次のリソースアダプタについて設定操作ができます。

• データベースと接続するための設定（DB Connectorを使用する場合）
• データベース上のキューと接続するための設定（DB Connector for Cosminexus RMおよびCosminexus RMを使用する場合）
• そのほかのリソースと接続するための設定（ほかのリソースアダプタを使用する場合）

J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用するリソースアダプタの設定に必要な作業は次のとおりです。

• リソースアダプタのインポート
  Server Plug-in環境にあるリソースアダプタ，またはJ2EEサーバが稼働するホストにあるリソースアダプタをインポートします。
  
• リソースアダプタのプロパティ定義
• リソースアダプタのデプロイ
• J2EEリソースアダプタの接続テスト
• J2EEリソースアダプタの開始
• J2EEリソースアダプタの停止
• リソースアダプタの削除
• J2EEリソースアダプタのエクスポート

また，必要に応じてJ2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用するリソースアダプタのConnector属性をインポートおよびエクスポートします。

データベース上のキューと接続するための設定（DB Connector for Cosminexus RMおよびCosminexus RMを使用する場合）については，マニュアル「Cosminexus Reliable Messaging」を参照してください。

Server Plug-inを使用したJ2EEリソースの管理（GUI）の機能と，サーバ管理コマンド（CUI）の対応を次の表に示します。

表14-1　Server Plug-inを使用したJ2EEリソースの管理の機能とサーバ管理コマンドの対応

機能		対応するコマンド	参照先
リソースアダプタのインポート	Server Plug-in環境にあるリソースアダプタ	cjimportres	14.2.1
	J2EEサーバ環境にあるリソースアダプタ		14.2.2
リソースアダプタのプロパティ定義		cjgetresprop，cjsetresprop または cjgetrarprop，cjsetrarprop	14.3
リソースアダプタのデプロイ		cjdeployrar	14.4
J2EEリソースアダプタの接続テスト		cjtestres	14.5
J2EEリソースアダプタの開始		cjstartrar	14.6.1
J2EEリソースアダプタの停止		cjstoprar	14.6.2
リソースアダプタの削除		cjundeployrar， cjdeleteres	14.7
J2EEリソースアダプタのエクスポート		cjexportrar	14.8
J2EEリソースアダプタの状態表示※1		（cjlistrar）	11.2
リソースアダプタの一覧表示※2		（cjlistres）	11.2
Connector属性のインポートとエクスポート		cjgetresprop，cjsetresprop または cjgetrarprop，cjsetrarprop	14.9

（凡例）　（　）：類似機能に対応するサーバ管理コマンド（CUI）

注※1　［表示の更新］操作を実行すると，［サーバー・エクスプローラー］ビューの［J2EEリソース・アダプター］フォルダ内の［＜J2EEリソースアダプタ名＞］に，デプロイされているリソースアダプタの状態が表示されます。

注※2　［サーバー・エクスプローラー］ビューの［J2EEリソース・アダプター］フォルダ内の［リソース・アダプター］フォルダに，インポートされている［＜リソースアダプタ名＞］が表示されています。

［サーバー・エクスプローラー］ビューについては，「11.1.3　サーバー・エクスプローラーの構成」を参照してください。

J2EEリソースアダプタの設定の注意事項については，サーバ管理コマンドによるJ2EEリソースの設定（「4.　リソースアダプタの設定」）を参照してください。