Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


7.4 ボリュームの情報を取得する

複数のLDEVの情報を取得します。LDEVの開始番号や個数を指定して連続した情報を取得したり、LDEVの条件(属性)やリソースグループで絞り込んだ情報を取得したりできます。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

GET <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ldevs

リクエストメッセージ

オブジェクトID
なし。
クエリパラメータ

指定した条件で実行結果をフィルタリングしたり、ボリュームの詳細な情報を追加で取得したりできます。

  • 実行結果をフィルタリングする場合

    取得するLDEVの情報はデフォルトで100個、countパラメータを指定することで16,384個まで取得できます。ldevOptionパラメータやpoolIdパラメータを指定して取得するLDEVの情報が16,384個より多い場合、16,385個以上の情報はheadLdevIdパラメータを使用して取得してください。

    ヒント

    フィルタリングされたリソースのうち、アクセス権限があるリソースだけが取得できます。

    例えば、countパラメータに10を指定した場合、すべてのLDEVにアクセス権限があれば10個のLDEVの情報が取得されます。特定のLDEVにだけアクセス権限がある場合は、アクセス権限があるLDEVの情報だけが取得されます。

    重要

    ストレージシステムがVSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合、このAPIは、同時実行数に注意が必要です。詳細については、「リトライ処理の組み込み」を参照してください。

    同時に指定できるクエリパラメータについては、指定できるクエリパラメータの組み合わせの表を参照してください。

    パラメータ

    フィルタ条件

    count

    int

    (任意)取得するLDEVの情報の個数を116384の値で指定します。

    省略した場合、100個のLDEVの情報を取得します。

    headLdevId

    int

    (任意)情報取得を開始するLDEV番号を10進数で指定します。

    指定したLDEV番号から昇順に情報を取得します。

    省略した場合、0が指定されます。

    ldevOption

    string

    (任意)情報を取得するLDEVの条件

    条件として入力できる値を次に示します。

    • defined

      実装されたLDEVの情報を取得する

    • undefined

      未実装のLDEVの情報を取得する

    • dpVolume

      DPボリュームの情報を取得する

    • luMapped

      LUパスが定義されているLDEVの情報を取得する

    • luUnmapped

      LUパスが定義されていないLDEVの情報を取得する

    • externalVolume

      外部ボリュームの情報を取得する

    省略した場合、すべての種類のLDEVの情報を取得します。

    poolId

    int

    (任意)プール番号

    指定したプールに関連するLDEVの情報を取得します。

    ldevOptionパラメータと組み合わせて指定すると、次の情報を取得します。

    • ldevOptionパラメータにdpVolumeを指定した場合:

      指定したプールに関連する、DPボリュームの情報を取得します。

    • ldevOptionパラメータにluMappedを指定した場合:

      指定したプールに関連する、LUパスが定義されているLDEVの情報を取得します。

    • ldevOptionパラメータにluUnmappedを指定した場合:

