerのHA定義および通信サーバBaseのファイル転送機能HA定義を指定できません。ファイル転送機能HA定義については,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。

注※13
個別の収納機関だけで有効な仮想店舗コードを指定する場合は,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」に指定してください。
通信サーバfor Biller共通定義の「V_BRANCH_CODE」と通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」の両方を指定した場合,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」に指定した仮想店舗コードが有効になります。
通信サーバfor Biller業務系SPP定義については,「(9) 通信サーバfor Biller業務系SPP定義」を参照してください。

注※14
仮想店舗コードを複数行に分けて指定する場合は,次のように指定してください。

V_BRANCH_CODE="00000001:000000,",
             "00000002:000000"

金融機関コードは1,000個まで指定できますが,一つの金融機関コードで指定できる仮想店舗コードは一つだけです。二つ以上指定すると,定義チェックでエラーになります。


(6) 通信サーバfor Biller CUP定義

通信サーバfor Biller CUP定義の項目を次に示します。通信サーバfor Biller CUP定義は,[HMPN/BL/CUP]タグのセクションに記載します。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-31 通信サーバfor Biller CUP定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
CUP_COUNT 業務電文受信CUP起動数 <符号なし整数>((1〜500)) 12 起動する業務電文受信CUP数を指定します。 共通

(凡例)
共通:どの構成でも指定する項目

注※
環境に合わせて設定してください。

(7) 障害監視定義

障害監視定義の項目を次に示します。障害監視定義は,[HMPN/BL/MON]タグのセクションに記載します。なお,定義内の項目は,すべて記述してください。

表4-32 障害監視定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
CTLCUP_WATCH_TIMER 制御電文受信CUP監視間隔(単位:秒) <符号なし整数>((1〜600)) 30 制御電文受信CUPの異常終了の監視間隔を指定します。 共通
CTLCUP_WATCH_COUNT 制御電文受信CUP再起動回数(単位:回) <符号なし整数>((1〜10)) 3 制御電文受信CUPの異常終了からの再起動回数を指定します。 共通
CTLCUP_TERM_WATCH_TIME 連続異常終了限界経過時間(単位:分) <符号なし整数>((0〜60)) 10 制御電文受信CUPの連続異常終了の限界経過時間を指定します。 共通
BUSCUP_WATCH_TIMER 業務電文受信CUP監視間隔(単位:秒) <符号なし整数>((1〜600)) 30 業務電文受信CUPの異常終了の監視間隔を指定します。 共通
BUSCUP_WATCH_COUNT 業務電文受信CUP再起動回数(単位:回) <符号なし整数>((1〜10)) 3 業務電文受信CUPの異常終了からの再起動回数を指定します。 共通
BUSCUP_TERM_WATCH_TIME 連続異常終了限界経過時間(単位:分) <符号なし整数>((0〜60)) 10 業務電文受信CUPの連続異常終了の限界経過時間を指定します。 共通
OPENTP1_WATCH_TIMER OpenTP1監視間隔(単位:秒) <符号なし整数>((1〜600)) 30 OpenTP1の未起動状態の監視間隔を指定します。 共通
OPENTP1_WATCH_COUNT OpenTP1監視回数(単位:回) <符号なし整数>((1〜120)) 6 OpenTP1の未起動状態の監視回数を指定します。 共通

(凡例)
共通:どの構成でも指定する項目

注※
連続異常終了限界経過時間は,次の値よりも大きな値を指定してください。次の値よりも小さい場合は,連続異常監視ができません。

監視間隔×再起動回数

なお,連続異常終了限界経過時間に0を指定した場合は,連続異常監視を行いません。そのため,再起動回数経過後に,通信サーバfor Billerが停止されます。


(8) 障害監視対象外ユーザサーバ定義

監視対象外ユーザサーバ定義の項目を次に示します。障害監視の対象外にするサーバを,「HMPN/BL/MON/USERSV」タグのセクションに記載します。対象となるユーザサーバ名は,通信サーバfor Billerが提供するSPP名です。また,定義名はUSERSVn(n:<符号なし整数>((1〜(監視対象外にするユーザサーバ名の数))))とし,連番で列挙してください。これ以外の定義名にした場合は,障害対象外となりません。なお,この定義は省略できます。

