Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

9.8.1 Compute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止する（Windows）

クラスタ構成となっているWindowsの管理サーバで，クラスタ環境を設定するためにCompute Systems Managerのクラスタ運用を一時停止します。

クラスタでの運用を一時停止するには，次のコマンドを実行します。

コマンドは，次のどちらかの方法で実行できます。

インストールメディアから実行する
＜Compute Systems Managerのインストールメディア＞\HCS\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /soff /r ＜グループ名＞

Hitachi Command Suite製品のインストールディレクトリから実行する
＜Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ＞\ClusterSetup\hcmds64clustersrvstate /soff /r ＜グループ名＞

soff

クラスタ管理アプリケーションのグループに登録されている，Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにし，フェールオーバーを抑止するためのオプションです。

r

Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスが登録されているグループ名を指定します。グループ名に次の文字が含まれる場合は，グループ名を引用符（"）で囲んで指定してください。

半角スペース , ; =

Compute Systems Managerを含むHitachi Command Suite製品のサービスが登録されているグループがオフラインになり，フェールオーバーが抑止されます。

関連項目

9.1 クラスタを使用するための環境設定と運用とは

9.2 クラスタを運用するために使用するCompute Systems Managerのサービス

[目次] [前へ] [次へ]