1.5.2 Reliable Messagingの機能とマニュアルでの説明個所の対応
Reliable Messagingの機能とマニュアルでの説明個所の対応を次の表に示します。
項番 |
機能 |
機能詳細 |
永続版リソースアダプタ |
非永続版リソースアダプタ |
マニュアルでの説明個所 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
キューの種類 |
ローカルキュー |
○ |
△※1 |
|
|
○ |
×※2 |
|||
2 |
キューの永続性 |
永続キュー属性 |
○ |
× |
|
非永続キュー属性 |
○ |
○ |
|||
3 |
メッセージの受信制御 |
|
○ |
○ |
|
4 |
メッセージ取り出しモード |
|
○ |
○ |
|
5 |
メッセージの作成 |
JMSインタフェース |
○ |
○ |
|
6 |
メッセージの受け渡し方式 |
|
○ |
○ |
|
7 |
サーバ間転送 |
|
○ |
× |
|
8 |
Message-driven Beanとの連携 |
Message-driven Beanによるメッセージの配信 |
○ |
○ |
|
9 |
コマンド |
運用コマンド |
○ |
△※3 |
|
10 |
DB Connector for Reliable Messagingの機能 |
|
○ |
× |
|
11 |
J2EEインタフェース(JMS,JCA/JTA) |
|
○※4 |
○※4 |
|
|
○ |
×※5 |
|||
|
○ |
○ |
|||
12 |
転送データ相互接続用API |
転送データ相互接続用インタフェース(BytesContainer) |
○ |
× |
|
13 |
キューの抑止制御 |
キューのメッセージの送受信を抑止 |
○ |
△※6 |
|
14 |
キューの障害閉塞 |
不整合となったキューの部分閉塞 |
○ |
× |
|
15 |
J2EEサーバ(Application Server)の機能 |
|
○ |
○※7 |
|
16 |
ログとトレース |
|
○ |
○ |
|
|
○ |
× |
|||
17 |
キューのJNDIネーミングサービスへの登録 |
|
○ |
○※8 |
- (凡例)
-
○:使用できます。
△:一部使用できます。
×:使用できません。
- 注※1
-
非永続キュー属性のローカルキューだけ使用できます。また,キュー間転送によるメッセージの受信はできません。
- 注※2
-
永続版リソースアダプタでデッドメッセージキューに登録されるメッセージは,非永続版リソースアダプタでは,即削除されます。
- 注※3
-
管理状態だけで実行できるコマンド,キュー間転送で使用するコマンドなどは使用できません。
- 注※4
-
トランザクションサポートレベルには,NoTransaction,LocalTransaction,およびXATransactionを指定できます。
- 注※5
-
認証情報を指定しても無視されます。
- 注※6
-
メッセージの送受信抑止だけできます。キュー間転送関連の送受信抑止は使用できません。また,Reliable Messagingの再開始後,キューの抑止状態は引き継がれません。
- 注※7
-
リソースへの接続テスト,およびコネクションの障害検知は常に成功します。また,プールされるコネクション中にJDBCリソースは保持されません。
- 注※8
-
キュー定義ファイル未使用時のキューの表示名は,キュー作成ファイルで定義します。