表4-33 障害監視対象外ユーザサーバ定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
USERSV1 監視対象外ユーザサーバ名1 <識別子>(1〜8文字) 障害監視での監視対象外とするSPPのユーザサーバ名1を指定します。 共通
USERSV2 監視対象外ユーザサーバ名2 <識別子>(1〜8文字) 障害監視での監視対象外とするSPPのユーザサーバ名2を指定します。 共通
USERSVn 監視対象外ユーザサーバ名n <識別子>(1〜8文字) 障害監視での監視対象外とするSPPのユーザサーバ名nを指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

(9) 通信サーバfor Biller業務系SPP定義

通信サーバfor Biller業務系SPP定義の項目を次に示します。通信サーバfor Biller業務系SPP定義は,収納機関コード単位で指定し,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)]タグのセクションに記述します。タグ内の(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。

なお,この定義は,[HMPN/BL]タグ下に一つ以上定義してください。

表4-34 通信サーバfor Biller業務系SPP定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
AUTO_START 収納機関サービスの自動起動 <文字列>{AUTO|MANUAL} AUTO※1 通信サーバfor Billerの起動と同時に,業務系SPPを自動起動させるかどうかを指定します。 共通
PAY_TYPE 納付金区分 <文字列>{01|02|03} ※2 一般料金の場合「01」,地方税・地公体料金の場合「02」,国庫金の場合「03」を指定します。 共通
REF_USERSV 照会SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 照会SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
REF_SERVICEGRP 照会SPPのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) ※3 照会SPPのサービスグループ名を指定します。 共通
REF_SERVICE 照会SPPのサービス名 <識別子>(1〜31文字) ※3 照会SPPのサービス名を指定します。 共通
PAY_USERSV 消込SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 消込SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
PAY_SERVICEGRP 消込SPPのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) ※3 消込SPPのサービスグループ名を指定します。 共通
PAY_SERVICE 消込SPPのサービス名 <識別子>(1〜31文字) ※3 消込SPPのサービス名を指定します。 共通
CAN_USERSV 取消SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 取消SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
CAN_SERVICEGRP 取消SPPのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) ※3 取消SPPのサービスグループ名を指定します。 共通
CAN_SERVICE 取消SPPのサービス名 <識別子>(1〜31文字) ※3 取消SPPのサービス名を指定します。 共通
RESEND_USERSV 再送確認SPPのユーザサーバ名 <識別子>(1〜8文字) ※3 再送確認SPPのユーザサーバ名を指定します。 共通
RESEND_SERVICEGRP 再送確認SPPのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) ※3 再送確認SPPのサービスグループ名を指定します。 共通
RESEND_SERVICE 再送確認SPPのサービス名 <識別子>(1〜31文字) ※3 再送確認SPPのサービス名を指定します。 共通
SRV_ENV ユーザサーバ使用の共通環境変数 <文字列> ユーザサーバで使用する共通の環境変数を「SRV_ENV="環境変数名=環境変数値"」の形式で指定します。※4
文字列を区切る場合は,「,」を使用してください。環境変数名の前後にSPACEを記述しないでください。また,複数行になる場合,各行を「""」で囲んでください。なお,TP1/Server BaseおよびTP1/Client/Wの環境変数は指定しないでください。
エラー検出時収納業務プログラム呼び出し機能を使用する場合は,環境変数「HMPN_ERRSEND=YES」を指定してください。
共通
V_BRANCH_CODE 収納機関別の仮想店舗コード <符号なし整数>(6桁,および8桁) 該当する収納機関だけで有効な仮想店舗コードを指定します。※5
対象金融機関情報格納用テーブルに登録した仮想店舗コードを「金融機関コード(8桁):仮想店舗コード(6桁)」の形式で指定してください。
文字列を区切る場合は,「:」または「,」を使用してください。※6
共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

