12.2.2 usrconf.properties(Javaアプリケーション用ユーザプロパティファイル)
(1) 形式
J2SEのプロパティファイル形式です。
次のようにキーを指定します。
<キー名称> = <値>
- 指定方法
-
-
改行までが値になります。
-
#で始まる行はコメントとみなされます。
-
値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。
-
値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は追加できません。追加した場合,不正な値と解釈されます。
(例) <キー名称> = <値> #<コメント>
-
記載する文字はJavaの仕様に従って,ISO 8859-1 文字エンコーディングを使用してください。
-
Javaの仕様に従わない形式の場合,Javaアプリケーションの起動に失敗することがあります。
(例)不正なUnicodeエスケープシーケンスを含む場合("\u"に続く文字列が適切なUnicode 16進数の値ではない)。
-
(2) ファイルの格納先
-
Windowsの場合
<ユーザ定義ファイル格納ディレクトリ※>\usrconf.properties
-
UNIXの場合
<ユーザ定義ファイル格納ディレクトリ※>/usrconf.properties
- 注※
-
ユーザ定義ファイル格納先環境変数(CJCLUSRCONFDIR)で指定したディレクトリです。ユーザ定義ファイル格納先環境変数が設定されていない場合,カレントディレクトリが参照されます。EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.3.4 EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数の設定」を参照してください。
(3) 機能
cjclstartapコマンドを使用する場合に,Javaアプリケーションを実行するJavaVMのシステムプロパティを指定します。
usrconf.propertiesとusrconf.cfgのadd.jvm.argの-Dに同じキーが指定されている場合は,usrconf.propertiesの値が優先されます。
Javaアプリケーションを実行中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は,次回Javaアプリケーションを起動したときに反映されます。
(4) Javaアプリケーションのカスタマイズ用キー
Javaアプリケーションの開始コマンドでは,次に示すシステムプロパティのキーに値を設定することで,Javaアプリケーションの動作をカスタマイズできます。
ここでは,キーを次の分類に分けて説明します。
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるキーを次の表に示します。
- 注意事項
-
ここでは,次の内容について説明します。
-
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるキーの概要
指定できるキーのうち,J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーについては,ここでは詳細を説明しません。
共通のキーの詳細については,「2.2.3 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。Javaアプリケーションの場合には,「J2EEサーバ」を「Javaアプリケーション」と読み替えてください。
なお,J2EEサーバ用のキーと指定内容が異なる場合には,ここでキーの詳細についても説明します。
-
J2EEサーバ用のキーとの差異(J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーと指定内容が異なる場合)
Javaアプリケーション用のキーとJ2EEサーバ用のキーの指定内容が異なる場合には,キーの詳細について説明します。差異に関する記述が特にない場合には,J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーと同じ内容を指定してください。差異の有無は「差異」列に表記します。
-
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル独自のキーの詳細
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル独自のキーについては,ここでキーの詳細を説明します。
-
(a) ejbserver.applicationから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.applicationから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(a) ejbserver.applicationから始まるキー」を参照してください。
(b) ejbserver.clientから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.clientから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(c) ejbserver.clientから始まるキー」を参照してください。
なお,Clientを使用する場合は,格納ディレクトリの「<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC」を,「<Application Serverのインストールディレクトリ>\CCL」と読み替えてください。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
なし |
CTM内のキューに滞留したリクエストを引き出す時のプライオリティ(優先順位)を指定します。 |
− |
|
独自 |
ejbserver.client.log.directoryキーに指定したディレクトリの下のJavaアプリケーションが出力するメッセージのログ出力先のディレクトリ名を1〜16バイトの範囲で指定します。指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),およびハイフン(-)だけです。ディレクトリのパス区切り文字には,スラッシュ(/)を使用してください。複数のJavaアプリケーションを使用する場合は,EJBアプリケーションごとに,ログ出力先を指定してください。 アクセス権がないディレクトリまたはファイル名を指定した場合は,KDJE51003-Eのメッセージが標準出力とcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーションが終了します。 このキーでは出力先を変更できないログがあります。ログの出力先を変更するには,Javaアプリケーション用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)のejb.client.ejb.logキーを指定してください。 |
なし |
|
独自 |
Javaアプリケーションのログ出力先のサブディレクトリ名を1〜16バイトで指定します。 指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),およびハイフン(-)だけです。このキーを指定した場合は,毎回同じサブディレクトリが使用されるため,サブディレクトリの削除はされません。一つのJavaアプリケーションを複数起動しない場合に使用すると,専用のサブディレクトリでログファイルを管理できます。複数同時に起動する場合,このキーは指定しないでください。 16バイトを超える文字列を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,通常値が使用されます。 このキーでは出力先を変更できないログがあります。ログの出力先を変更するには,Javaアプリケーション用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)のejb.client.log.appidキーを指定してください。 |
なし |
|
独自 |
