3.3.2 cjclstartapコマンドの場合
cjclstartapコマンドによるEJBクライアントアプリケーションの開始の流れを次に示します。
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EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数を設定します。
EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数のうち,cjclstartapコマンドでの実行に必要な環境変数を設定してください。必要な環境変数については,「3.3.4 EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数の設定」を参照してください。
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EJBクライアントアプリケーションのオプション定義ファイル(usrconf.cfg)に,JavaのオプションやJARファイルのクラスパスを指定します。
- usrconf.cfgの格納場所
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usrconf.cfgのひな型が次の場所に格納されていますので,このひな型ファイルを任意の場所にコピーして,使用してください。
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\client\templates\usrconf.cfg
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/client/templates/usrconf.cfg
- JavaVM起動オプションの指定
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usrconf.cfgのadd.jvm.argキーに指定します。指定できるオプションの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「14. JavaVM起動オプション」を参照してください。
- JARファイルのクラスパスの指定
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usrconf.cfgのadd.class.pathキーに指定します。クラスパスへの設定が必要なJARファイルについては,「3.7.4 EJBクライアントアプリケーションのクラスパスへのJARファイルの設定」を参照してください。
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EJBクライアントアプリケーションのプロパティファイル(usrconf.properties)に,プロパティを指定します。
- usrconf.propertiesの格納場所
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usrconf.propertiesのひな型が次の場所に格納されていますので,このひな型ファイルを任意の場所にコピーして,使用してください。
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\client\templates\usrconf.properties
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/client/templates/usrconf.properties
- プロパティの指定
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プロパティで指定できる内容については,「3.3.5 EJBクライアントアプリケーションのプロパティの設定」を参照してください。また,必要に応じて,「3.5.3 EJBクライアントアプリケーションでのトランザクション実装時の注意事項」,「3.8 EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力」,およびマニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「8.10 EJBクライアントアプリケーションのユーザログ出力の設定(cjclstartapコマンドを使用する場合)」を参照してください。
指定できるプロパティの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「12.2.2 usrconf.properties(Javaアプリケーション用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
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usrconf.cfgとusrconf.propertiesをcjclstartapコマンドを実行するカレントディレクトリ以外に格納した場合,環境変数「CJCLUSRCONFDIR」で,usrconf.cfgとusrconf.propertiesの格納場所の絶対パスを指定します。
作成したusrconf.cfgとusrconf.propertiesを同じディレクトリに格納して,そのディレクトリの絶対パスを環境変数「CJCLUSRCONFDIR」で指定してください。
なお,usrconf.cfgとusrconf.propertiesをcjclstartapコマンドを実行するカレントディレクトリに格納した場合はこの作業は必要ありません。手順5.に進んでください。
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cjclstartapコマンドを使用してEJBクライアントアプリケーションを開始します。
cjclstartapコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjclstartap(Javaアプリケーションの開始)」を参照してください。
- 注意事項
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Clientを使用してEJBクライアント環境を構築する場合は,格納ディレクトリの「<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC」を,「<Application Serverのインストールディレクトリ>\CCL」と読み替えてください。
なお,ejb.client.directory.shareableにfalseが設定されている場合,cjclstartapコマンドを実行すると,コマンドが使用するワークファイルが作成されます。ワークファイルが破損した場合,cjclstartapコマンド,またはcjcldumpapコマンドの動作は保証されません。ワークファイルの出力先,およびファイル名を次に示します。
- Windowsの場合
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<カレントディレクトリ>\.cjclstartap.lock
<ejb.client.log.directory>\.ejbclientlog.lock
<カレントディレクトリ>\cjclstartap.pid
- UNIXの場合
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<カレントディレクトリ>/.cjclstartap.lock
<ejb.client.log.directory>/.ejbclientlog.lock
<カレントディレクトリ>/cjclstartap.pid
<カレントディレクトリ>/.COSMINEXUS_CC_EJBCLIENT_プロセスID
- 参考
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cjclstartapコマンドを使用すると,Javaアプリケーションも開始できます。cjclstartapコマンドを使用したJavaアプリケーションの開始方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjclstartap(Javaアプリケーションの開始)」を参照してください。