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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


3.5.5 HCSC本番環境簡易セットアップで使用する定義ファイル

HCSC本番環境簡易セットアップ機能を利用してセットアップする場合,テンプレートファイルを利用して定義ファイルを作成します。また,作成した定義ファイルを変更することで,セットアップした情報を変更できます。

テンプレートファイルは次のディレクトリに格納されています。

SOAP1.1モードのテンプレートファイル
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb
SOAP1.1/1.2併用モードのテンプレートファイル(推奨モードの場合)
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb_1.1_1.2mode_v11
SOAP1.1/1.2併用モードのテンプレートファイル(V9互換モードの場合)
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb_1.1_1.2mode

HCSC本番環境簡易セットアップで使用する定義ファイルとテンプレートファイルの提供有無を次の表に示します。なお,この項では,定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目,およびHCSC本番環境簡易セットアップでデフォルト値と異なる値が設定される項目について説明します。ここで説明する以外の項目および定義ファイルの詳細については,表の「参照先マニュアル」および「参照個所」に示すマニュアル記載個所を参照してください。

表3‒37 HCSC本番環境簡易セットアップで使用する定義ファイルとテンプレートファイルの提供有無

項番

定義ファイル名

セットアップ時の作成可否

変更可否

テンプレートファイルの有無

参照先マニュアル

参照個所

SOAP1.1モード

SOAP1.1/1.2併用モード

1

Manager設定ファイル(manager.cfg)

あり

あり

アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)

8.2.9

2

運用管理エージェントプロパティファイル(adminagent.properties)

あり

あり

8.2.1

3

Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)

あり

あり

8.2.6

4

クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties)

あり

あり

4.2.3

5

クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)

あり

あり

8.2.16

6

snapshotログ一次送付対象定義ファイル(snapshotlog.conf)

なし

なし

10.2.1

7

snapshotログ二次送付対象定義ファイル(snapshotlog.2.conf)

なし

なし

10.2.1

8

サーバ定義ファイル(SOAP通信基盤)(c4websv.cfg)

あり

なし

アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引

10.2

9

共通定義ファイル(SOAP通信基盤)(c4webcom.cfg)

あり

なし

10.4

10

HCSC-Manager定義ファイル(cscmng.properties)

あり

あり

サービスプラットフォーム リファレンス

6.5.3 HCSC-Manager定義ファイル

11

HCSC-Managerコマンド共通定義ファイル(csccmd.properties)

あり

あり

6.5.2 HCSC-Managerコマンド共通定義ファイル

12

HCSCサーバ構成定義ファイル(cscsvsetup.xml)

あり

あり

6.4.2 HCSCサーバ構成定義ファイル

13

HCSCサーバセットアップ定義ファイル(cscsvsetup.properties)

あり

あり

6.4.3 HCSCサーバセットアップ定義ファイル

14

HCSCサーバランタイム定義ファイル(cscsvconfig.properties)

あり

あり

6.5.6 HCSCサーバランタイム定義ファイル

15

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル(cscurcptnconfig_id.properties)

あり

あり

6.6.2 ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル

16

サービス情報変更定義ファイル(cscadpconfig.properties)

あり

あり

6.5.10 サービス情報変更定義ファイル

17

簡易構築定義ファイル(SOA.xml)

あり

あり

アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)

4.3

18

HTTP Server定義ファイル(httpsd.conf)

×

なし

なし

HTTP Server

特定個所に該当しません。

19

cscsetupコマンド定義ファイル(cscsetup.properties)

あり

あり

サービスプラットフォーム リファレンス

6.4.1 cscsetupコマンド定義ファイル

(凡例)

◎:必ず作成します。

○:必要に応じて作成および変更します。

△:作成する必要はありません。作成しても無視されます。

×:存在するとエラーになります。削除してください。

−:変更しないでください。

あり:テンプレートファイルを提供しています。

なし:テンプレートファイルを提供していません。

注※

変更する定義ファイルと変更する情報の対応を次に示します。

変更する情報

変更する定義ファイル

注意事項

サービス情報

サービス情報変更定義ファイル(cscadpconfig.properties)

定義ファイルのファイル名は変更しないでください。

ユーザ定義受付の定義情報

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル(cscurcptnconfig_id.properties)

サーバの定義情報

簡易構築定義ファイル(SOA.xml)

定義ファイルのファイル名は変更しないでください。

構築済みの環境のSOAPモードを変更した場合の動作は保証しません。

(凡例)

−:該当なし

〈この項の構成〉

(1) 定義ファイルの説明形式

この項での定義ファイルの説明形式を次に示します。

ファイル名

定義ファイルの名称を示します。

説明

定義ファイルの説明を示します。

ファイルの格納先

定義ファイルの格納先を示します。

編集する項目

定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目を示します。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