      指定したプールに関連する、LUパスが定義されていないLDEVの情報を取得します。

    ldevOptionパラメータを指定しないで、このパラメータを指定した場合、プールを構成するボリューム(プールボリューム)の情報を取得します。

    ldevOptionパラメータにdefinedまたはundefinedを指定している場合、このパラメータは指定できません。

    resourceGroupId

    int

    (任意)情報を取得するLDEVが属するリソースグループID

    journalId

    int

    (任意)情報を取得するLDEVが属するジャーナルID

    parityGroupId

    string

    (任意)情報を取得するLDEVが属するパリティグループID

    分散パリティグループの場合も同様に指定します。

    1-3-1、1-3-2、および1-3-3の分散パリティグループの場合、次のように指定します。

    parityGroupId=1-3

    指定できるクエリパラメータの組み合わせの表を次に示します。

    パラメータ

    count

    headLdevId

    ldevOption

    poolId

    resourceGroupId

    journalId

    parityGroupId

    count

    headLdevId

    ×

    ×

    ×

    ×

    ldevOption

    ×

    ×

    poolId

    ×

    ×

    ×

    resourceGroupId

    ×

    journalId

    ×

    ×

    ×

    ×

    parityGroupId

    ×

    ×

    ×

    ×

    注※ ldevOptionパラメータの値にdefinedundefinedexternalVolumeを指定している場合、このパラメータは指定できません。

  • 詳細情報を追加して取得する場合

    パラメータ

    説明

    detailInfoType

    string

    (任意)取得する詳細情報のタイプ

    このパラメータは、実行結果をフィルタリングするパラメータと組み合わせて使うこともできます。

    指定できる値を次に示します。複数指定する場合は、コンマで区切ります。

    • FMC

      ドライブタイプがSSD(FMC)のパリティグループに属しているLDEVについて、容量拡張の詳細な情報を追加します。

    • externalVolume

      外部ボリュームの詳細な情報を追加します。

    • virtualSerialNumber

      仮想ストレージマシンの詳細な情報を追加します。

    • savingInfo

      容量削減機能(dedupe and compression)の詳細な情報を追加します。

      ストレージシステムがVSP 5000 シリーズVSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900VSP G1000VSP G1500またはVSP F1500の場合に指定できます。VSP G1000VSP G1500またはVSP F1500の場合は、マイクロコードのバージョンが80-06-40-XX/XX以降である必要があります。

    • class

      ストレージシステムのキャッシュからの付加情報を追加します。

      ストレージシステムがVSP 5000 シリーズVSP E シリーズVSP Gx00 モデルVSP G1000VSP G1500VSP Fx00 モデルVSP F1500Virtual Storage PlatformHUS VMの場合に指定できます。VSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合、SVP と連携する構成のときに指定できます。

      最新の情報を取得する場合、事前にストレージシステムの構成情報のキャッシュを更新するAPI を実行する必要があります。詳細については、「ストレージシステムの構成情報のキャッシュを更新する」の説明を参照してください。

      LDEV 作成の直後にクエリパラメータldevOptiondefinedを同時に指定して実行した場合、ボリュームの状態が未実装のものとして出力されることがあります。この場合は、しばらく待ってから再実行するか、ストレージシステムの構成情報のキャッシュを更新するAPIを実行したあとで再度実行してください。

    • qos

      QoSの設定情報を追加します。

      ストレージシステムがVSP 5000 シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に指定できます。

クエリパラメータの指定例を場合ごとに次に示します。

LDEV番号1234から、LDEVの情報を30個取得する場合
?headLdevId=1234&count=30
リソースグループ番号5に属する実装されているLDEVの情報を昇順に30個取得する場合
?ldevOption=defined&count=30&resourceGroupId=5
リソースグループ番号5に属するLDEVのうち、プール番号7のプールに関連する、DPボリュームの情報を30個取得する場合
?ldevOption=dpVolume&poolId=7&count=30&resourceGroupId=5 
容量拡張の詳細な情報を付加したLDEVの情報を30個取得する場合
?detailInfoType=FMC&count=30
ボディ
なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
{
  "data": [
    {
      "ldevId": 0,
      "clprId": 0,
      "emulationType": "OPEN-V-CVS",
      "byteFormatCapacity": "1.00 G",
      "blockCapacity": 2097152,
      "numOfPorts": 2,
      "ports": [
        {
          "portId": "CL1-A",
          "hostGroupNumber": 0,
          "hostGroupName": "1A-G00",
          "lun": 1
        },
        {
          "portId": "CL2-A",
          "hostGroupNumber": 0,
          "hostGroupName": "2A-G00",
          "lun": 1
        }
      ],
      "attributes": [
        "CVS",
        "HDP"
      ],
      "label": "JH-26216_DP",
      "status": "NML",
      "mpBladeId": 2,
      "ssid": "0012",
      "poolId": 63,
      "numOfUsedBlock": 86016,
      "isFullAllocationEnabled": false,
      "resourceGroupId": 0,
      "dataReductionStatus": "ENABLED",
      "dataReductionMode": "compression_deduplication",
      "dataReductionProcessMode" : "post_process",
      "isAluaEnabled": false
    },
    {
      "ldevId": 1,
      "clprId": 0,
      "emulationType": "OPEN-V-CVS",
      "byteFormatCapacity": "1.00 G",
      "blockCapacity": 2097152,
      "numOfPorts": 2,
      "ports": [
        {
          "portId": "CL1-A",
          "hostGroupNumber": 0,
          "hostGroupName": "1A-G00",
          "lun": 2
        },
        {
          "portId": "CL2-A",
          "hostGroupNumber": 0,
          "hostGroupName": "2A-G00",
          "lun": 2
        }
      ],
      "attributes": [
        "CVS",
        "HDP"
      ],
      "label": "JH-26216_DP",
      "status": "NML",
      "mpBladeId": 0,
      "ssid": "0012",
      "poolId": 63,
      "numOfUsedBlock": 0,
      "isFullAllocationEnabled": false,
      "resourceGroupId": 0,
      "dataReductionStatus": "DISABLED",
      "dataReductionMode": "disabled",
      "isAluaEnabled": false
    }
  ]
}

