Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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9.9.3 クラスタ環境でデータベースをリストアする(Windows)

クラスタ構成となっているWindowsの管理サーバで,データベースをリストアします。

データベースのリストアは,実行系ノードで操作します。

事前に完了しておく操作

クラスタ環境でデータベースをリストアする手順を次に示します。

注意
Compute Systems Managerと同じ管理サーバにインストールされているDevice ManagerがTuning Managerとリモート接続している場合は,Tuning Managerサーバがインストールされているマシンで,Tuning Managerをいったん停止しておく必要があります。データベースのリストアが完了したあと,Tuning Managerを再開させてください。
Tuning Managerを停止および起動する方法については,インストールされているTuning Managerに対応するバージョンのマニュアルを参照してください。

  1. 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /soff /r グループ名
  2. 次のコマンドを実行して,データベースをリストアします。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\bin\hcmds64db /restore バックアップファイル /type ALL
    restorehcmds64backupsコマンドで取得したデータベースのバックアップファイル(backup.hdb)を絶対パスで指定します。共有ディスクに保存したものを使用してください。
  3. 次のコマンドを実行して,Compute Systems Managerのクラスタ運用を開始します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /son /r グループ名
  4. GUIでCompute Systems Managerのタスクの状態を確認します。
    完了していない,またはエラーになっているタスクがあれば,必要に応じてタスクを再作成するか,実行スケジュールを変更してください。
  5. Device ManagerがTuning Managerとリモート接続していた場合は,データベースのリストアによって設定が初期化されるため,再設定します。

関連項目

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