HCSC本番環境簡易セットアップを利用してセットアップした場合に,デフォルト値と異なる値が設定される項目を示します。

注※

これらの項目の表の内容を次に示します。

カテゴリ

定義ファイルの項目をカテゴリ分けしています。

項目名

定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目,およびHCSC本番環境簡易セットアップでデフォルト値と異なる値が設定される項目の名称を示します。

<param-name>に指定する(または,指定されている)パラメタ

<param-name>タグに指定するパラメタ,または指定されているパラメタを示します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)にだけ該当します。

デフォルト値

定義ファイルのデフォルト値を示します。項目の値を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

HCSC本番環境簡易セットアップを利用してセットアップした場合に,定義ファイルに設定される値を示します。

説明

項目の説明を示します。

<param-value>に指定する内容

<param-value>タグに指定する内容を示します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)にだけ該当します。

(2) Manager設定ファイル

ファイル名

manager.cfg

説明

Management Server,運用管理エージェント,それぞれで動作するコンポーネントやコマンドに共通な設定をします。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

com.cosminexus.manager.log.dir

<Managerのインストールディレクトリ>\log

Managerのログ出力ディレクトリを指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

com.cosminexus.manager.log.compatible

true

false

Managerのログの上位互換性を指定します。

(3) 運用管理エージェントプロパティファイル

ファイル名

adminagent.properties

説明

運用管理エージェント本体に関する設定をします。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

adminagent.adapter.port

20295

20295

運用管理エージェントが使用するポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)の<host>下の<agent-port>の値と合わせる必要があります。

adminagent.snapshotlog.log_dir

<manager.cfgのcom.cosminexus.manager.log.dirで指定したディレクトリ>\snapshot

snapshotログの出力先ディレクトリを文字列で指定します。

adminagent.j2ee.watch.interval

10

10

J2EEサーバの動作確認間隔を秒単位で指定します。

adminagent.hws.watch.interval

10

10

HTTP Serverの動作確認間隔を秒単位で指定します。

adminagent.j2ee.watch.retry_count

1

1

J2EEサーバの動作確認で,動作確認処理に失敗した場合にリトライする回数を指定します。

adminagent.hws.watch.retry_count

1

1

HTTP Serverサーバの動作確認で,動作確認処理に失敗した場合にリトライする回数を指定します。

adminagent.hws.watch.start_time

0

0

HTTP Serverの起動で,起動コマンドを実行してから動作確認を開始するまでの時間を秒単位で指定します。

adminagent.j2ee.watch.timeout

60

60

J2EEサーバの動作確認で,タイムアウトするまでの時間を秒単位で指定します。

adminagent.hws.watch.timeout

60

60

HTTP Serverの動作確認で,タイムアウトするまでの時間を秒単位で指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

adminagent.adapter.allowedHosts

localhost

サーバへのアクセスを許可するホスト名またはIPアドレスを指定します。

adminagent.adapter.bind_host

localhost

運用管理エージェントとの通信で使用するホスト名またはIPアドレスを指定します。

adminagent.hws.watch.method

HEAD

OPTIONS

adminagent.hws.watch.levelで2を指定したときのHTTP Serverの動作確認用HTTPメソッドを指定します。

adminagent.snapshotlog.num_snapshots

10

4

一次資料として収集する,論理サーバごとのsnapshotログファイル数を指定します。

adminagent.snapshotlog.listfile.2.num_snapshots

10

4

二次資料として収集する,論理サーバごとのsnapshotログファイル数を指定します。

adminagent.j2ee.process.console_log.enabled

false

true

J2EEサーバのコンソール出力情報をコンソールログに出力するかどうかを指定します。

adminagent.j2ee.watch.start_time

45

7

J2EEサーバの起動で,起動コマンドを実行してから動作確認を開始するまでの時間を秒単位で指定します。

(凡例)

−:ありません。

(4) Management Server環境設定ファイル

ファイル名

mserver.properties

説明

Management Serverが使用するポート番号の設定や,障害検知時コマンドの動作を設定します。

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

Management Serverが使用するポート番号の設定

webserver.connector.ajp13.port

28009

Management Server内部通信用ポート番号を指定します。

webserver.connector.http.port

28080

Management Server接続HTTPポート番号を指定します。クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties)のcmx.connect.hostの値と,クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)のmngsvrutil.connect.hostの値と合わせる必要があります。

webserver.shutdown.port

28005

Management Server終了要求受信ポート番号を指定します。

ejbserver.naming.port

28900

28900

Management Serverが内部の管理用に使用するポート番号を指定します。

webserver.connector.http.permitted.hosts

未定義の場合:*

未設定の場合:localhost

*

Management Serverへのアクセスを許可するホストおよび運用管理エージェント稼働ホストのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