LDEV未実装の場合

属性

説明

ldevId

int

LDEV番号

virtualLdevId

int

仮想LDEV番号

仮想LDEV番号が設定されていない場合、65534(FF:FE)が表示されます。

global-active deviceの予約属性が設定されている場合、65535(FF:FF)が表示されます。

emulationType

string

NOT DEFINED(LDEV未実装を示す値)が表示されます。

ssid

string

SSID

設定されている場合にだけ表示されます。

resourceGroupId

int

所属するリソースグループのリソースグループID

内部ボリュームの場合

属性

説明

ldevId

int

LDEV番号

virtualLdevId

int

仮想LDEV番号

仮想LDEV番号が設定されていない場合、65534(FF:FE)が表示されます。

global-active deviceの予約属性が設定されている場合、65535(FF:FF)が表示されます。

clprId

int

CLPR番号

emulationType

string

LDEVのエミュレーションタイプ、またはLDEVの状態が次の値で表示されます。

  • NOT DEFINED:LDEV未実装
  • DEFINING:LDEV作成中
  • REMOVING:LDEV削除中

byteFormatCapacity

string

LDEVの容量

小数第2位まで表示されます。

blockCapacity

long

LDEVのブロック数

numOfPorts

int

LDEVへのパスが定義されているポートの数

Namespaceが設定されているLDEVの場合は0が表示されます。

ports

object[]

LDEVへのパスが定義されているポートに関する次の属性が表示されます。

Namespaceが設定されているLDEVの場合は表示されません。

  • portId(string)

    ポート番号

  • hostGroupNumber(int)

    ホストグループ番号

  • hostGroupName(string)

    ホストグループ名

    ホストグループ名は16文字までしか取得できません。16文字を超えるホストグループ名を取得するには、ホストグループまたはiSCSIターゲットの情報を取得するAPIを実行してください。

  • lun(int)

    LUN

composingPoolId

int

LDEVが構成要素となっているプールのプールID

attributes

string[]

LDEV属性

次の属性が表示されます。

  • CMD:コマンドデバイス(メインフレームのコマンドデバイスは含まれません)
  • CLUN:Cache LUN(DCR)
  • CVS:CVSボリューム
  • ALUNVolume Migrationボリューム
  • ELUN:外部ボリューム
  • OLG:OpenLDEV Guardボリューム
  • VVOL:仮想ボリューム
  • HORC:リモートコピー(TrueCopyTrueCopy for MainframeUniversal ReplicatorUniversal Replicator for Mainframe)のペアボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • MRCFShadowImageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • HTIThin Imageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • JNL:ジャーナルボリューム
  • HDPHDPボリュームまたはDynamic Provisioning for Mainframeのボリューム
  • HDTHDTボリューム
  • POOL:プールボリューム
  • QRD:Quorumディスク
  • ENCD:暗号化ディスク
  • SYSD:システムディスク
  • TSE:FCSEで使用するHDPボリューム
  • GADglobal-active deviceのボリューム
  • T10PI:T10 PI属性が有効なボリューム
  • RCMD:リモートコマンドデバイス

raidLevel

string

RAIDレベル

raidType

string

ドライブの構成

numOfParityGroups

int

LDEVが属するパリティグループの数

parityGroupIds

string[]

LDEVが属するパリティグループ

driveType

string

LDEVを構成するドライブのドライブタイプコード

driveByteFormatCapacity

string

LDEVを構成するドライブの容量

小数第2位まで表示されます。

driveBlockCapacity

long

LDEVを構成するドライブのブロック数

label

string

LDEVのラベル

status

string

LDEVのステータス

  • NML:正常状態
  • BLK:閉塞状態
  • BSY:状態遷移中
  • Unknown:状態不明(未サポート)

operationType

string

現在操作中の作業

  • FMT:フォーマット中
  • QFMT:クイックフォーマット中
  • CCOPY:コレクションコピー中
  • CACCS:コレクションアクセス中
  • SHRD:シュレッディング中
  • ZPD:ページ解放中
  • SHRPL:プールからの削除中
  • RLC:プールの再配置中
  • RBL:プールのリバランス中

preparingOperationProgressRate

int

フォーマット中またはシュレッディング中の場合の進捗

上記以外の場合は100が表示されます。

mpBladeId

int

MPブレードID

ssid

string

SSID

設定されている場合にだけ表示されます。

resourceGroupId

int

所属するリソースグループのリソースグループID

isAluaEnabled

boolean

ALUAの設定が有効かどうか

  • true:有効
  • false:無効

namespaceId

string

Namespace ID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNamespaceが設定されている場合に表示されます。

nvmSubsystemId

string

NVMサブシステムID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNVMサブシステムが設定されている場合に表示されます。

