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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


3.2 バッチサーバを操作するコマンド

ここでは,バッチサーバを操作するコマンドについて説明します。

バッチサーバを操作するコマンドの一覧を,次の表に示します。

表3‒2 バッチサーバを操作するコマンドの一覧

コマンド名称

分類

概要

コマンドの系統

cjdumpsv※1

バッチサーバのスレッドダンプの取得

バッチサーバで障害が発生した場合などに,JavaVMのスレッドダンプを取得します。

cjenvsetup※1

Component Container管理者のセットアップ

インストールファイルの属性を変更して,root権限を持つユーザ以外で運用できるようにします。このコマンドは,UNIX用です。

cjenvupdate※1

作業ディレクトリおよびユーザ定義ファイルの移行

Component Containerの旧環境で利用されていた作業ディレクトリおよびユーザ定義ファイルを新環境で動作する形式に移行します。

cjgetsysinfo※1

OS状態情報の取得

OSの状態情報を取得します。

cjrarupdate※1

リソースアダプタのバージョンアップ

Component Containerにインポート・デプロイされているリソースアダプタをバージョンアップします。

cjsetup

バッチサーバのセットアップとアンセットアップ

バッチサーバの環境をセットアップして,デフォルトのユーザ定義を作成します。

cjsleep※1

バッチサーバの起動間隔

指定された秒数だけ実行を一時停止します。バッチファイルなどでサーバの起動間隔を空けるために使用します。このコマンドは,Windows用です。

cjstartsv

バッチサーバの開始

バッチサーバを開始します。

cjstopsv※1

バッチサーバの停止

バッチサーバを停止します。

更新※2

(凡例)

更新:更新系コマンド。バッチサーバの内容を更新,または構成情報を取得するコマンドです。

−:該当なし

注※1

コマンドの詳細は,「2.2 J2EEサーバを操作するコマンド」を参照してください。なお,参照する場合は「J2EEサーバ」を「バッチサーバ」と読み替えてください。

注※2

-fオプションを指定した場合は,−(該当なし)になります。

サーバ管理コマンドの系統ごとの排他制御の条件については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3.2 サーバ管理コマンドの排他制御」を参照してください。

セットアップ系コマンド(cjenvsetup,cjenvupdate,cjrarupdate,cjsetup)は単独で実行してください。ほかのセットアップ系コマンドと同時に実行しないでください。

〈この節の構成〉