障害検知時コマンドの動作の設定

com.cosminexus.mngsvr.management.port

28099

28099

Management Serverリモート管理機能への外部接続ポート番号を指定します。

com.cosminexus.mngsvr.management.listen.port

0

0

Management Serverリモート管理機能への外部接続時に作成する,クライアント接続用のポート番号を指定します。

HCSCの動作モードの設定

ejbserver.server.edition.settingforce

Smart

Management ServerをHCSC-Managerから利用するか否かを指定します。

  • Smart

    Management ServerをHCSC-Managerから利用しない。

  • <指定なし>

    Management ServerをHCSC-Managerから利用する。

Smartが設定されるとejbserver.naming.portの設定は無視されます。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

障害検知時コマンドの動作の設定

com.cosminexus.mngsvr.management.enabled

false

true

Management Serverリモート管理機能を有効にするかどうかを指定します。

com.cosminexus.mngsvr.management.connector.enabled

false

true

Management Serverリモート管理機能への外部接続を有効にするかどうかを指定します。

com.cosminexus.mngsvr.management.host

localhost

Management Serverリモート管理機能への外部接続のホスト固定を行う場合に,ホスト名,またはIPアドレスを指定します。

java.rmi.server.hostname

localhost

Management Serverリモート管理機能への外部接続のホスト固定を行う場合に,ホスト名,またはIPアドレスを指定します。

(凡例)

−:ありません。

(5) クライアント共通設定プロパティファイル

ファイル名

cmxclient.properties

説明

Smart Composer機能で提供するコマンドの共通引数のデフォルト値を設定します。すべてのクライアントで共通のデフォルト値を設定する場合に使用します。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

cmx.apply_user

SYSTEM,Administrator

このファイルを適用するクライアントのOSのユーザIDを指定します。

cmx.connect.host

localhost:28080

共通引数の-mオプション省略時に仮定するホスト名,およびポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のwebserver.connector.http.portの値と,クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)のmngsvrutil.connect.hostの値と合わせる必要があります。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

cmx.connect.userid

admin

共通引数の-uオプション省略時に仮定するユーザIDを指定します。

cmx.connect.passwd

admin

共通引数の-pオプション省略時に仮定するパスワードを指定します。

cmx.verbose

false

true

共通引数の-verboseオプションをデフォルトにする場合はtrueを,-noverboseオプションをデフォルトにする場合はfalseを指定します。

cmx.websystem.name

SOA

次に示すコマンドの-sオプション省略時に,Webシステム名を設定します。

  • cmx_build_system

  • cmx_delete_system

  • cmx_list_model

  • cmx_list_status

  • cmx_resume_lb

(凡例)

−:ありません。

(6) クライアント側共通定義ファイル

ファイル名

mngsvrutilcl.properties

説明

mngsvrutilコマンドのオプションのデフォルト値を共通定義として設定します。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

mngsvrutil.apply_user

SYSTEM,Administrator

mngsvrutilコマンドまたはアダプタコマンドを実行する時のOSユーザで,クライアント側共通定義ファイルを適用するユーザを指定します。

mngsvrutil.connect.host

localhost:28080

mngsvrutilコマンドの-mオプションに指定するManagement Serverのホスト名,およびポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のwebserver.connector.http.portの値と,クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties)のcmx.connect.hostの値と合わせる必要があります。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

mngsvrutil.connect.password

admin

mngsvrutilコマンドの-pオプションに指定するパスワードを指定します。

mngsvrutil.connect.userid

admin

mngsvrutilコマンドの-uオプションに指定するユーザIDを指定します。

mngsvrutil.target_name

J2EEServer

mngsvrutilコマンドの-tオプションに指定する論理サーバ名またはホスト名を指定します。

(凡例)

−:ありません。

(7) snapshotログ一次送付対象定義ファイル

ファイル名

snapshotlog.conf

説明

snapshotログとして収集する一次送付資料の対象ファイルを定義します。このファイルはテンプレートファイルを提供していません。

ファイルの格納先

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

収集対象ディレクトリ

%val%

HCSC-Managerのログファイルの出力先を指定します。

cscmng.propertiesのcscmng.log.dirをカスタマイズした場合,次の2つの値を追加してください。カスタマイズしていない場合,ログファイルの出力先がすでに指定されているため,追加する必要はありません。