Javaアプリケーションのログ出力先の絶対パスを1〜200バイトで指定します。 指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),ハイフン(-),およびスペース( )だけです。なお,スペースを指定できるのはWindowsの場合だけです。空白文字※を含むディレクトリを指定する場合は,パス名を引用符で囲んでください。例えば,C:\logs\ejb clientを設定する場合は,次のように指定します。 ejbserver.client.log.directory="C:\logs\ejb client" 200バイトを超えるパスを指定した場合はKDJE51001-Wのメッセージ,指定がない場合はKDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,通常値が使用されます。 ディレクトリにアクセス権がない場合や,ファイル名を指定した場合は,KDJE51003-Eのメッセージが標準出力とcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーションが終了します。 通常値を使用する場合で,Developer's Kit for Java以外のJavaを使用してJavaアプリケーションを起動した場合は,KDJE51004-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーション実行ディレクトリが使用されます。 Windowsの場合,UNC名を含むパスは指定できません。UNIXの場合,nfsマウントされたディスク上へのパスは指定できません。 このキーでは出力先を変更できないログがあります。ログの出力先を変更するには,Javaアプリケーション用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)のejb.client.log.directoryキーを指定してください。 |
なし |
|
独自 |
ログファイルの排他処理に失敗したときのリトライ間隔(単位:ミリ秒)を0〜2147483647の整数値で指定します。範囲外の値や整数値以外を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力されて,デフォルト値が使用されます。サブディレクトリ共有モードで動作するJavaアプリケーションがcjlogger.logファイルにKDJE90002-Eメッセージを出力して終了する場合に使用します。 |
10 |
|
独自 |
ログファイルの排他処理に失敗したときのリトライ回数(単位:回)を0〜2147483647の整数値で指定します。範囲外の値や整数値以外を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージをcjlogger.logファイルに出力して,デフォルト値を使用します。サブディレクトリ共有モードで動作するJavaアプリケーションがcjlogger.logファイルにKDJE90002-Eメッセージを出力して終了する場合に使用します。 |
1000 |
|
独自 |
トランザクションサービスが使用するクライアント名を1〜128文字の文字列で指定します。使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_)またはハイフン(-)です。 ここに設定するクライアント名は,Javaアプリケーションのプロセスごとに別の名前を設定する必要があります。 また,同一マシン上で動作するJ2EEサーバ名とは別の名前にする必要があります。 |
なし |
|
独自 |
Javaアプリケーションでトランザクションを使用するかどうかを指定します。
|
false |
(c) ejbserver.containerから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.containerから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(h) ejbserver.containerから始まるキー」を参照してください。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
関連情報 |
---|---|---|---|---|
なし |
EJBメソッドの呼び出し時に通信障害が発生した場合の,EJBクライアント側でのコネクションの再接続動作とリクエストの再送動作を指定します。 |
− |
「機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.13 EJBのリモートインタフェースの呼び出し」 |
(d) ejbserver.distributedtxから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.distributedtxから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(k) ejbserver.distributedtxから始まるキー」を参照してください。
「関連情報」とは,指定したキーに関する情報の参照先です。マニュアル名称の「アプリケーションサーバ」を省略しています。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
関連情報 |
---|---|---|---|---|
あり |
インプロセストランザクションサービスのステータスファイル,および保守資料としてのステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。パス区切り文字は”/”を使用してください。 アプリケーションサーバで相対パスを指定した場合,次のディレクトリからのパスとなります。
Javaアプリケーションで相対パスを指定した場合,Javaアプリケーションの実行ディレクトリからのパスとなります。 同一マシン内で稼働するほかのJ2EEサーバや,ほかのJavaアプリケーションプロセスと重ならないように,別のディレクトリを指定する必要があります。 |
なし |
「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.4 トランザクション管理」 |
|
なし |
インプロセストランザクションサービスのステータスファイルを二重化する場合,予備ステータスファイルおよび保守資料としての予備ステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。 |
− |
「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.4 トランザクション管理」 |
|
あり |
トランザクションリカバリで使用する固定ポート番号を1〜65535の整数値で指定します。無効な値を指定した場合や指定したポートがすでに使用されていた場合には,初期化処理がエラーとなります。 |
なし |
(e) ejbserver.jndiから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.jndiから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(s) ejbserver.jndiから始まるキー」を参照してください。
(f) ejbserver.jtaから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.jtaから始まるキーを次に示します。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
あり |
Javaアプリケーションで開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウトのデフォルト値(単位:秒)を次の範囲で指定します。 1〜2147483647 |
− |
(g) ejbserver.loggerから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.loggerから始まるキーを次に示します。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
あり |