外部ボリュームの場合

属性

説明

ldevId

int

LDEV番号

virtualLdevId

int

仮想LDEV番号

仮想LDEV番号が設定されていない場合、65534(FF:FE)が表示されます。

global-active deviceの予約属性が設定されている場合、65535(FF:FF)が表示されます。

clprId

int

CLPR番号

emulationType

string

LDEVのエミュレーションタイプ、またはLDEVの状態が次の値で表示されます。

  • NOT DEFINED:LDEV未実装
  • DEFINING:LDEV作成中
  • REMOVING:LDEV削除中

byteFormatCapacity

string

LDEVの容量

小数第2位まで表示されます。

blockCapacity

long

LDEVのブロック数

numOfPorts

int

LDEVへのパスが定義されているポートの数

Namespaceが設定されているLDEVの場合は0が表示されます。

ports

object[]

LDEVへのパスが定義されているポートに関する次の属性が表示されます。

Namespaceが設定されているLDEVの場合は表示されません。

  • portId(string)

    ポート番号

  • hostGroupNumber(int)

    ホストグループ番号

  • hostGroupName(string)

    ホストグループ名

    ホストグループ名は16文字までしか取得できません。16文字を超えるホストグループ名を取得するには、ホストグループまたはiSCSIターゲットの情報を取得するAPIを実行してください。

  • lun(int)

    LUN

composingPoolId

int

LDEVが構成要素となっているプールのプールID

attributes

string[]

LDEV属性

次の属性が表示されます。

  • CMD:コマンドデバイス(メインフレームのコマンドデバイスは含まれません)
  • CLUN:Cache LUN(DCR)
  • CVS:CVSボリューム
  • ALUN:Volume Migrationボリューム
  • ELUN:外部ボリューム
  • OLG:OpenLDEV Guardボリューム
  • VVOL:仮想ボリューム
  • HORC:リモートコピー(TrueCopyTrueCopy for MainframeUniversal ReplicatorUniversal Replicator for Mainframe)のペアボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • MRCFShadowImageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • HTIThin Imageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • JNL:ジャーナルボリューム
  • HDPHDPボリュームまたはDynamic Provisioning for Mainframeのボリューム
  • HDTHDTボリューム
  • POOL:プールボリューム
  • QRD:Quorumディスク
  • ENCD:暗号化ディスク
  • SYSD:システムディスク
  • TSE:FCSEで使用するHDPボリューム
  • GADglobal-active deviceのボリューム
  • MG:データマイグレーション用のボリューム

label

string

LDEVのラベル

status

string

LDEVのステータス

  • NML:正常状態
  • BLK:閉塞状態
  • BSY:状態遷移中
  • Unknown:状態不明(未サポート)

operationType

string

現在操作中の作業

  • FMT:フォーマット中
  • QFMT:クイックフォーマット中
  • CCOPY:コレクションコピー中
  • CACCS:コレクションアクセス中
  • SHRD:シュレッディング中
  • ZPD:ページ解放中
  • SHRPL:プールからの削除中
  • RLC:プールの再配置中
  • RBL:プールのリバランス中

preparingOperationProgressRate

int

フォーマット中またはシュレッディング中の場合の進捗

上記以外の場合は100が表示されます。

mpBladeId

int

MPブレードID

ssid

string

SSID

設定されている場合にだけ表示されます。

resourceGroupId

int

所属するリソースグループのリソースグループID

externalVendorId

string

外部ボリュームのSCSI情報内のVENDOR情報

externalProductId

string

Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能で接続されたストレージシステム

externalVolumeId

string

外部ボリュームのSCSI情報内のデバイス識別情報(16進数表示)

externalVolumeIdString

string

外部ボリュームのSCSI情報内のデバイス識別情報(アスキー表示)

numOfExternalPorts

int

交替パス数

externalPorts

object[]

定義されている交替パスに関する次の属性が表示されます。

  • portId(string)

    ポート番号

  • hostGroupNumber(int)

    現在使用されていない属性です。常に0が表示されます。

  • lun(int)

    LUN

  • wwn(string)