  • cscmng.log.dirの定義値に「/.+」を追加した値

  • cscmng.log.dirの定義値に「/mmap/.+」を追加した値

(設定例)

cscmng.log.dirがD:/Home/log/Manager/HCSCManagerの場合

  • D:/Home/log/Manager/HCSCManager/.+

  • D:/Home/log/Manager/HCSCManager/mmap/.+

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(8) snapshotログ二次送付対象定義ファイル

ファイル名

snapshotlog.2.conf

説明

snapshotログとして収集する二次送付資料の対象ファイルを定義します。このファイルはテンプレートファイルを提供していません。

ファイルの格納先

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

収集対象ディレクトリ

%val%

HCSC-Managerのバックアップファイルの出力先を指定します。

cscmng.propertiesのcscmng.backup.dirをカスタマイズした場合,次の値を追加してください。カスタマイズしていない場合,バックアップファイルの出力先がすでに指定されているため,追加する必要はありません。

  • cscmng.backup.dirの定義値に「/.+」を追加した値

(設定例)

cscmng.backup.dirがD:/Home/log/Manager/HCSCManager/backupの場合

  • D:/Home/log/Manager/HCSCManager/backup/.+

%val%

リポジトリの配置場所を指定します。

cscmng.propertiesのcscmng.repository.dirをカスタマイズした場合,次の3つの値を追加してください。カスタマイズしていない場合,リポジトリの配置場所がすでに指定されているため,追加する必要はありません。

  • cscmng.repository.dirの定義値に「/.+」を追加した値

  • cscmng.repository.dirの定義値に「/.+/.+」を追加した値

  • cscmng.repository.dirの定義値に「/.+/.+/.+」を追加した値

(設定例)

cscmng.repository.dirがD:/Home/work/Manager/HCSCManager/repositoryの場合

  • D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+

  • D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+/.+

  • D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+/.+/.+

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(9) サーバ定義ファイル(SOAP通信基盤)

ファイル名

c4websv.cfg

説明

SOAP通信基盤のサーバ側の動作に必要となる情報を設定します。

編集する項目

なし

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(10) 共通定義ファイル(SOAP通信基盤)

ファイル名

c4webcom.cfg

説明

SOAP通信基盤のサーバおよびクライアント共通の動作に必要となる情報を設定します。

編集する項目

なし

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

ログ設定

c4web.logger.aplog_error_record

NONE

ALL

異常発生時のアプリケーションログ出力の指定をします。

(11) HCSC-Manager定義ファイル

ファイル名

cscmng.properties

説明

HCSC-Managerの動作に必要となる情報を設定します。

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

リポジトリ設定

cscmng.repository.root

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\repository

リポジトリのルートディレクトリを絶対パスで指定します。

ログ設定

cscmng.log.dir

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\log\manager

ログ出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。

環境バックアップ

cscmng.envbackup.dir

カレントディレクトリ

cscenvbackupコマンドで環境をバックアップする場合,環境バックアップファイルの出力先ディレクトリを指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

HCSCサーバ運用設定

cscmng.server.HCSC.system

WebServer,PRF

HCSCシステムの管理下におく論理サーバを指定します。

(凡例)

−:ありません。

(12) HCSC-Managerコマンド共通定義ファイル

ファイル名

csccmd.properties

説明

サービスプラットフォームで使用する各コマンドのオプションのデフォルト値を設定します。

編集する項目

なし

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

コマンド共通定義

csc.all.user

admin

すべてのコマンドに共通する引数のデフォルト値を指定します。

csc.all.pass

admin

csccompoconfig共通定義

csc.compoconfig.operation

get

csc.compoconfig.csc

HCSC

csccompodeploy共通定義

csc.compodeploy.csc

HCSC

csccompostart共通定義

csc.compostart.csc

HCSC

csccompostop共通定義

csc.compostop.csc

HCSC

csccompoundeploy共通定義

csc.compoundeploy.csc

HCSC

cscrcptnstart共通定義

csc.rcptnstart.csc

HCSC

cscrcptnstop共通定義

csc.rcptnstop.csc

HCSC

cscresinfo共通定義

csc.resinfo.csc

HCSC

cscstatus共通定義

csc.status.csc

HCSC

csc.status.type

system

cscsvconfig共通定義

csc.svconfig.operation

get

csc.svconfig.csc

HCSC

cscsvstart共通定義

csc.svstart.csc

HCSC

cscsvstop共通定義

csc.svstop.csc

HCSC

csc.svstop.force

未設定

(凡例)