Javaアプリケーションのログファイルの面数を指定します。 1〜64の整数値で指定します。 面数を変更する場合は,該当するログファイルに出力しているプロセスをすべて停止し,ログファイルとmmapディレクトリ以下のログ管理ファイルを別のディレクトリへ移動,または削除してください。 |
2 |
|
あり |
4096〜16777216の整数値で指定します。 サイズを変更する場合には,該当するログファイルに出力しているプロセスをすべて停止し,ログファイルとmmapディレクトリ以下のログ管理ファイルを別のディレクトリへ移動,または削除してください。 |
1048576 |
|
あり |
ログレベルを指定します。Error,Warning,Information,Debugのうち,一つまたは複数を指定します。 一つだけ指定した場合は,該当するログレベルのログだけが出力されます。複数指定する場合は,レベル名の文字列の間をコンマ(,)で区切ります。 なお,シェルスクリプトを使用してシステムプロパティを設定する場合,このキーは指定できません。 |
Error |
(h) ejbserver.rmiから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.rmiから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(z) ejbserver.rmiから始まるキー」を参照してください。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
なし |
クライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間(単位:秒)を指定します。 |
− |
(i) ejbserver.securityから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.securityから始まるキーを次に示します。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
独自 |
セキュリティ認証処理をするJ2EEサーバが接続されているCORBAネーミングサービスを指定します。java.naming.provider.urlで指定されたネーミングサービス以外のネーミングサービスに接続しているJ2EEサーバで認証処理をする場合に指定します。なお,接続するJ2EEサーバ名は,ejbserver.serverNameキーに指定しておく必要があります。 corbaname形式で指定してください。省略した場合は,java.naming.provider.urlで指定されたネーミングサービスが使用されます。 (指定形式) corbaname::<ネーミングサービスのホスト名>:<ネーミングサービスのポート番号> |
なし |
(j) ejbserver.serverから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.serverから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(ab) ejbserver.serverから始まるキー」を参照してください。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
独自 |
Javaアプリケーションが接続するJ2EEサーバのサーバ名称を指定します。 |
なし |
|
なし |
PRF識別子を指定します。 |
− |
(k) ejbserver.stdoutlogから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.stdoutlogから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(ad) ejbserver.stdoutlogから始まるキー」を参照してください。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
なし |
ユーザ出力ログおよびユーザエラーログの自動フラッシュ機能を有効にするかどうかを指定します。 |
− |
(l) javaから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるjavaから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(ag) javaから始まるキー」を参照してください。
(m) orgから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるorgから始まるキーを次に示します。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
独自 |
org.w3c.dom.DOMImplementationSourceListの実装クラス名を指定します。 |
com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.dom.DOMXSImplementationSourceImpl |
|
独自 |
org.xml.sax.driverの実装クラス名を指定します。 |
com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.parsers.SAXParser |
|
独自 |
org.xml.sax.parserの実装クラス名を指定します。 |
org.xml.sax.helpers.XMLReaderAdapter |
(n) vbrokerから始まるキー
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるvbrokerから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.2.3(5)(ai) vbrokerから始まるキー」を参照してください。
キー名称 |
差異 |
内容 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
あり |
JavaアプリケーションがJ2EEサーバを呼び出すだけの場合は,falseを指定します。J2EEサーバの通信処理を実現しているTPBrokerのネーミングサービスには,CORBAネーミングサービスとスマートエージェントがあります。JavaアプリケーションとJ2EEサーバ間の通信は,ネーミングサービスとしてCORBAネーミングサービスだけを利用します。この場合,J2EEサーバ,Javaアプリケーション間にCORBAネーミングサービスだけを開始する必要があり,該当キーはfalseを指定します。 一方,JavaアプリケーションがJ2EEサーバを呼び出すことに加え,スマートエージェントを利用しTPBrokerのサーバアプリケーションを呼び出す場合は,CORBAネーミングサービス,およびスマートエージェントを開始する必要があり,該当キーにtrueを指定します。 |
true |
|
なし |
リモートインタフェースとして定義されたEJBメソッドの呼び出しでタイムアウトが発生した場合に,コネクションのクローズを抑止するかどうかを設定します。
|
false |
|
あり |
TPBroker通信トレースファイル1個当たりのエントリ数の上限値を指定します。 |
20000 |
|
なし |
TPBroker通信トレースファイルの個数の上限値を指定します。 |
15 |
|
あり |
モジュールトレースを取得するかどうかを設定します。
|
true |
|
あり |
TPBrokerのトレースファイル出力先のパスを1〜210バイトの範囲で指定します。指定するパスは,Javaアプリケーションごとにユニークにしてください。指定したパスのサブディレクトリとしてcomtrcとmdltrcをあらかじめ作成しておく必要があります。デフォルトの出力先の場合,サブディレクトリcomtrcとmdltrcはJavaアプリケーション初回起動時に自動作成されます。 ディレクトリのパスの区切り記号には,"/"を使用してください。例えば,workディレクトリとして/temp/workを設定する場合,次のように指定します。 vbroker.orb.htc.tracePath=/temp/work |
|
(5) 記述例
java.naming.provider.url=corbaname::localhost:900 ejbserver.serverName=MyServer