    WWN

quorumDiskId

int

QuorumディスクのID

外部ボリュームがglobal-active deviceのQuorumディスクの場合に表示されます。

quorumStorageSerialNumber

string

Quorumディスクの装置番号

外部ボリュームがglobal-active deviceのQuorumディスクの場合に表示されます。

quorumStorageTypeId

string

Quorumディスクの装置識別用ID

外部ボリュームがglobal-active deviceのQuorumディスクの場合に表示されます。

R6Universal Storage Platform V/VM

R7Virtual Storage Platform

R8VSP G1000VSP G1500VSP F1500

R9VSP 5000 シリーズ

M7HUS VM

M8VSP E シリーズVSP Gx00 モデルVSP Fx00 モデル

isAluaEnabled

boolean

ALUAの設定が有効かどうか

  • true:有効
  • false:無効

namespaceId

string

Namespace ID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNamespaceが設定されている場合に表示されます。

nvmSubsystemId

string

NVMサブシステムID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNVMサブシステムが設定されている場合に表示されます。

仮想ボリュームの場合

属性

説明

ldevId

int

LDEV番号

virtualLdevId

int

仮想LDEV番号

仮想LDEV番号が設定されていない場合、65534(FF:FE)が表示されます。

global-active deviceの予約属性が設定されている場合、65535(FF:FF)が表示されます。

clprId

int

CLPR番号

emulationType

string

LDEVのエミュレーションタイプ、またはLDEVの状態が次の値で表示されます。

  • NOT DEFINED:LDEV未実装
  • DEFINING:LDEV作成中
  • REMOVING:LDEV削除中

byteFormatCapacity

string

LDEVの容量

小数第2位まで表示されます。

blockCapacity

long

LDEVのブロック数

numOfPorts

int

LDEVへのパスが定義されているポートの数

Namespaceが設定されているLDEVの場合は0が表示されます。

ports

object[]

LDEVへのパスが定義されているポートに関する次の属性が表示されます。

Namespaceが設定されているLDEVの場合は表示されません。

  • portId(string)

    ポート番号

  • hostGroupNumber(int)

    ホストグループ番号

  • hostGroupName(string)

    ホストグループ名

    ホストグループ名は16文字までしか取得できません。16文字を超えるホストグループ名を取得するには、ホストグループまたはiSCSIターゲットの情報を取得するAPIを実行してください。

  • lun(int)

    LUN

attributes

string[]

LDEV属性

次の属性が表示されます。

  • CMD:コマンドデバイス(メインフレームのコマンドデバイスは含まれません)
  • CLUN:Cache LUN(DCR)
  • CVS:CVSボリューム
  • ALUNVolume Migrationボリューム
  • ELUN:外部ボリューム
  • OLG:OpenLDEV Guardボリューム
  • VVOL:仮想ボリューム
  • HORC:リモートコピー(TrueCopyTrueCopy for MainframeUniversal ReplicatorUniversal Replicator for Mainframe)のペアボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • MRCFShadowImageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • HTIThin Imageボリューム(P-VOLまたはS-VOL)
  • JNL:ジャーナルボリューム
  • HDPHDPボリュームまたはDynamic Provisioning for Mainframeのボリューム
  • HDTHDTボリューム
  • POOL:プールボリューム
  • QRD:Quorumディスク
  • ENCD:暗号化ディスク
  • SYSD:システムディスク
  • TSE:FCSEで使用するHDPボリューム
  • GADglobal-active deviceのボリューム
  • DSD重複排除用システムデータボリューム(フィンガープリント)、または重複排除用システムデータボリューム
  • DS:重複排除用システムデータボリューム(データストア)
  • MG:データマイグレーション用のボリューム

label

string

LDEVのラベル

status

string

LDEVのステータス

  • NML:正常状態
  • BLK:閉塞状態
  • BSY:状態遷移中
  • Unknown:状態不明(未サポート)

operationType

string

現在操作中の作業

  • FMT:フォーマット中
  • QFMT:クイックフォーマット中
  • CCOPY:コレクションコピー中
  • CACCS:コレクションアクセス中
  • SHRD:シュレッディング中
  • ZPD:ページ解放中
  • SHRPL:プールからの削除中
  • RLC:プールの再配置中
  • RBL:プールのリバランス中

preparingOperationProgressRate

int

フォーマット中またはシュレッディング中の場合の進捗

上記以外の場合は100が表示されます。

mpBladeId

int

MPブレードID

ssid

string

SSID

設定されている場合にだけ表示されます。

poolId

int

LDEVが関連づけられているプールのプールID

  • DPボリュームの場合:関連づけられているDPプールのプールID
  • Thin Image用の仮想ボリュームの場合:スナップショットデータが作成されているプールのプールID