−:ありません。

(13) HCSCサーバ構成定義ファイル

ファイル名

cscsvsetup.xml

説明

HCSCサーバの構成情報を設定します。

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

managerの定義

<port>Managerのポート番号</port>

28099

28099

Managerのリモート管理機能への接続ポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のcom.cosminexus.mngsvr.management.portの値と合わせる必要があります。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

clusterの定義

<name>クラスタ名</name>

Cluster

クラスタ名を指定します。

managerの定義

<name>Manager名</name>

Manager

HCSC-ManagerがManagerを認識するためのHCSC-Manager独自の識別名を指定します。

<ip-address>ManagerのIPアドレス</ip-address>

localhost

Management Serverが起動しているIPアドレスを指定します。

<id>Managerの管理ユーザID</id>

admin

Management Serverの管理ユーザIDを指定します。

<password>Management Serverの管理ユーザパスワード</password>

admin

Management Serverの管理ユーザパスワードを指定します。

csc-serverの定義

<name>HCSCサーバ名</name>

HCSC

HCSCサーバ名を指定します。

<j2ee-server-name>HCSCサーバをセットアップするJ2EEサーバ名</j2ee-server-name>

J2EEServer

HCSCサーバをセットアップするJ2EEサーバ名を指定します。

<setup-properties>HCSCサーバセットアップ定義ファイル名</setup-properties>

cscsvsetup.properties

HCSCサーバセットアップ定義ファイル名を相対パス,または絶対パスで指定します。

soap-receptionの定義

<ip-address>%WebサーバのIPアドレス</ip-address>

localhost

Webサーバが起動しているIPアドレスを指定します。

<port>%Webサーバのポート番号</port>

80

Webサーバの受付ポート番号を指定します。

<protocol>プロトコル種別</protocol>

http

Webサーバの受付プロトコルを指定します。

(凡例)

−:ありません。

(14) HCSCサーバセットアップ定義ファイル

ファイル名

cscsvsetup.properties

説明

HCSCサーバのセットアップ時に設定できる内容を設定します。

編集する項目

なし

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

セットアップ構成関連

db-use

OFF

HCSCサーバでデータベースを使用するかどうかを指定します。

rm-use

OFF

HCSCサーバでReliable Messagingを使用するかどうかを指定します。

標準受付関連

request-ejb

OFF

標準の同期受付(SessionBean)を使用するかどうかを指定します。

request-soap

ON

標準の同期受付(Webサービス)を使用するかどうかを指定します。

request-jms

OFF

標準の非同期受付(MDB(WS-R))を使用するかどうかを指定します。

request-dbq

OFF

標準の非同期受付(MDB(DBキュー))を使用するかどうかを指定します。

ユーザ定義受付関連

request-userdef-soap

ON

SOAP受付を使用するかどうかを指定します。

(凡例)

−:ありません。

(15) HCSCサーバランタイム定義ファイル

ファイル名

cscsvconfig.properties

説明

セットアップ後のHCSCサーバの定義情報をHCSC-Managerから設定します。

編集する項目

なし

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

データ変換

xmltelegram-namespace-complement

ON

HCSCサーバ内を流れるXML電文に対して,XML電文内の属性値に指定された名前空間接頭辞に対応した名前空間宣言を補完するかどうかを指定します。

(凡例)

−:ありません。

(16) ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル

ファイル名

cscurcptnconfig_id.properties

説明

SOAP受付の情報を設定します。

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルを使用する際は,ファイル名を「cscurcptnconfig_<受付ID>.properties」に変更して実行してください。受付IDが「rcp1」の場合は,ファイル名を「cscurcptnconfig_rcp1.properties」に変更して実行してください。なお,変更するSOAP受付が複数存在する場合は,SOAP受付単位に複数のファイルを作成してください。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

user-defined-reception-soap.threads.maximum

10

20

SOAP受付の最大同時実行数を指定します。

user-defined-reception-soap.exclusive.threads

0

0

SOAP受付の占有スレッド数を指定します。

user-defined-reception-soap.queue-size

8192

10

SOAP受付の実行待ちキューのサイズを指定します。

注※

チューニング時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(17) サービス情報変更定義ファイル

ファイル名

cscadpconfig.properties

説明

サービスアダプタのサービス情報の変更を設定します。

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

SOAPアダプタのサービス情報

Cluster.<サービスID>.WebService.url※1

サービスアダプタ開発時の値

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

Cluster.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout※2

300

SOAP1.1モードで使用します。

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値を秒単位で指定します。

Cluster.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout※2

300

SOAP1.1/1.2併用モードで使用します。

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値を秒単位で指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※1

セットアップ時に編集する項目です。

注※2

チューニング時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(18) 簡易構築定義ファイル

ファイル名

SOA.xml

説明

Webシステムを定義します。

編集する項目

カテゴリ

<param-name>に指定するパラメタ

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

<param-value>に指定する内容

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義

mstartup.force.watchtime

60

60

論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.restartcnt

1

1

論理サーバの自動再起動回数を指定します。

mstartup.retrywait

60

60

論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。

mstartup.start.watchtime

60

60

論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.watchtime

60

60

論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/Webサーバ用定義

Listen※1

80

リクエストを受け付けるIPアドレス,およびポート番号を指定します。

ThreadsPerChild※2

40

50

サーバとして起動するスレッド数を指定します。この定義は,Windowsの場合だけ指定してください。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Server用リダイレクタ動作定義

