付録E.2 ストレージシステムの構成情報のキャッシュを更新する
ストレージシステムの構成情報のキャッシュを最新の状態に更新します。
リソースの構成変更などの操作をしたあとに、リソースの情報を取得する場合の手順を次に示します。
- 「付加情報の取得について」の説明で記載しているリソースの構成変更をするAPIを実行する。
- ストレージシステムの構成情報のキャッシュを更新するAPIを実行する。
キャッシュ情報の更新処理には最短で10秒程度の時間が掛かります。ストレージシステムの利用状況によっては、このAPIの応答が返るまでに最長で20分程度の時間が掛かります。ほかにも構成変更の操作が複数実行されているような場合は、このAPIの応答が返るまでに時間が掛かることがあります。
対象のリソースをロックしてからこのAPIを実行することをお勧めします。
- メモ
-
構成変更の操作件数やLDEVなどのリソースの数によっては、このAPIの実行に失敗することがあります。この場合、HTTPステータスコード503が返ります。そのときは、しばらく待ってから再度リクエストを実行してください。
- 構成変更したリソースの情報を取得するAPIを実行する。
実行権限
ストレージ管理者(参照)
リクエストライン
PUT <ベースURL>/v1/<ストレージデバイスID>/services/storage-cache-service/actions/refresh/invoke
このAPIはPOSTメソッドでも実行できます。
リクエストメッセージ
- オブジェクトID
- なし。
- クエリパラメータ
- なし。
- ボディ
- なし。
レスポンスメッセージ
- ボディ
- なし。
Actionテンプレート
なし。
ステータスコード
この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。
コード例
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/900000012345/services/storage-cache-service/actions/refresh/invoke -d ""