numOfUsedBlock

long

プール内で使用しているブロック数

ページ予約が有効に設定されているブロック数が含まれます。

resourceGroupId

int

所属するリソースグループのリソースグループID

snapshotPoolId

int

スナップショットデータが作成されているプールのプールID

LDEVがThin ImageペアのS-VOL、かつHDPボリュームの場合に表示されます。

isRelocationEnabled

boolean

再配置設定の状態

  • true:再配置が有効
  • false:再配置が停止状態

tierLevel

string

再配置で使用する階層割り当てポリシー

  • all:すべての階層を使用して再配置する(レベル0)
  • 15:階層割り当てポリシー(レベル1~レベル5)に従って再配置する
  • 631:階層割り当てポリシー(カスタムポリシー)に従って再配置する

usedCapacityPerTierLevel1

long

階層1に割り当てられている容量(MB)

usedCapacityPerTierLevel2

long

階層2に割り当てられている容量(MB)

usedCapacityPerTierLevel3

long

階層3に割り当てられている容量(MB)

tierLevelForNewPageAllocation

string

新規割り当てページの階層

  • H:上位の階層に割り当てる(High)
  • M:中間の階層に割り当てる(Middle)
  • L:下位の階層に割り当てる(Low)

tier1AllocationRateMin

int

設定されている階層ポリシーの階層1の最小容量

tier1AllocationRateMax

int

設定されている階層ポリシーの階層1の最大容量

tier3AllocationRateMin

int

設定されている階層ポリシーの階層3の最小容量

tier3AllocationRateMax

int

設定されている階層ポリシーの階層3の最大容量

fullAllocationCapacity

long

ページ予約が有効に設定されている容量(MB)

isFullAllocationEnabled

boolean

ページ予約の設定が有効かどうか

  • true:ページ予約の設定が有効
  • false:ページ予約の設定が無効

dataReductionMode

string

容量削減機能(dedupe and compression)が有効かどうか
  • compression:容量削減機能(圧縮)が有効
  • compression_deduplication:容量削減機能(圧縮および重複排除)が有効
  • disabled:容量削減機能(圧縮および重複排除)が無効

dataReductionProcessMode

string

容量削減のモード

  • post_process:ポストプロセス方式
  • inline:インライン方式

容量削減機能が有効なボリュームの場合に表示されます。

dataReductionStatus

string

容量削減機能の状態
  • ENABLED:容量削減機能が有効
  • DISABLED:容量削減機能が無効
  • ENABLING:容量削減機能を有効化中
  • REHYDRATING:容量削減機能を無効化中
  • DELETING:容量削減機能が有効なボリュームを削除中
  • FAILED:容量削減機能の有効化に失敗

dataReductionProgressRate

int

容量削減機能の状態の進捗率(%)

dataReductionStatus属性が次の場合に表示されます。

ENABLINGREHYDRATINGDELETING

isAluaEnabled

boolean

ALUAの設定が有効かどうか

  • true:有効
  • false:無効

namespaceId

string

Namespace ID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNamespaceが設定されている場合に表示されます。

nvmSubsystemId

string

NVMサブシステムID

VSP 5000 シリーズで、LDEVにNVMサブシステムが設定されている場合に表示されます。

Thin ImageのP-VOLの場合

内部ボリュームの場合の属性に加えて、次に示す属性が取得されます。

属性

説明

usedCapacityForSnapshot

long

Thin ImageのP-VOLのスナップショット使用量(MB)

プールから割り当てているスナップショットの容量のうち、データとして使用している容量が表示されます。

スナップショットツリーのルートボリュームの場合、ルートボリュームのスナップショット使用量です。

usedTotalCapacityForSnapshot

long

ルートボリュームが使用するプールから割り当てている全スナップショットの使用量(MB)

VSP 5000 シリーズの場合に表示されます。

Thin Imageのルートボリュームの場合に表示されます。

ストレージシステムが生成するメタデータやガベージデータの容量を含みます。

garbageDataCapacityForSnapshot

 

long

スナップショットガベージデータ量(MB)