JkLogFileDir※1

logs

ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

JkTraceLogFileDir※1

logs

保守用トレースログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/ワーカ定義

worker.default.cachesize※2

64

40

リダイレクタで再利用するワーカとのコネクション数を指定します。この定義は,Windowsの場合だけ指定してください。

worker.default.port※1

8007

ワーカのポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)のwebserver.connector.ajp13.portの値と合わせる必要があります。

worker.default.receive_timeout※2

3600

3600

通信タイムアウト値を秒単位で指定します。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Serverのログの出力定義

CustomDivideFileNum※1

8

8

分割したログファイルのファイル数を指定します。

HttpsdLogFileDir※1

logs

Webサーバの出力するログの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義

mstartup.force.watchtime

60

論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.restartcnt

1

論理サーバの自動再起動回数を指定します。

mstartup.retrywait

60

論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。

mstartup.start.watchtime

600

論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.watchtime

60

論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。

user.env.variable

未設定

サーバ起動時の環境変数を指定します。

JAVACOREDIR=%val%※1

JavaVMのスレッドダンプの出力先を指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.httpから始まるパラメタ

ejbserver.http.port※1

28008

8080

管理用サーバのポート番号を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.managementから始まるパラメタ

ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.interval

600

600

フルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値監視間隔を秒単位で指定します。

ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.threshold

10

10

フルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値となる回数を指定します。

ejbserver.management.statistics.interval

60

60

稼働情報収集間隔を秒単位で指定します。

ejbserver.management.stats_file.dir※1

<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\stats

稼働情報ファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

ejbserver.management.stats_file.num※1

7

8

稼働情報ファイルの面数を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.namingから始まるパラメタ

ejbserver.naming.port※1

900

900

J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポートを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.rmiから始まるパラメタ

ejbserver.rmi.naming.port※1

23152

23152

J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を指定します。

ejbserver.rmi.remote.listener.port※1

23550

23550

JMXクライアント(運用管理エージェント,JP1/Performance Management - Agent Option for uCosminexus Application Serverなど)による稼働情報取得時のリクエスト受付ポートを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.watchから始まるパラメタ

ejbserver.watch.defaultRequestQueue.threshold

80

80

アラートメッセージを出力するしきい値を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/vbrokerから始まるパラメタ

vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port※1

0

0

J2EEサーバ単位で設定する通信ポートを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/webserver.connectorから始まるパラメタ

webserver.connector.ajp13.max_threads※2

10

20

Webコンテナがリクエストを処理する同時実行数を指定します。

webserver.connector.ajp13.port※1

8007

8007

Webサーバとの通信に使用するポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)のworker.default.portの値と合わせる必要があります。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVM起動オプション定義

-Xms%val%※2

256m

1024m

Javaヒープの初期サイズを指定します。

-Xmx%val%※2

512m

1024m

Javaヒープの最大サイズを指定します。

-XX:MetaspaceSize=%val%※2

128m

128m

Metaspace領域の初期サイズを指定します。

-XX:MaxMetaspaceSize=%val%※2

128m

128m

Metaspace領域の最大サイズを指定します。

ejb.public.directory※1

<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\logs

J2EEサーバの作業ディレクトリを指定します。指定したディレクトリをJ2EEサーバの作業ディレクトリとしてJ2EEサーバを開始します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

ejb.server.log.directory※1

<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\logs

ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

サービスユニットの定義/PRFの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義

mstartup.force.watchtime

600

60

論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.restartcnt

1

1

論理サーバの自動再起動回数を指定します。

mstartup.retrywait

0

0

論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。

mstartup.start.watchtime

60

60

論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。

mstartup.watchtime

600

600

論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。

サービスユニットの定義/PRFの定義/PRFのコンフィグレーション定義

prfspool※1

&{cosminexus.home}/PRF/spool

PRFトレース出力ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。

ホストの定義

20295

20295

<host>下の<agent-port>※1※3に,運用管理エージェントのポート番号を指定します。運用管理エージェントプロパティファイル(adminagent.properties)のadminagent.adapter.portの値と合わせる必要があります。

(凡例)

−:ありません。

注※1

セットアップ時に編集する項目です。

注※2

チューニング時に編集する項目です。

注※3

<param-value>ではなく,表に記載されているタグに指定します。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

