Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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9.9.4 クラスタ環境でデータベースをリストアする(Red Hat Enterprise Linux)

クラスタ構成となっているRed Hat Enterprise Linuxの管理サーバで,データベースをリストアします。

データベースのリストアは,実行系ノードで操作します。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

クラスタ環境でデータベースをリストアする手順を次に示します。

  1. クラスタ管理アプリケーションのグループが,実行系ノードに移動していることを確認します。
    グループが待機系ノードに移動している場合は,実行系ノードに移動します。
  2. 次のコマンドを実行して,データベースをリストアします。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64db -restore バックアップファイル -type ALL

    restore
    hcmds64backupsコマンドで取得したデータベースのバックアップファイル(backup.hdb)を絶対パスで指定します。共有ディスクに保存したものを使用してください。
  3. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64srv -stop
  4. クラスタ管理アプリケーションのグループから削除したサービスを再登録します。
  5. クラスタ管理アプリケーションで,実行系ノードを選択してクラスタ運用を開始します。
  6. GUIで,Compute Systems Managerのタスクの状態を確認します。
    完了していない,またはエラーになっているタスクがあれば,必要に応じてタスクを再作成するか,実行スケジュールを変更してください。

関連項目

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