VSP 5000 シリーズの場合に表示されます。

Thin Imageのルートボリュームかつ、スナップショットガベージデータの削除処理が実行中ではない場合に表示されます。

1MB未満の場合は切り上げられます。

deletingGarbageDataStatusForSnapshot

string

スナップショットガベージデータの削除処理状態

VSP 5000 シリーズの場合に表示されます。

Thin Imageのルートボリュームの場合に表示されます。

  • PROCESSING:削除処理が実行中
  • STOPPING:削除処理を停止中
  • NONE:削除処理が実行中ではない

deletingGarbageDataProgressRateForSnapshot

int

スナップショットガベージデータ削除処理の進捗率(%)

VSP 5000 シリーズの場合に表示されます。

Thin Imageのルートボリュームかつ、スナップショットガベージデータ削除処理が実行中の場合に表示されます。

ボリュームが属するパリティグループのドライブタイプがSSD(FMC)の場合

クエリパラメータでdetailInfoTypeFMCを指定して実行すると、容量拡張の詳細情報も取得されます。

{
  "data": [
    {
      "ldevId": 280,
      ...
      ...
      "isExpandedSpaceUsed": true
    }
  ]
}

属性

説明

isExpandedSpaceUsed

boolean

LDEVが拡張領域を使用しているかどうか

  • true:拡張領域を使用している
  • false:物理領域を使用している

外部ボリュームの場合

クエリパラメータでdetailInfoTypeexternalVolumeを指定して実行すると、外部ボリュームの詳細情報も取得されます。

属性

説明

externalStorageSerialNumber

string

Universal Volume Managerの外部ストレージ接続機能で接続されたストレージシステムのシリアル番号

クエリパラメータでdetailInfoTypevirtualSerialNumberを指定して実行すると、仮想ストレージマシンの詳細情報も取得されます。

属性

説明

virtualSerialNumber

string

仮想ストレージマシンのシリアル番号

virtualModel

string

仮想ストレージマシンのモデル名

クエリパラメータでdetailInfoTypesavingInfoを指定して実行すると、容量削減機能が有効なボリュームの容量削減機能についての詳細情報も取得されます。

{
  "data": [
    {
      "ldevId": 12,
      ...
      ...
      "dataReductionTotalSavingRatio": "2.44",
      "isDataReductionTotalSavingBlockAvailable": true,
      "dataReductionTotalSavingBlock": 13878844,
      "dataReductionSavingBlockCompression": 12134812,
      "dataReductionSavingBlockDeduplication": 808078,
      "dataReductionSavingBlockReclaim": 1076144,
      "dataReductionSystemBlock": 140190,
      "dataReductionPreUsedBlock": 23489911,
      "dataReductionPoolBlock": 9611067
    }
  ]

属性

説明

dataReductionTotalSavingRatio

string

容量削減機能により削減されたボリューム容量の比率

削減後の容量を1とした場合の削減前の容量の割合が表示されます。

isDataReductionTotalSavingBlockAvailable

boolean

容量の削減効果があるかどうか

  • true:ある

    trueの場合、dataReductionTotalSavingBlock属性に値が表示されます。

  • false:ない(削減後に容量が増加している場合など)

dataReductionTotalSavingBlock

long

容量削減機能により削減されたブロック数の合計

isDataReductionTotalSavingBlockAvailable属性がtrueの場合に表示されます。

ゼロデータの削減量や、ストレージシステムが生成するメタデータやガベージデータの容量を含みます。

dataReductionSavingBlockCompression

long

容量削減機能(圧縮)により削減されたブロック数

ストレージシステムが生成するメタデータやガベージデータは含まれません。

dataReductionSavingBlockDeduplication

long

容量削減機能(重複排除)により削減されたブロック数

ストレージシステムが生成するメタデータやガベージデータは含まれません。

dataReductionSavingBlockReclaim

long

容量削減機能(固定パターン排除)により削減されたブロック数

ストレージシステムが生成するメタデータやガベージデータは含まれません。

dataReductionSystemBlock

long

容量削減機能で使用しているシステムデータ(メタデータおよびガベージデータ)のブロック数の合計

重複排除用システムデータボリュームのメタデータおよびガベージデータは含まれません。

dataReductionPreUsedBlock

long

削減前のブロック数

dataReductionPoolBlock

long

ボリュームが使用しているプールボリュームのブロック数

クエリパラメータでdetailInfoTypeclassを指定して実行すると、ストレージシステムのキャッシュからの付加情報も取得されます。

属性

説明

isDataDirectMapping

boolean

データダイレクトマップ属性が設定されているかどうか

  • true:設定されている
  • false:設定されていない

dataDirectMappingLdevId

int

データダイレクトマップで対応付けられたボリュームのLDEV番号

データダイレクトマップで対応付けられたボリュームがある場合に、LDEV番号が出力されます。

isDataDirectMapping属性の値がtrueの場合に出力されます。

  • HDPボリュームの場合:プールボリュームのLDEV番号
  • プールボリュームの場合:HDPボリュームのLDEV番号

データダイレクトマップで対応付けられたボリュームがない場合、無効な値を示す-1が出力されます。

slotSize

long

スロットサイズ(KB)