カテゴリ

<param-name>に指定されているパラメタ

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

<param-value>に指定する内容

Webシステムの定義

SOA

<web-system>下の<name>※1に,Webシステムを識別するための名称を指定します。

物理ティアの定義

combined-tier

<tier>下の<tier-type>※1に,物理ティアの種類を指定します。

サービスユニットの定義

Unit

<unit>下の<name>※1に,サービスユニットを識別するための名称を指定します。

localhost

<unit>下の<host-ref>※1に,ホストの定義の<name-name>に指定したホスト名,構築済みのWebシステムで定義されているホスト名,または@myhostを指定します。

combined-tier

<unit>下の<hosts-for>※1に,<host-ref>で指定したホストが属する物理ティアの種類を指定します。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義

cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>

WebServer

<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。

web-server

<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/Webサーバ用定義

KeepAliveTimeout

15

3

KeepAlive接続時の要求待ち時間を秒単位で指定します。

manager.web.send_request_method

reverseproxy

reverseproxy

推奨モード

redirector

V9互換モード

WebサーバのJ2EEサーバとの連携方法を指定します。

reverseproxyを指定した場合,リバースプロキシを使用します。

redirectorを指定した場合,リダイレクタを使用します。

ここで指定した互換モードと,連携するJ2EEサーバの互換モードが合致しない場合,リクエストをJ2EEサーバに転送できなくなり,リクエスト処理がエラーになります。連携するJ2EEサーバの互換モードにあわせて指定してください。

reverseproxyを指定し,かつSetByパラメタにitemを指定した場合,設定の配布時にマニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.10.4 リバースプロキシを設定するパラメタ」に記載のパラメタが有効になります。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Server用リダイレクタ動作定義

JkMount

/* [J2EEサーバ名](combined-tierとhttp-tierの場合)

/* default

HTTP Serverへのリクエストで,どのURLパターンがWebコンテナに転送されるかを指定します。

J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/ワーカ定義

worker.default.type

ajp13

ワーカのタイプを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。

worker.default.host

localhost

ワーカのホスト名,またはIPアドレスを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。

worker.list

default

ワーカ名のリストを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。

サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Serverのログの出力定義

HttpsdErrorMethod

Div

Wrap

エラーログの出力方式を指定します。

HttpsdRequestMethod

Div

Wrap

リクエストログの出力方式を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義

cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>

J2EEServer

<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。

j2ee-server

<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義

mstartup.no

80

一括起動時のサーバの起動順序を整数で指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.extから始まるパラメタ

ejbserver.ext.method_observation.interval

10

業務アプリケーション実行時間監視機能を使用するかどうかを指定します。また,動作中のリクエスト処理がタイムアウトしていないかを監視する時間間隔,タイムアウトしたリクエスト(メソッド)をキャンセルする時間間隔を秒単位で指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.jndiから始まるパラメタ

ejbserver.jndi.global.enabled

true

false

アプリケーション開始時に,ネーミングサービスに対してPortable Global JNDI名でオブジェクトを登録するかどうかを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.managerから始まるパラメタ

ejbserver.manager.agent.MEventAgent.enabled

true

false

Managementイベント発行機能を有効にするかどうかを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.rmiから始まるパラメタ

ejbserver.rmi.naming.host

localhost

マルチホームドホスト環境で,J2EEサーバがサービスプロバイダとして使用するRMIレジストリのホスト名,またはIPアドレスを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.serverから始まるパラメタ

ejbserver.server.threaddump.filenum

256

4

J2EEサーバが障害を検知して自発的にスレッドダンプを出力する場合の,スレッドダンプのファイル数の上限を指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/managerから始まるパラメタ

manager.j2ee.compat

none

none

推奨モード

V9

V9互換モード

J2EEサーバの互換モードを指定します。HCSCサーバが前提とする互換モードは,推奨モードとV9互換モードです。

設定後に値を変更する場合は,事前に「cjsetup -d」コマンドで,J2EEサーバの環境を削除します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/webserver.connectorから始まるパラメタ

webserver.connector.ajp13.bind_host

localhost

Webサーバ連携で使用するIPアドレス,またはホスト名を指定します。

webserver.connector.nio_http.max_threads

100

20

J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最大値を1〜2,147,483,647の整数で指定します。

webserver.connector.nio_http.min_threads

10

20

J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最小値を1〜2,147,483,647の整数で指定します。※2

webserver.connector.nio_http.max_connections

1024

20

J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,Webクライアントとの最大接続数を1〜2,147,483,647の整数で指定します。

なお,有効な最大値は,実行するプラットフォームに依存します。

webserver.connector.nio_http.max_servlet_execute_threads

100

20

J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,WebコンテナがNIO HTTPサーバを介して同期サーブレットを実行する際の,Webコンテナ全体の最大同時実行スレッド数を1〜2,147,483,647の整数で指定します。※3

webserver.connector.nio_http.port

8008

8008

J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバが使用するポート番号を1〜65,535の整数で指定します。