注※1
この項目は省略できます。省略した場合は,推奨値が定義値として設定されます。

注※2
この項目は省略できます。省略した場合は,地方税・地公体料金の「02」が定義値として設定されます。

注※3
ユーザサーバ名,サービスグループ名,およびサービス名は,TP1/Server Baseごとにユニークな値を指定してください。

注※4
すべての収納機関で有効な環境変数を指定する場合は,通信サーバfor Biller共通定義の「BL_ENV」に指定してください。
通信サーバfor Biller共通定義の「BL_ENV」と通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」の両方を指定した場合,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」に指定した環境変数が有効になります。
なお,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「SRV_ENV」を省略した場合は,通信サーバfor Biller共通定義の「BL_ENV」に指定した環境変数が有効になります。
通信サーバfor Biller共通定義については,「(5) 通信サーバfor Biller共通定義」を参照してください。

注※5
すべての収納機関で有効な仮想店舗コードを指定する場合は,通信サーバfor Biller共通定義の「V_BRANCH_CODE」に指定してください。
通信サーバfor Biller共通定義の「V_BRANCH_CODE」と通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」の両方を指定した場合,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」に指定した仮想店舗コードが有効になります。
なお,通信サーバfor Biller業務系SPP定義の「V_BRANCH_CODE」を省略した場合は,通信サーバfor Biller共通定義の「V_BRANCH_CODE」に指定した仮想店舗コードが有効になります。
通信サーバfor Biller共通定義については,「(5) 通信サーバfor Biller共通定義」を参照してください。

注※6
仮想店舗コードを複数行に分けて指定する場合は,次のように指定してください。

V_BRANCH_CODE="00000001:000000,",
             "00000002:000000"

金融機関コードは1,000個まで指定できますが,一つの金融機関コードで指定できる仮想店舗コードは一つだけです。二つ以上指定すると,定義チェックでエラーになります。


(10) 収納業務プログラム共通定義

収納業務プログラム共通定義の項目を次に示します。収納業務プログラム共通定義は,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/COM]タグのセクションに記述します。タグ内の(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。なお,この定義は省略できます。定義を省略した場合,[HMPN/BL]タグ下の「TARGET_HOST」の指定値が,この定義の定義値として適用されます。ただし,「HOST_NAME」および「NAME_PORT」のうち,一つだけを省略することはできません。

表4-35 収納業務プログラム共通定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
RPC_KIND 特定の収納業務プログラムの呼び出し <文字列>{CALL|CALLTO} 収納業務プログラムとの通信で特定の収納業務プログラムを使用するかどうかを指定します。クラスタ構成の場合,CALLを推奨します。RPC_KINDによる電文の振り分けについては,「4.1.2(2) クラスタ構成の定義の特長」を参照してください。 共通
HOST_NAME 収納業務プログラムのホスト名 <識別子>(1〜63文字) 収納業務プログラムが稼働するTP1/Server Baseの定義に定義されたホスト名を指定します。 共通
NAME_PORT 収納業務プログラムのポート番号 <符号なし整数>((5,001〜65,535)) 収納業務プログラムが稼働するTP1/Server Baseの定義に定義されたネームポート番号を指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

注※
この項目を省略した場合,「CALLTO」が定義値として設定されます。この場合,通信サーバfor Biller共通定義の「TARGET_HOST」に指定したホスト名およびポート番号が有効になります。また,「CALL」を指定した場合,「HOST_NAME」および「NAME_PORT」に指定したホスト名およびポート番号は無効になります。

なお,クラスタ構成以外の場合,または同一ホスト上の,通信サーバとは別のTP1/Server Baseで収納業務プログラムを稼働させる場合は,それぞれのOpenTP1のシステム共通定義(betranrc)の「all_node」を必ず指定してください。指定方法については,「4.2.4(3) システム共通定義(betranrc)」を参照してください。

(11) 照会収納業務プログラムデフォルト定義

照会収納業務プログラムデフォルト定義の定義項目を次に示します。照会収納業務プログラムデフォルト定義は,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/REF]タグのセクションに記述します。タグ内の(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-36 照会収納業務プログラムデフォルト定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
SERVICEGRP 収納業務プログラムの照会SPPの,デフォルトのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの照会SPPの,デフォルトのサービスグループ名を指定します。通信サーバfor Biller共通定義,および通信サーバfor Biller業務系SPP定義で指定したサービスグループ名と異なるサービスグループ名を指定してください。 共通
SERVICE 収納業務プログラムの照会SPPの,デフォルトのサービス名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの照会SPPの,デフォルトのサービス名を指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