cacheResidencyMode

string

キャッシュ常駐のモード

  • Bind mode:バインドモード
  • Priority mode:優先モード
  • Unknown:状態不明(未サポート)
  • None:なし

VSP G1000VSP G1500VSP F1500Virtual Storage PlatformHUS VM以外の場合は常にUnknownが出力されます。

readOnly

boolean

現在使用されていない属性です。

常にfalseが出力されます。

usedCapacity

long

DPボリュームの使用量(KB)

DPボリュームの場合に出力されます。

ページ予約されている容量を含んだ使用量が出力されます。

relocationPriority

string

再配置プライオリティ

HDTボリュームの場合に出力されます。

  • Default:優先度を設定しない
  • Prioritized:階層再配置を実行するときに優先的にデータを再配置する

conglomerateLunDevice

string

ボリュームがALUかSLUか

  • ALU
  • SLU
  • Unknown:状態不明(未サポート)

commandDevice

object

コマンドデバイスに関する属性

ボリュームがコマンドデバイスとして使用されている場合に出力されます。

  • isSecurityEnabled(boolean)

    コマンドデバイスのセキュリティの設定が有効かどうか

    • true:有効
    • false:無効
  • isUserAuthenticationEnabled(boolean)

    コマンドデバイスのユーザ認証の設定が有効かどうか

    • true:有効
    • false:無効
  • isDeviceGroupDefinitionEnabled(boolean)

    コマンドデバイスのデバイスグループ情報認証の設定が有効かどうか

    • true:有効
    • false:無効

externalDriveTypeName

string

外部ボリュームのドライブ種別の名称

  • SAS
  • SATA
  • BD
  • SSD
  • SCM
  • Unknown:状態不明(未サポート)

情報が取得できない場合、Unknownが出力されます。

guardStatuses

string[]

ボリュームへのアクセス属性

  • Read/Write:すべてのホストから読み書きができる
  • Read Only:すべてのホストから読み取りができるが、書き込みができない
  • Protect:すべてのホストから読み書きができない
  • S-VOL Disable:副VOL拒否
  • Invisible:Invisible mode(SCSIコマンド拒否)
  • Zero Read Capacity:Zero Read Capacity mode(SCSIコマンド0応答)
  • Unknown:状態不明

クエリパラメータでdetailInfoTypeqosを指定して実行すると、QoSの設定情報も取得されます。

属性

説明

qos

object

QoSの設定情報

設定されている場合に出力されます。

  • upperIops(long)

    IOPSの上限値

  • upperTransferRate(int)

    1秒あたりのデータ転送量の上限値(MB)

  • upperAlertAllowableTime(int)

    IOPSおよび1秒あたりのデータ転送量の上限値を継続して超過した場合にアラートを通知するまでの時間(秒)

  • upperAlertTime(ISO8601string)

    IOPSおよび1秒あたりのデータ転送量の上限値を継続して超過した場合にアラートを通知した最終時刻(UTC)

    YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で出力されます。

  • lowerIops(long)

    IOPSの下限値

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • lowerTransferRate(int)

    1秒あたりのデータ転送量の下限値(MB)

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • lowerAlertAllowableTime(int)

    IOPSおよび1秒あたりのデータ転送量の下限値を継続して未達の場合にアラートを通知するまでの時間(秒)

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • lowerAlertTime(ISO8601string)

    IOPSおよびデータ転送量の下限値を継続して未達の場合にアラートを通知した最終時刻(UTC)

    YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で出力されます。

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • responsePriority(int)

    I/O処理の優先度

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • targetResponseTime(int)

    優先度(responsePriority)に対応する、応答時間の目標値(ミリ秒)

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • responseAlertAllowableTime(int)

    応答時間の目標値を継続して未達成の場合にアラートを通知するまでの時間(秒)

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

  • responseAlertTime(ISO8601string)

    応答時間の目標値を継続して未達成の場合にアラートを通知した最終時刻(UTC)

    YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ形式で出力されます。

    VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET "https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/ldevs?headLdevId=0&count=2"