なお,すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号や,確保されていないポート番号は指定できません。これらを指定した場合は,メッセージを出力して,J2EEサーバが起動されません。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVM起動オプション定義

add.jvm.arg

+

-XX:%val%HitachiCommaVerboseGCに,拡張verbosegc情報の出力形式を指定します。

+

-XX:%val%HitachiUseExplicitMemoryに,明示管理ヒープ機能を使用するかどうかを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVMシステムプロパティ

ejbserver.container.security.disabled

false

true

Enterprise Beanのアクセス制御機能を有効にするかどうかを指定します。

ejbserver.ctm.enabled

true

false

CTM機能を使用するかどうかを指定します。

ejbserver.rmi.stateless.unique_id.enabled

false

true

Stateless Session Beanのremoveメソッドの呼び出しに対して,呼び出しを不要とするかどうかを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/J2EEコンテナの拡張パラメタ

add.class.path

&lt;cosminexus.home&gt;\c4web\lib\hitsaaj.jar

(SOAP1.1モードの場合)

通信基盤として,SOAP通信基盤を指定します。

&lt;cosminexus.home&gt;\jaxws\lib\cjjaxws.jar

(SOAP1.1/1.2併用モードの場合)

通信基盤として,JAX-WSエンジンを指定します。

サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/SecurityManager

use.security

true

false

J2EEサーバの起動オプションにSecurityManagerを使用するかどうかを指定します。

サービスユニットの定義/PRFの定義

cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>

PRF

<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。

performance-tracer

<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。

サービスユニットの定義/PRFの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義

mstartup.no

0

0

一括起動時のサーバの起動順序を指定します。

サービスユニットの定義/PRFの定義/PRFのコンフィグレーション定義

PrfTraceLevel

STANDARD

00030000

パフォーマンストレーサのトレース取得レベルを指定します。

ホストの定義

localhost

<host>下の<host-name>※1に,ホストを識別するための名称またはIPアドレスを指定します。

<host-name>で指定した値

localhost

<host>下の<agent-host>※1に,運用管理エージェントのホスト名またはIPアドレスを指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※1

<param-value>ではなく,表に記載されているタグに指定します。

注※2

指定値は,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最大値(webserver.connector.nio_http.max_threadsパラメタの指定値)以下である必要があります。これを超える値を指定するとメッセージKDJE39010-Wが出力され,処理スレッド数の最大値が最小値として設定されます。

なお,有効な最大値は,実行するプラットフォームに依存します。

注※3

指定値は,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最大値(webserver.connector.nio_http.max_threadsパラメタの指定値)以下である必要があります。これを超える値を指定するとメッセージKDJE39010-Wが出力され,処理スレッド数の最大値がWebコンテナ全体の最大同時実行スレッド数として設定されます。

なお,このパラメタで制御できる最大同時実行スレッド数には,同期サーブレット以外の実行スレッド(非同期サーブレットの実行スレッドや非同期I/O APIによるコールバックスレッドなど)は含みません。これらも含めたすべての処理スレッドの最大値は,webserver.connector.nio_http.max_threadsパラメタで指定します。

(19) HTTP Server定義ファイル

ファイル名

httpsd.conf

説明

HTTP Serverの動作に必要となる情報を設定します。なお,HCSC本番環境簡易セットアップ機能でセットアップしたあと,HTTP Serverを起動する前に,必要に応じてファイルを直接変更してください。

ファイルの格納先

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\httpsd\servers\HWS_WebServer\conf

編集する項目

カテゴリ

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

Webサーバへの接続を許可するホスト

<Location %val%>

/

特定のURLで示す場所へのリクエストについて,ディレクティブを定義する場合に指定します。

Order %val%

deny,allow

AllowディレクティブとDenyディレクティブの指定の評価の順序を指定します。

Deny from %val%

all

Webサーバへアクセスできるクライアントを制限する場合に指定します。

Allow from %val%

localhost

Webサーバへアクセスできるクライアントを制限する場合に指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※

セットアップ時に編集する項目です。

デフォルト値と異なる値が設定される項目

なし

(20) cscsetupコマンド定義ファイル

ファイル名

cscsetup.properties

説明

cscsetupコマンドの動作に必要となる情報を設定します。この定義ファイルは,UNIXの場合だけ有効になります。

編集する項目

項目名

デフォルト値

HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値

説明

owner※1※2

スーパーユーザ

Component Container管理者で設定するオーナーを指定します。

group※1※2

スーパーユーザ

Component Container管理者で設定するグループを指定します。

(凡例)

−:ありません。

注※1

セットアップ時に編集する項目です。

注※2

ownerおよびgroupの値を指定しない場合は,次に示す情報でセットアップおよびアンセットアップを実行します。

表3‒38 ownerおよびgroupの値を指定しない場合の設定値

OS

ファイルオーナー

グループ名

Linux

root

root

AIX

root

system