Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


3.10 セッションを生成する

セッションを生成して、REST APIサーバでセッション管理を行います。1ストレージシステム当たり、最大64セッションを生成できます。最大セッション数を超えるとHTTPステータスコード(503)が返ります。この場合は、しばらくしてから再度リクエストを実行してください。
メモ

リモートコピーの場合、リモートストレージシステム側で生成するセッションのaliveTime属性には60秒以上となる値を指定してください。 60秒未満を指定した場合、リモートストレージシステムのセッションタイムアウトにより、リクエストの実行が失敗することがあります。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

POST <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/sessions

リクエストメッセージ

オブジェクトID
なし。
クエリパラメータ
なし。
ボディ

セッションタイムアウトまでの時間を指定する場合のコード例を次に示します。

{
  "aliveTime": 5
}

属性

説明

aliveTime

long

(任意)セッションタイムアウトまでの時間(秒)

1300の値を指定します。

省略した場合、300が指定されたと見なされます。

authenticationTimeout

long

(任意)認証処理でのタイムアウトまでの時間(秒)

外部認証サーバでユーザ認証している場合に指定します。

ストレージシステムがVSP 5000 シリーズVSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に指定できます。

ストレージシステムの外部認証の設定に合わせて変更してください。

1900の値を指定します。

省略した場合、120が指定されたと見なされます。

注※:実際にセッションタイムアウトするまでの時間は、指定した時間よりも最大で5秒長くなることがあります。

レスポンスメッセージ

ボディ
{
  "token": "b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3",
  "sessionId": 3
}

属性

説明

sessionId

int

セッションID

セッションを管理するためのIDです。

token

string

トークン

リクエストの発行元が特定のユーザであることを識別するための情報です。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -u rest-test:rest-api -X POST https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/sessions/ -d ""