Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


7.10 ボリュームの状態を変更する

ボリュームの状態を変更します。ボリュームのシュレッディングの実行前にボリュームを閉塞状態にしたり、シュレッディングを停止したあとのボリュームを正常状態にしたりします。

実行権限

ストレージ管理者(プロビジョニング)

リクエストライン

PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ldevs/<オブジェクトID>/actions/change-status/invoke

このAPIはPOSTメソッドでも実行できます。

リクエストメッセージ

オブジェクトID
ボリュームの情報取得で取得したldevIdの値を指定します。

属性

説明

ldevId

int

(必須)LDEV番号を10進数で指定します。

クエリパラメータ
なし。
ボディ
ボリュームを閉塞状態に変更する場合のコード例を次に示します。
{
  "parameters": {
    "status": "blk"
  }
}

属性

説明

status

string

(必須)ボリュームの状態

指定できる値を次に示します。

blk :ボリュームを閉塞状態にする

nml :ボリュームを正常状態にする

レスポンスメッセージ

ボディ

ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。

属性

説明

affectedResources

状態を変更したボリュームのURL

Actionテンプレート

GET <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ldevs/<オブジェクトID>/actions/change-status

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードの意味を次に示します。そのほかのステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

ステータスコード

メッセージ

説明

412

Precondition Failed

ボリュームが次のどれかの条件を満たすため、指定されたアクションを実行できません。

  • Quorum ディスクとして使用されている
  • システムディスクとして使用されている
  • プールボリュームとして使用されている
  • Volume Migrationで使用されている
  • 次のどれかのペアボリュームとして使用されている

    • ShadowImage
    • Thin Image
    • Copy-on-Write Snapshot
    • TrueCopy
    • Universal Replicator
    • global-active device

コード例

Actionテンプレートを取得する場合

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/ldevs/100/actions/change-status

Actionテンプレートを取得してリクエストを実行する場合

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/ldevs/100/actions/change-status/invoke