Groupmax Object Server Version 6 　システム管理者ガイド

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4.1.4　ファイルの属性変更

既に使用しているデータベースのファイル属性を変更できます。変更できる属性は，ファイルの最大割り当て量です。

また，属性が変更できるのは，次に示す用途に使われるファイルだけです。それ以外の用途に使われるファイルの属性は変更できません。

＜この項の構成＞
(1)　ファイルの属性変更に使用するコマンド
(2)　手順
(3)　xodflaltコマンドの処理結果

(1)　ファイルの属性変更に使用するコマンド

ファイルの属性を変更するには，データベース構成変更ユティリティのxodflaltコマンドを使います。xodflaltコマンドについては，「8.3　データベース管理コマンド」を参照してください。

(2)　手順

ファイルの属性を変更するときの手順を説明します。

(a)　最大割り当て量の見積もり

属性を変更するファイルについての変更後の最大割り当て量を見積もります。見積もり式については，初期設定パラメタ（fileパラメタの-mオペランド）及びxodflaltコマンドの-mオプションの説明中に記載しています。

fileパラメタの-mオペランドについては，「7.5.2　初期設定パラメタの項目」を参照してください。

xodflaltコマンドの-mオプションについては，「8.3　データベース管理コマンド」を参照してください。

(b)　xodflaltコマンドの実行

xodflaltコマンドを実行して，オブジェクトサーバのデータベースのファイル属性を変更します。

xodflaltコマンドの処理結果は，オブジェクトサーバのホームディレクトリ下のファイル「xodresult」に出力されます。xodflaltコマンドが正常に終了した場合には，処理結果の末尾に正常終了のメッセージが出力されます。

エラーが発生した場合には，正常終了のメッセージが出力されません。このときには，標準エラー出力に出力されたエラーメッセージを参照して，エラーの原因を取り除き，xodflaltコマンドを再実行してください。

(3)　xodflaltコマンドの処理結果

xodflaltコマンドの処理結果は，オブジェクトサーバのホームディレクトリ下のファイル「xodresult」に出力されます。「xodresult」という名称のファイルがある場合には，ファイルの末尾に追加して出力されます。ファイルがない場合には，「xodresult」というファイルが新規に作成されます。

図4-4に処理結果の出力フォーマットを示します。また図4-4に示した出力フォーマットの項目は表4-1を参照してください。図4-4と表4-1の図中の文字は対応しています。

図4-4　xodflaltコマンドの処理結果の出力フォーマット

[図データ]

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