また,地方税・地公体料金,または国庫金(収納機関コードが国税庁(00200000)の場合だけ)の場合,納付区分ごとに収納業務プログラムのSPPに電文を振り分けるときは,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/REF/(納付区分)]タグのセクションに記述してください。タグ内の(納付区分)には,次の内容を指定してください。

(12) 消込収納業務プログラムデフォルト定義

消込収納業務プログラムデフォルト定義の定義項目を次に示します。消込収納業務プログラムデフォルト定義は,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/PAY]タグのセクションに記述します。タグ内の(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-38 消込収納業務プログラムデフォルト定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
SERVICEGRP 収納業務プログラムの消込SPPの,デフォルトのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの消込SPPの,デフォルトのサービスグループ名を指定します。通信サーバfor Biller共通定義,および通信サーバfor Biller業務系SPP定義で指定したサービスグループ名と異なるサービスグループ名を指定してください。 共通
SERVICE 収納業務プログラムの消込SPPの,デフォルトのサービス名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの消込SPPの,デフォルトのサービス名を指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

また,地方税・地公体料金,または国庫金(収納機関コードが国税庁(00200000)の場合だけ)の場合,納付区分ごとに収納業務プログラムのSPPに電文を振り分けるときは,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/PAY/(納付区分)]タグのセクションに記述してください。タグ内の(納付区分)には,次の内容を指定してください。

(13) 取消収納業務プログラムデフォルト定義

取消収納業務プログラムデフォルト定義の定義項目を次に示します。取消収納業務プログラムデフォルト定義は,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/CAN]タグのセクションに記述します。タグ内の(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-40 取消収納業務プログラムデフォルト定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
SERVICEGRP 収納業務プログラムの取消SPPの,デフォルトのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの取消SPPの,デフォルトのサービスグループ名を指定します。通信サーバfor Biller共通定義,および通信サーバfor Biller業務系SPP定義で指定したサービスグループ名と異なるサービスグループ名を指定してください。 共通
SERVICE 収納業務プログラムの取消SPPの,デフォルトのサービス名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの取消SPPの,デフォルトのサービス名を指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

また,地方税・地公体料金,または国庫金(収納機関コードが国税庁(00200000)の場合だけ)の場合,納付区分ごとに収納業務プログラムのSPPに電文を振り分けるときは,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/CAN/(納付区分)]タグのセクションに記述してください。タグ内の(納付区分)には,次の内容を指定してください。

(14) 再送確認収納業務プログラムデフォルト定義

再送確認収納業務プログラムデフォルト定義の定義項目を次に示します。再送確認収納業務プログラムデフォルト定義は,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/RESEND]タグのセクションに記述します。(収納機関コード)には,各収納機関の収納機関コードを指定してください。なお,定義内の項目は,必ず記述してください。

表4-42 再送確認収納業務プログラムデフォルト定義

定義名 定義内容 定義値の条件 推奨値 説明 定義が必要な構成の種類
SERVICEGRP 収納業務プログラムの再送確認SPPの,デフォルトのサービスグループ名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの再送確認SPPの,デフォルトのサービスグループ名を指定します。通信サーバfor Biller共通定義,および通信サーバfor Biller業務系SPP定義で指定したサービスグループ名と異なるサービスグループ名を指定してください。 共通
SERVICE 収納業務プログラムの再送確認SPPの,デフォルトのサービス名 <識別子>(1〜31文字) 収納業務プログラムの再送確認SPPの,デフォルトのサービス名を指定します。 共通

(凡例)
−:該当なし
共通:どの構成でも指定する項目

また,地方税・地公体料金,または国庫金(収納機関コードが国税庁(00200000)の場合だけ)の場合,納付区分ごとに収納業務プログラムのSPPに電文を振り分けるときは,[HMPN/BL/SRV/(収納機関コード)/RESEND/(納付区分)]タグのセクションに記述してください。タグ内の(納付区分)には,次の内容を指定してください。